今出ダム建設、ついに中止
【県のパンフレットから】
今月3日、県土木部は、今出ダムの建設を中止し、千五沢ダムに洪水調整施設(約50億円)と、下流の狭さく部の河川改修で対応するとの方針を発表しました。
これによって、当初予定していた約500億円以上ものダム建設は避けられるという、大きな成果をえました。
今出ダムは、96(H8)年に県が農林省から農業用水の見込み減となった千五沢ダムを買い取り、利水と治水を兼ね備えた2ダム1事業の多目的ダムとして計画したものでした。
しかし、利水の方は、昨年関係市町村で中止することを決定。それを受けて、治水対策の方策をどうするかを土木部が検討してきました。
須賀川市議会や郡山市議会の党議員がそれぞれただし、県議会では私が「今出ダムは中止すべき。治水は、ダムでなく河川改修などで対応を」と質してきました。こうした一連の追及が実を結んだものです。