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2日間の企画環境委員会の審議                           原発・プルサーマル、外国人労働者、風車病や大甕産廃など質問

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 2~3日は、6月県議会の各常任委員会の審議。私が所属する企画環境委員会は、企画調整部と生活環境部の2部が審査対象です。

 今議会直前、東電からプルサーマル計画の議論再開の申し入れがあったことから、02年の「中間とりまとめ」以降、県の考え方に変化がないことをあらためて確認。

 さらに、今月2日国は、「核燃サイクルの中核施設でトラブルが続いたことなどで政策の先行きが不透明となったことを理由に、新原子力大綱の改定を先送りする」との報道があることを示し、国の核燃サイクルは破綻していることを指摘。プルサーマル問題については、自民党県議とも議論になりました。

 また、県自然保護協会からも疑問を呈する要望書が提出されていることも示しつつ、風力発電による低周波による「風車病」と自然破壊問題を取り上げました。ドイツが人体や環境に付加をかけない「予防原則」に立って再生可能エネルギーなどを導入していることも紹介し、全国で7県しかないという県の環境アセス条例を生かした対応を求めました。

 大甕産廃処分場については、藤川県議が本会議でも取り上げたので、そのあと追い的質問を。県は「業者が禁固刑以上の刑を受けるなどの欠格要件に該当すれば、当然建設の中止を求める」と答弁。

 また、県内の植生を変化させかねないオオキンケイギクなどの外来植物は駆除の対象にすべきと提案。他に、外国人実習生問題への対応については、国際課と人権・男女共生課へ県の考えをただしたところ、部長は今後の検討課題としていくとの答弁でした。

 

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