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郡山九条の会 品川正治さん講演会に300人

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 15日は、郡山九条の会3周年記念・郡山医療生協9条の会4周年記念として、品川正治さんを招いて講演会を開きました。会場はイスが足りなくなるほどの盛況で、約300人が集いました。

 品川さんは、経済同友会の終身幹事です。「戦争、人間、そして憲法九条」のテーマで1時間半以上にわたり、前半はご自分の戦争体験と憲法9条への思い、後半は、アメリカ型の雇用・経済政策から日本型の雇用・経済へなどの経済政策について話をされました。

 印象的だったのは、「人間の目」で物事をみることの大切さを強調されたこと。世界で起きているさまざまな問題も、紛争や経済問題も、“人間の目”でみれば、どうすべきかが自ずと見えてくるはずだと。

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【講演を終えた品川正治さんとともに】

 品川さんは、最初に『新憲法』草案を目にした時の感激を、次のように話されました。
「大学生の時に招集され、中国で終戦を迎えようやく日本の港に帰国。上陸するまで2日間船に留め置かれたが、その船内で見つけた3月8日付けの新聞に、憲法草案が発表されていた。

 それをみなの前で読むようにいわれ読んだが、第九条のところで涙で読めなくなった。みんなで号泣した」といいます。これで、本当に日本は戦争を二度としない、武器も持たない。当時の国民の偽らざる気持ちがちゃんと書いてあったからだと・・・。ぜひ、このことを忘れないてほしいと呼びかけました。

 それを「“押しつけ憲法”という人たちはどういう立場の人なのか、誰なのか、よく見てほしい」とも。実は、品川さんが戦争体験を話すようになったのは、70代後半になってからといいます。現在、私の父と同じ84歳です。

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