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会計検査院から不正経理の指摘を受け                         07年度普通会計決算審査は「延期」に

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 28日から本庁審査に入った県議会の決算審査特別委員会(わが党は藤川県議が委員)が、「審査の先送り」を決定しました。

 これは、去る18日に国の会計検査院から、県の土木部と農水部における国庫補助事業の事務費で約3,300万円不正経理があったと指摘され、19日に本県を含む12道府県で15億円の不正経理があったと公表されたことに関連しても対応です。

 本県は、土木と農林で3,300万円あったとされ、知事は27日の記者会見で、「07年度分についても、県独自に全部局を対象に調査する」と述べました。

 28日は、企業会計決算審査に続き普通会計の全体審査に入ったばかり。普通会計決算審査の冒頭で、総務部長が陳謝し、「11月中をめどにまとめたい」旨を説明しました。

 一方、決算審査の理事会(わが党は入れず)は、土木と農林の決算を除いて審査をすすめる方針でしたが、他の複数の委員から「県の調査が終わった段階で審査に入るのがスジ」との意見が出され、理事会の協議の結果、「先送りする」ことに決定され、これが了承されました。

 予定されていた今週の本庁審査と来週の出先審査もキャンセルとなりました。議会の対応としては当然です。

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