市後援会で「県政・市政ムダづかい探検ツアー」 JAL徹退で福島空港の閉鎖も視野に
6日(日)は、市後援会が企画した「県政・市政ムダづかい探検ツアー」を行いました。今回で3回目です。
第1回目は、ちょうど10年前の98年5月で、福島空港滑走路と空港公園、トラハイ、未来博予定地、三春ダムなどを見ました。第2回目は、小名浜東港のケーソン建設現場をみました。
【ここは、幅員7mもある市の農道です】
今回は、第1回目とほほ同じく福島空港や空港公園、未来博跡地とムシテックワールド、トラハイ工事現場、市が建設し県も負担している農業用道路などをみてきました。夜は、暑気払いを兼ねてアサヒビール園で乾杯! 暑い1日にぴったりの組み合わせでした。
ところで、このツアーの3日後に、まさか福島空港に就航しているJAL(日本航空)が、航空燃料の高騰や経営難を理由に、来年2月1日から事実上「徹退」するとは誰が予想したでしょうか。
9日は6月議会の最終日、午前中に各会派へ観光交流局長から知らされました。観光交流局は、今年4月に創設されたばかりです。JALが撤退すれば大阪便と沖縄便がなくなり、残りは全日空(ANA)の大阪便と札幌便、そしてソウル便の3路線だけ。
【県のホームページより】
福島空港は今年3月20日に開港15周年を迎えたばかりですが、99年の70万人をピークに50万人を割り込むなど搭乗率低迷に歯止めがかからない"超低空飛行"で、毎年約5億円の赤字を出しています。
私たちは、数年前から福島空港を「閉鎖すべき」、「クローズせよ」と県に提案してきました。今度のJAL撤退は、県が決断する絶好の機会です。もともと地方空港を各県につくったこと自体、無理があったのですから。
閉鎖後の活用については、今年から法政大学のパイロット養成で空港の一部を貸しているので、この際、そこに任せるとか、他にも活用の仕方はいくらでも。太陽光発電の基地にしてはと言う人も・・・。