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議長へプルサーマル計画受け入れのための議論をしないこと」を申し入れ

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【遠藤議長へ申し入れ。右は渡部副議長】

 立地4町が昨日、プルサーマル計画を受け入れることを決定し、来週には県議会に要請にくると報道されています。
 
 私たち県議団は29日、議長に対し、プルサーマル計画の受け入れるための議論を再開しないことを求めました。

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 その主な理由は、MOX燃料を使用することによる危険が極めて大きくなることです。財政が厳しいからなどという立地町の都合だjけでこれを導入するような問題ではありません。

 また、02年8月に発覚した検査データ改ざん事件以降の取り組みについても東電を評価していますが、この間の重大なトラブル隠しが次々と発覚していますし、柏崎刈羽原発の地震災害では、何度指摘されても活断層などを過小評価してきたなど、東電の体質が変わったとはとても言えません。

 一般的には、「議論ぐらいはいいのでは」と思うかもしれませんが、立地町の要請を受けて議論するということは「受け入れ」を前提に議論することは明白です。

 なぜ、立地町が突然、プルサーマルをOKしたのか。これは今年3月までにプルサーマルを受け入れれば、国が県へ約60億円もの原発交付金を出し、立地町にも配分されるという国の誘導策があるからです。

 県民の安全・安心を金で買われてはたまりません。大きな世論をまき起こしましょう。

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