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混合型血管奇形を難病指定に                         郡山に住む患者の両親が医療講演会を開催 

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【講演に先立ち、挨拶される会の福島県支部長紺野さん】

 昨年12月県議会に提出された、「混合型血管奇形の難病指定を求める」意見書は、全会一致で採択されました。全国では岐阜、福岡に次ぐ3番目の採択とのことです。

 この請願を提出したのは、郡山に住む母親の紺野さんです。娘さんが、この病気を発病したのは、小2のときだそうですが、国の難病に指定されていないことから、難病指定を求めてこの会の県支部長となり、夫と自ら署名運動をしながら理解を広める活動に取り組んでいます。

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       【血管腫奇形の治療方法など、講演する佐々木医師】

 18日には、この会のよびかけで医療講演会を開きました。紺野さん夫婦の娘さんの主治である医佐々木了(さとる)医師が、血管腫・血管奇形について映像を使って詳しく講演されましたが、私も初めてこの病気の内容を知りました。

 佐々木医師は、KKR札幌医療センター斗南病院の形成外科医です。北大医学部卒業後、米国の大学に留学し形成外科を学ばれてきた方です。

 お話では、手術をしなくても、レーザー治療や、硬化治療という薬物を投入する方法など、さまざまな治療方法があることがわかりました。いずれにしても、母親の胎内で奇形になるらしく、幼児期に治療を始めることが肝心とのことです。

 会場には、別の患者の親や、難病連の役員の方、県外の方など大勢参加されていました。

 この病気を含め、まだまだ難病に指定されていない病気がありますが、患者の声を聞いて、政府が速やかな対策をとるべきだと思います。

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日本共産党岡山市議会議員河田正一です。三穂田町産廃阻止運動について教えてください。

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