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130年前に初めて「県会」が開かれた西蓮寺で                       「県議会基本条例案」の審議

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 3日の総務委員会に付託された「福島県議会基本条例」案の審議は、県庁内から場所を移し、福島市内にある西蓮寺(さいれんじ)で行われました。

 西蓮寺は、130年前の6月(明治11年)に、本堂を仮議場として県会(現在の県議会)が初めて開催されたお寺です。ここで民会規則も制定されました。実際には、現在のお寺の西側路地あたりだった(写真のプレートで説明)そうですが、県会が開かれた3年後に市内の大火で消失してしまったとか。

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 福島県は、自由民権運動発祥の地で、明治初期に全国に先駆け最初に県会を開いたという歴史と伝統があります。国会はその12年後に開かれたとそうです。

 こうしたゆかりの場所で、条例案を検討してきた委員と、総務委員との議員同士で、条例制定の意義や盛り込まれた内容について質疑応答を行いました。私からは、佐藤会長と宮川議員に質問しました。

 議員基本条例は、昨年の県議会改革の一環として検討してきたものです。三重県に続き全国2番目の制定とか。

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 この条例は、「県議会における最高規範として」扱われます。したがって今後、議員はこの条例に照らしてどうかが、常に問われてくることになるのです。

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