滝根町へ河川の泥水発生で現地調査 滝根小白井風力発電建設工事中と関係?
【ものすごい強風だった頂上の風車建設現場で。県中農林事務所や風力発電の工事責任者へこちらの要望内容を伝えて】
【左は案内してくれた地元の前町議の木村さん】
昨日、田村市滝根町の共産党の前町議から、河川に泥水が発生し、地元で問題になっているので県に要望したいとの連絡を受けました。
夏井川の上流にあたる川のようです。出先の建設事務所に連絡をとり、来週交渉することになりました。一方、濁りの原因は、滝根といわきにまたがる建設中の滝根小白井風力発電所工事も関係しているのでないかということなので関係部署へ連絡。
私も午後、現地調査をしてきました。林地開発許可を出している出先の農林業事務所からも現地調査に入る旨の連絡もあったのですが、ちょうど頂上付近の工事現場あたりで一緒になりました。
台風なみの強い風にあおられながら挨拶を交わし、こちらの主旨を伝えました。風力発電事業所の工事現場の責任者と田村市の職員も同行。工事現場の責任者によれば、工事は来年の12月までかかかること。ただし、道路工事は今年いっぱいで終了するとのこと。
川の汚れの方は、雨上がりでなかったせいか泥水にはなっていませんでしたが、よくみるとセメントを薄く流したように白っぽく濁っていて、山の水らしい透明さはありません。土砂の方も下流に行くほど両岸に相当体積しているようでした。職員も深さを測量していました。
5月に一度宮川県議と調査していますが、滝根側から上って行くとより環境破壊をしながら工事していることがよくわかります。林道を大幅に広げ、山を削り、頂上に23基も大型の風車を建設する・・・。疑問だらけです。