県下農業者大会~MA米輸入中止などの議案採択
【受賞者を代表して、農業を守る決意を述べる郡山市農業委員会の川崎委員長】
6日、今年も福島市のパルセいいざかで県農業委員の大会が開かれ、来賓として出席しました。郡山市農業委員会は、団体の部で最優秀の表彰を受けました。
今年の討議議題は、大きく2つ。その1つに、MA米の輸入中止を求める項目がありました。会場からの発言でも、二本松の農業委員(共産党推薦)が、「これを高く評価する」と発言。
「99年の国会で、中林議員(共産)にMA米は義務ではないと大臣が認めた」ことも紹介し、「全国農業会議所会長でもある太田豊秋会長には、MA米中止で引き続き頑張ってほしい」とエールを送りました。
太田会長も「国際的な約束ごとなので難しい面もあるが」としながら、「自民党が政権に入っていない細川内閣で決めた」(昨年まで太田会長は、自民党参院議員だった)ものと述べ、発言に答えました。
さらに、西郷村の農業委員は、農産物の価格保障について発言。わが党の農業政策と一致する提案です。
その一方で、来賓挨拶に立った県内選出の自民党、民主党国会議員の挨拶は総選挙を意識してか、自民党の参院議員は「食の安全に関する提案に民主党が賛成してくれない」とこぼし、民主党衆院議員は「太田会長には、県議時代には自民党県議として大変お世話になりました」などとお礼を述べたり?
マルチ商法の企業の監査役をしていた問題が取りざたされている民主党参院議員には、会場からざわめきと拍手が入り混じっていました。
農業政策においてもそうですが、かつては自民党だった民主党議員を眼前でみていると、自民、民主にほとんど違いがないことをあらためて実感します。