パナソニック裁判で佐藤昌子さんが勝利和解!
【支援ニュース第10号より】
25日、郡山市内にある住宅設備大手のパナソニック電工に対し、社員としての地位保全を求め、解雇中止を求めて昨年訴訟を起こし闘っていましたが、この日、パナソニックとの和解が成立しました。
約1年間のたたかいで、みごと勝利和解を勝ち取りました。本当に良かった!おめでとうございます。私は、このニュースを県庁を出て郡山に向かう車のNHKFMラジオの県内ニュースで聞きました。
彼女の記者会見での発言も紹介され、「私は多くのみなさんの支援で職場に戻れる事になりましたが、まだパナソニック裁判を闘っている仲間が解決できていないことや多くの派遣切りされている人たちがいます。これからも「労働者派遣法の改正」を求めて一緒に闘っていきたい」旨を述べていて感動しました。
彼女は、高校の同級生です。この裁判を起こして闘いの支援要請に県庁の私たちの控室を訪問されたのは約1年前でした。その時、理不尽な働かせ方を17年間もされていたことを初めて知って驚きました。
彼女は、この時までは世間に顔を出すかどうか迷っていたようですが、私たちの控室で話をしたり写真を撮ったりしているうちに、彼女は堂々と顔を出して闘うことを決意されたのです。
それからの昌子さんは、すごいです。静かで丁寧な話方を持ち味にしながら、各地の集会や街頭から訴えてきました。私の毎月発行の「こんにちは」のニュースのインタビューコーナーにも登場され、彼女の思いを訴えていただきました。家族も、大変な生活をやりくりして協力し合って頑張ってきたと聞いています。
本当にお疲れ様でした。これからも力を合わせて、労働者を守る法改正に向けてたたかいをご一緒に進めて行きましょう!昌子さんの言うように、全国の派遣切りや正社員まで含めたリストラ攻撃をやめさせていくために・・・。