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ベトナム人実習生の会社が突然倒産!

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          【7/3~生活環境部の質問に立つ私】

 先週、中島村にある衣料会社のベトナム人9人の実習生に対する違法な労働問題をお知らせしましたが、6/30に県労連も入ってようやく会社が団体交渉に応じ、社長らは未払いの残業代などを支払う約束をしたようです。

 ところが、7/3になってこの会社から弁護士と相談の上、「倒産した』旨の連絡が県労連に入ったようです。どうも、未払い分約800万円を払わないための計画倒産・偽装倒産の疑いが濃厚です。

 心配なのは、彼女たちのことです。とりあえず、寮にいられるとの約束は取り付けたようですが、そのうち電気・ガス等を止めるかもしれないと言っているようです。お金のことも含め、何も解決もしないまま彼女たちを放り出すようなことがあってはなりません。

 私は、ちょうど県議会の生活環境部の審議日だったので、この事例を取り上げ、県の国際課が中心になって外国人研修生・実習生などの問題にも対応するような県庁内ネットワークの立ち上げを提案しました。

 群馬県や栃木県では、昨年から周辺4県や厚労省や法務局など国の機関も入ったネットワークをつくり、外国人研修生・実習生の実態調査などを始めているようです。部長は、「他県の先進例も参考にしながら、体制や対応のあり方など検討していきたい」と答弁しました。

 国会でも外国人研修生・実習生の法改正を含めた審議がされているようですが、研修生に名を借りた働かせ方そのものに疑問を感じます。この制度そのものの見直しは、必要ないのでしょうか。

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