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太田農水大臣が辞任。当然ですが・・・

 19日、太田農水大臣が、汚染米問題の責任をとって辞任しました。当然のことです。しかし、MA米の汚染米を知っていながら流通させた農水省自身の責任、問題発生の徹底解明、被害を受けた中小業者や販売店などへの救済措置をとるべきです。辞任したあとは一切知らん顔、では済まされません。

 「消費者がやかましい」とか「人体に影響ないからじたばたしない」との発言で大臣の資格はないと思っていましたが、こういう大臣を任命したのは福田首相でした。この方もすでに辞任表明しています。

 もう1つ忘れてならないのは、太田農水大臣秘書の事務所費問題。これはどうなったのでしょうか。

 それにしても、農林水産省そのものの体質が問われます。安部内閣時の松岡大臣は、何とか還元水で自殺に追い込まれ、バンソウコウの赤木大臣、出身農業共済をめぐる汚職問題の遠藤大臣、若林大臣も献金疑惑、そして太田大臣も。自民党農政の腐敗、癒着構造の根深かさは相当なものです。

 その一方で、農家には小泉改革で「米改革」を実行し、主食の米まで市場まかせにし米の値段を暴落させ、MA米を77万トンも輸入しておいて国内農家に減反を押しつけています。

 今回、中国餃子事件の5倍ものメタミドホスが検出された汚染米が、高齢者や子どもたちも食べさられていたことにぞっとしましたが、食の安全を軽視し、規制緩和で国の責任をはずし、米の流通・販売に誰もが参入できるしくみをつくったのは自公政権です。

 国民の側から厳しい審判を下すために、この秋にも行われる総選挙で共産党へぜひたくさんのお力をお貸しください。

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