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2008年08月31日

中田地区町民運動会

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 31日、きょうは市内各地で運動会が開かれたようですが、地元中田町でも第52回目の運動会が開催されました。

 あいにく、ここ2日間、真夜中の激しい雷雨に見舞われたせいでスポーツ広場は使えず、体育館で行われました。

 大会実行委員会が準備よく雨天用の種目を決めていたおかげで、スムースに進行され、午前中だけで終わりましたが十分楽しめました。

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 開会式後は、地元町内会のたまり場へ行って応援。懇親会にも呼ばれ、久々に町内のみなさんとおしゃべりできました。

 

2008年08月30日

9/13と14は海老根和紙の「秋蛍」へお出かけ下さい

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柳橋歌舞伎の上演の前日と当日の2日間は、中田町海老根で「秋蛍」もお楽しみ下さい。9/13と14日のどちらも夕方6時~9時までです。(当日雨天の場合は15日へ)。

 海老根和紙保存会が、毎年ここで漉いた和紙で地元の小学生と中学生も参加し、和紙で灯篭をつくり田んぼのあぜに並べます。一般公募もあるようです。

 夕闇の中で、柔らかなろうそくの灯がまるで蛍のようにみえて幻想的です。秋蛍を見てから柳橋歌舞伎を観劇する観光ツアーも組まれているようです。みなさんもぜひお出かけ下さい。
  

2008年08月29日

柳橋歌舞伎の上演、今年は9/14です                    ぜひお出かけ下さい

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 今年も柳橋歌舞伎の上演案内が届きました。9月14日(日)午後4時から、柳橋歌舞伎伝承館(例年と同じ旧黒石荘)です。地元の中学生の演目もあります。

 きょうは、ポスターを県の合同庁舎で見たので、保存会の会長さんに連絡とろうか、でも、とりあえずカメラに収めておこうかなどと思いながら合庁に戻ったら、ばったり会長さんに出逢ってびっくり(こんな偶然があるのですね)。1枚頂けましたので、あちこち持って歩いて宣伝しています。

 実は、このポスターに私も小さく写っているのですが、きっと、宣伝してほしいということだと思います。
昨年のフィナーレで、会長さんや役者のみなさんと一緒に舞台で記念撮影したものです。
 
 わが家の娘たちもこれを目当てに帰ってくる予定になっています。どうぞ、みなさんもおいで下さい。

北海道・東北6県、議員研究交流大会


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 28日、岩手県盛岡市で、北海道・東北6県議員研究交流会に参加しました。県議会からの派遣で、私は共産党の会派代表です。

 全体会では、前鳥取県知事(現慶応大学教授)が、地方分権と議員のあり方について講演。鳥取県知事を2期つとめることになった経緯、知事時代にすすめた議会改革、議員のあり方を率直な語りながら、時に辛らつな言葉でズバリ指摘。

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 5人の党県議団時代と同じ時期に知事であった片山氏は、「議会の情報公開」や「根回しなしの議会答弁」などで全国の知事や議会に大きな影響を与えたものでした。

 当時、県議団5人で鳥取県に視察へ行き、これを県議会でも大いに生かし、当局答弁でも改革を提案したことを思い出します。

 今回、改めて知事の提案をチェックするのが議員の役割なのに、右から左へ議決していないかと指摘したり、真の地方分権とは何かなどに大いに共感。

 私はこれを貫いてきたつもりですが、他党の議員はどう受け止めたのでしょうか。議員の原点にふれた講演を聴いて、すっきりしました。

 

2008年08月27日

 教員採用に関わる口利き行為の全容解明を求め、教育長と議長へ申し入れ                                原発維持基準導入に反対を表明

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 【野地教育長へ申し入れ】

 26日は、政調会の合間をぬって、教員採用試験をめぐる「口利き」問題で、教育長と議長に申し入れを行いました。

 県教育委員会は、22日に過去10年間の調査結果と職員の処分を公表。合否に関わるような事例はなかったが、疑いをもたれるような行為があったというもので、教育長を口頭訓告、関与した職員15人を厳重注意処分としました。

 しかし、関わった議員の氏名が明らかにされず、議員等への合否の事前連絡が常態化していたことが判明しているのに、なぜそうなったのか解明は不十分です。これらを全容解明し県民へ明らかにするよう求めました。

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 政調会では、過去10年間をどうやって調査したのかと質問したら、教育庁の担当課長が主幹の2人で3日間で103人へ電話をかけて調べたとのこと。組織的に行われていたから可能だったのでしょうか。驚きました。

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【遠藤議長へ申し入れ(副議長も同席)】

 また、議長に対しては2回目の申し入れです。発覚直後に申し入れたところ、代表者会議で“今後はしない”と申し合わせ、過去のことにフタをしたのです。教育委員会と同じように、過去10年間遡って再調査し県民に公表するよう求めました。

 ところで、もう1つこの日は各派交渉会(共産党入れず)が開かれ、エネ協でまとめた「原発維持基準」導入についての議長案が了承され、県に報告することが確認されました。しかし、すでにマスコミで報道されたように、多少のひびがあっても運転を続けられる維持基準は容認すると受けとられかねない内容です。

 私たちは、エネ協でも宮川議員が維持基準には明確に反対を表明しています。したがって、この日の各派交渉会で確認したのは議会の総意でないことを文書で報道各社へ伝えました。

法人2税で100億円の減収見込み~政調会で県

 26日は、9月県議会に向けた政調会でした。久々に9月補正予算が組まれるようですが、各部からの要求額は18億円程度です。

 学校耐震化改修予算、トレモライトなど3種類のアスベスト再調査、医学部定員増のための必要経費は、国の政策に伴うものですが、県独自で稲ホールクロップなどの飼料用作物の支援にも補正予算が組まれる予定です。

 ところが、これだけ県民や農・漁業者に大きな影響が出ている原油高騰への直接支援の予算は見当たりませんでした。

 一方、当初予算で予想していた法人2税の税収が、原油高騰等による業績悪化で、現時点で約100億円ほどの減収になる見込みとのこと。

 県は、県債や基金の取り崩しで対応するとのことですが、このしわよせを県民へ及ばないようにする必要があります。

 そのためにも、大規模事業の見直しを本気で検討すべきです。小名浜東港建設の中止はもちろん、毎年5億円もの赤字を出している福島空港は、日本航空の撤退で存亡の危機にさらされている今こそ、空港閉鎖を本気で検討を始めるべきです。

 

2008年08月22日

信越半導体工場を訪問

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 22日、西郷村にある信越半導体の白河工場を地元の2人の議員とともに訪問し、雇用問題などで懇談しました。シリコンウェーハの製造では、世界でも大きなシェアを占めている工場です。部長はじめ、総務、人事担当者など3人が応対していただきました。

 派遣社員などの非正規社員は、約半数との事。私が誘致企業が地域とつながっていくためにも、また技術の継承や青年の将来など企業や社会にとっても、派遣など非正規から正社員へ切り替える必要性を訴えると、

 「コスト面からみれば非正規社員を抱えざるを得ないのですが、企業も社会的責任があることは承知しています。超党派で派遣法を見直す動きがあるとのことですが、会社としても法的に整備してもらった方がかえってすっきりします」といわれました。

 この半年間で派遣の問題は社会的にも注目を浴びるようになったせいか、きょうの懇談でも互いに青年労働者のあり方については一致できたと思います。

 今年2月に、志位委員長が国会でキャノンの違法な派遣労働の実態を告発したことは、大きな転換点になっていることを今回の訪問であらためて実感。

 まさに、国会で共産党が果たしてきた役割の大きさと、今後果たすべき役割りの大きさをひしと感じた訪問でした。

 

 

2008年08月20日

県立大野産婦人科医裁判の判決とシンポ    

 20日は、報道されたように、県立大野病院産婦人科医裁判の判決が下りました。「無罪」でした。

 今月8日には、県政汚職事件の佐藤栄佐久前知事に「有罪」の判決が下されたばかり(きょう前知事らが控訴したようですが)。きょうの大野病院裁判の判決と合わせ、福島県から全国に大きな波紋を広げた2つの事件の判決が相次いで下されました(今後どういう展開になるのかわかりませんが)。

 きょうは、大野病院事件の判決にあわせて、福島市において「大野事件が地域産科医療にもたらした影響を考える会」主催のシンポジウムが開かれました。

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 シンポジストは、産科医師をはじめ医療関係者、弁護士、フリージャーナリスト、産後うつとマタニティブルーの自助グループ代表(福島)の8人。

 参加者は150人を越えたそうですが、超党派でつくる国会の議員連盟メンバーの自民党一人、民主党数人の国会議員らも参加し、指名されて次々と会場発言。一般の発言者の意見と共通していたのは、医療関係者と患者が共に医療のあり方を考えていこうとの声でした。私も、同感です。

 この事件によって、はからずも医師のすさまじい過酷な労働実態が、衆目の一致するところとなりました。きょうもシンポジストの女性医師が、24時間勤務どころか36時間勤務で体も心も壊れてしまい今は休業中との報告に胸が痛くなりました。

 大野病院の産婦人科医師の逮捕以降、県内はもちろん全国でも医師不足に拍車がかかったことは事実で、自公政権はようやく最近になって医師不足を認めました。
 
 裁判の判決が、無罪となってほっとした反面、患者の立場から考えると少々複雑な思いです。

 今後、この事件を教訓に、医療側も医療事故への対応のし方など改善すべき点は改善し、医療事故を起こした場合には、情報公開を前提に医師も患者も納得できる説明や判断を下せるようにな公平・中立の第三者機関の設置や、

 無過失補償制度の創設など、安心して医療を受けられる制度へと、それこそ超党派で国会で実現してほしいと思います。

2008年08月17日

お盆は夫の実家へ

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【朝の諏訪湖。下諏訪のみずべ公園から対岸の諏訪市、茅野方面が見えます。子どもたちが小さい頃は、よくこの湖水まで自転車を走らせ遊ばせていました】

 13日~16日まで、今年のお盆は、なかなか機会がつくれないでいた息子たち夫婦が、おばあちゃんに結婚の挨拶や墓参りをするというので、夫の実家の愛知県へ行ってきました。

 着いた日に、夫の兄弟と息子のいとこたち、そしてめっきり体が弱くなった夫の母も参加して息子たち夫婦を歓迎してもらい、にぎやかな夕食会でした。

 翌日は、車で海辺をぐるりと巡り、陶磁器の産地でもあるので嫁さんと一緒に食器を買い求め、嫁さんが探していた茶碗蒸し用の器も見つかって満足げ。息子は付き合わされて少々くたびれ気味でしたが。

 帰路に、以前子育て時代に9年間住んでいた諏訪湖の花火をみてきました。毎年お盆は、夫の実家へ行き、途中の観光めぐりをしてくるのが恒例ですが、これも義母が元気なうちかもしれません。 

2008年08月12日

県議は、海外へ行くより農家に宿泊し農業体験してみたら?

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【08年の旅行会社の海外観光ガイドブック~ドイツなど10日間で30万円~40万円の費用で行けます】

 11日、訪問した農家で原油高騰の話題になったら、「農家は全部値上がりして大変。ガソリンも軽油も使うし、ハウスで灯油もA重油も使う。値段は2倍になった。肥料だって1,500円が3,000円にもなった」。

 今年、県会議員はまた海外視察に行くようですよといったら「どこに行って、何みてくるの。ヨーロッパの農業ですか。でも気候風土も、土壌も作物も違うのに、県内の農業にどう役に立つんですか」

 「一人100万円? 1,000万円以上も海外視察に税金を使うんなら、ここにきて農家に1週間くらい寝泊りして農業を体験してもらった方が農業の事わかるんでないの?」・・・ごもっともです。

 原油高騰で県民の生活も農家も漁業もあらゆる業種が打撃を受けています。7月末には原油高騰のあおりを受け、福島空港からJALは撤退する方針です。

 そんな県民の暮らしにおかまいなく、たとえテーマが良いとしても、従来よりも規模を縮小し予算を減額したからとしても、2班(1班は5人~10人)に分かれ、一人100万円を上限に1,600万円もかかるのです。
 今回参加メンバーの自民、公明、民主、社民の各県議のみなさんに聞いてみたらどうでしょうか。

2008年08月09日

人権弁護士"布施辰治”ゆかりの地を訪ねて

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【布施辰治顕彰碑~表に辰治の言葉「生きべくんば民衆と共に 死すべくんば民衆の為に」が刻まれて】

 9日は、私も会員になっている国民救援会(冤罪事件や不当弾圧事件を支援する)郡山支部の企画で、人権弁護士布施辰治が生まれた宮城県石巻市蛇田へ行ってきました。

 大正・昭和期に社会活動家として、また常に弱者の側に立って農民・労働者、朝鮮人などのために奔走された布施辰治弁護士のゆかりの地を訪ねる旅です。

 宮城県の庄司弁護士に案内をいただき、公園内にある顕彰碑の前で説明を受けました。この碑は、地元の井内石を使った大きなもので、辰治の言葉「生きべくんば・・・」が刻まれ、裏側には彼の生きた時代と人物像が記されています。

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【生家近くにある記念碑の前で。ご案内いただいた庄司弁護士と共に】

 布施辰治は、1880(M13)年の生まれ。弁護士となってからも戦前治安維持法違反などで2回も資格を剥奪され受刑。戦後は、三鷹事件や福島県の松川事件の弁護人を努めています。

 1948年(S23)からは、日本救援会(当時は日本労農救援会)の中央委員長(現会長)に選出され、1953(S28)年73才で亡くなるまで在任されました。

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【市文化センター内にある布施辰治の資料コーナー】

 ところで、ご案内いただいた国民救援会宮城県本部会長もされている庄司弁護士も、布施辰治に引けをとらない人権弁護士として活躍中です。しかも、多忙な毎日の中で詩作活動もされており、ペンネームは“みちのく赤鬼人”(石器時代にかけて)といいます。

 あとで、岩手の鬼剣舞(おにけんばい)を舞うと聞いて納得。しかも、わらび座まで行って習得されたとか・・・。庄司弁護士もすごい方です。
 

2008年08月06日

中越地震で被災した旧山古志村で

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【こんな錦鯉の養鯉場の看板がたくさんあります】
 
 長岡の花火大会開始までだいぶ時間が空いたので、今回初めて旧山古志村(合併後して現在は長岡市)まで足を伸ばしてみました。

 今から4年前、04年の中越地震の際に、共産党の震災ボランティアで長岡の救援センターから小千谷の被災者宅へ行き室内の片付けの支援をしてきましたが、山古志は初めてです。

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 道路はすっかり拡幅され、急峻な高い山のてっぺんまでの法面工事が何箇所もあるのをみると、山間部の地震のすさまじさを改めて知った思いですが、それにしてもすごい工事です。

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 山古志は、有名な観賞用の錦鯉の産地。田んぼを利用した鯉養殖のため池が棚田のようになっています。住まいは山の中腹よりも上にあるので、ため池との往復はさぞや大変なのでは? この風景は、どこか異郷の地にいるようでした。

2008年08月05日

感動の新潟長岡の花火

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 2~3日は全国で夏まつりや花火大会が行われたようですが、今年は婿さんの実家から招待を受けて、夫と一緒に新潟長岡の花火大会をみてきました。

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【中越地震の震災復興花火フェニックス(不死鳥)】

 2日は、朝早くから暑い中を場所取りのために、お母さんとお父さんが交代で並んでくれたお蔭で、信濃川河川敷をまたぐ2つの大橋のちょうど中間地点の最高の場所。おいしいごちそうとお酒をいただき、それこそ寝ながら夜空に次々と打ち上げられる花火を眺められる幸せを満喫しました。

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 【婿さんのお母さんが勤めている会社提供の色彩豊かな大花火】

 音楽付きの花火、しかも1回に何十発も! その度に観客席から大きな歓声と拍手がわき、最後の震災復興祈念のフェニックスはさらに感動的で、私もつい涙腺が・・・。娘も感動したようで涙をふきながら見上げていました。この夜、1万発の花火が夜空を彩り、観客は49万人だったそうです。

2008年08月01日

原油高騰で存亡の危機にある                                     漁業者、農業者への直接補てんを県へ申し入れ

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8月1日、きょうからまたガソリン価格が値上げされ、今後どこまで上がり続けるのか心配です。
 
 きょうは県に対し、原油高騰によって存亡の危機にさらされている漁業者と農業者への直接補てんを国へ求め、県自身も同様の緊急対策をとること。また、投機マネーに対する実効ある措置を政府に求めること、の2点について申し入れをしました(詳しい内容は、県議団のホームページで)。

 共産党県委員会と県議団との連名で要望し、県は内堀副知事が応対しました。県委員会からは、宮本しづえさん(衆院選比例予定候補)と山田ゆたかさん(衆院選1区予定候補)が参加。

 先日、この2人と相馬市の原釜漁協を実態調査した藤川県議は、小型船の写真も示しながら「重油が3倍も値上がりし、出漁して1往復するだけで20万円もかかっている。このままでは跡継ぎもいなくなり廃業者がでてしまうとの声が出された」と紹介。

 私も畜産農家では飼料高騰にあえいでいる事や、野菜や稲作で使う肥料や消毒薬が2倍以上に高騰している事。一方で、高級牛肉は購買力が落ちて買い叩かれ、収入減になっていることも訴えました。

 内堀副知事は、「県も対策本部を設けて検討しているが、原油高騰に追いつかない。いろんな分野(午前中にはクリーニング業界からもあったとか)から要望がきている」と述べ、「さらに今後県として何ができるか検討を重ねるしかない」との答えでした。

 最後に、「どの分野も大変だが、漁業・農業は国民の食料にかかわる点で他の産業とは別格の対応が必要ではないか」と宮本しづえさんも強調したように、県でも国でも予算の優先順位を組み替えればできない話ではないはずです。