農業・食料再生で熱いバトル、共産党主催の「農業シンポ」
22日、県の農業総合センターで開かれた党県委員会主催の「日本農業の再生を考える」シンポジウムには、会場いっぱいの250人が参加者でうめつくされました。
シンポジストは、JA福島中央会農業対策部長中島精一さん、県生協連会長熊谷純一さん、(有)みずほ郡山ライスセンター代表取締役柳田勝さん、そして、党参議院議員紙智子さんの4人。コーディネーターは党県国政対策委員長宮本しづえさんでした。
JAの中島さんは、「減反を推進している側の中島です」などと自己紹介し、会場を沸かせながらも、農も協の現状など発言。生協の熊谷さんは中国からの輸入餃子事件の当事者だったこともあって私も興味をもって聞きました。
柳田さんは、60haも米を作っているが、田んぼがあちこちに散らばっているので、水の管理は大変。日本は大規模農業は合わないと指摘。複合経営だからなんとかやっているが、米価下落で大変厳しいと。 紙参議院議員は、党が3月に発表した「農業再生プラン」の中身で発言しました。
参加者からは、「減反をやれと大豆を奨励しているが、中通り地方は粘土質で合わない。適地適材を考え、飼料用米などをもっと奨励すべき」との意見に、私も「そのとおり」と思わず声をかけてしまいました。
こんなやりとりをする中で、最後にシンポジストからも「農業・食料の再生のために頑張ります」との決意が披露されて大きな拍手に包まれました。