問題のトラハイ工事で、カルバート内にひび割れと横ずれが
28日、県土木部道路課が記者会見で明らかにしたところによると、06年3月に施工したあぶくま高原道路・トラハイの第4工区の工事で、本線と交差する村道に設置したアーチ型カルバートに、ひびとつなぎ部分に横ずれが見つかったとのこと。
私は、これをお昼のニュースで知ったので、担当課に連絡し資料を取り寄せました。長さ2mのコンクリートを49ブロックつなげて設置。そのうち13ブロックに幅0.10~0.80ミリのひび割れと、29ブロックに最大16.5ミリの横ずれがあったというものです。この部分は、今年供与開通予定にしています。
施工業者が、今年3月12日確認したものだそうです。これまで調査したが原因が特定できないといいますが、19日まで開かれていた2月県議会中になぜ明らかにしなかったのか。今後、専門家で構成する第3者の検討委員会で対応策を検討するといいます。
ところで、06年といえば9月に前知事が談合疑惑で辞任した年。あすも公判があるようですが、トラハイも談合問題で取りざたされた工事箇所。談合で県民の税金を食い物にしていたことと合わせ、幾重にも問題ありの道路です。