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原発立地4町、県と県議会にプルサーマル議論再開要請で来庁

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【原発立地4町協議会を代表し、遠藤富岡町長が要請内容を説明】

 9日は、中小企業の融資枠を610億円まで拡大するための臨時議会が開かれました。これについては、全会一致で採択となりました。

 一方、夕方、原発立地4町が、プルサーマル導入の議論再開を求め、県知事や県議会議長はじめ各会派要請で来庁し、マスコミが注目しました。

 知事は、「慎重の上にも慎重で考える」、議長は、「議論再開をするかしないから検討していく」とコメント。

 私たち共産党への要請は、なぜか一番最後でしたが、ここにも10数名の要請団とともに、マスコミも大勢つめかけました。

 私からは、「なぜ今の時期なのか」、「町の財政問題と関係あるのか」、「県議会にいつまでに結論を出してほしいと考えているのか」など尋ねてみましたが、「カネの問題とは関係ない。結論の時期は決めていない」と述べ、「安全・安心の東電の取り組みを評価している。われわれも勉強して確信した」と強調。

 私が、双葉町長に「率直にいうが、財政が困難というのであれば、県の財政支援の別の方法はある」と水を向けましたが、町長は否定。ある町の議長は、「カネの問題は全く関係ない」と声高に答えました。

 しかし、1-3の老朽原発で格段に危険なプルサーマルを実施して、万一事故が起きたら立地町ばかりでなく、県民全体に被害が及ぶのです。もっと、広く県民の意見を聞くことが必要です。議論再開をしないよう、県民各層からも働きかけをお願いします。

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