母親連絡会が県交渉
26日、母親連絡会が、今年須賀川市で開かれた県母親大会での要望項目をまとめ、県と交渉しました。
女性をめぐるさまざまな問題のテーマ別に開かれた分科会の要望は、多方面にわたりますが、この日の要望事項では、特に母子家庭への児童扶養手当てが改悪され、その申請事務手続きが複雑になったことから、現状がどうなっているのか質問があり、その資料があとで届きました。
県の調査によれば、今年8月までの再申請をまだ行っていない家庭が県内で108人いることがわかりました。県も申請手続きの簡素化を国に要望しているとのことでしたが、それにしても2つも3つも仕事を掛け持ちして働きづめ状態の母子世帯が、こうした手続きを見逃すことは少し考えれば予想できるはず。
行政側としても申請待ちでなく、きめ細やかな対応で制度の活用を図れるようにすべきです。