臨時県議会~職員給与の引き下げに反対し討論 在職10年で全国都道府県議会議長会の表彰
24日は、新型インフルに関する補正の専決処分や県職員の給与等引き下げの条例改正が提案され、臨時県議会が開かれました。
県議団を代表し、私が職員給与等の引き下げ議案6件に反対し討論しました。今回の県人事委員会の勧告は、月例給、一時金ともに引き下げ、さらに持ち家の住居手当も廃止するというもので、平均18万円もの引き下げとなる人事院制度始まって以来の最大の引き下げ勧告です。
しかも、国の人事院勧告を上回る引き下げ内容で、約3万人にかかる支給額・影響額は、今年度分で約25億円にもなります。これは、市町村職員や民間労働者にも影響を与え、ひいては県内経済に大きな打撃を与えるものです。
政府が今般公言した「デフレスパイラル」の解消にもならないと批判し、消費購買力を高めて景気を回復させるために賃金を引き上げるべきと意見を述べました。
これらの議案に反対したのは共産党の3人の県議団だけです。もちろん、県議会議員、知事などの3役、教育長などの特別職の引き下げ議案には賛成しています。
【全国都道府県議会議長会の表彰状。胸に記念のバッチをつけて(小さくてみえにくいですが)】
ところで、本会議冒頭で、議員在職20年2人と10年の6人の県議計8人が全国県議会議長会から自治功労賞の表彰状の伝達式があり、私も10年の表彰を受けて議長から賞状と記念のバッジを頂きました。また、本会議終了後、知事室において知事から感謝状と記念品のマフラーを頂きました。
もう10年も経つのかと思うと長いような短いような気がします。これまでたくさんの方にお世話になってなんとか今日までやってこれました。帰宅して夫や両親にもお礼を言いました。
これまで何らかの形で支えて下さったすべてのみなさん、心より感謝を申し上げます。そして、これからもどうぞよろしくお願い致します。
18年前、憲法改悪を許さず子どもたちに平和な未来を、しなやかにしたたかに庶民の願いを県政に届けて、と立候補した原点に返り新たな気持ちでと気を引き締めているところです。