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2007年01月31日

3万人分の「中学卒業までこどもの医療費無料化拡大を求める署名」を県へ提出

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【進行役の私。市町村議員と母親ら45人が参加】

 昨年12月から運動を開始した共産党県議団の「こども署名」は、1/29県内の共産党市町村議員とお子さんをつれたお母さんなど45名が参加し、3万2,644人分の署名を提出。ご協力ありがとうございました。
 

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【(左)代表して、3万2,644人分の署名を手渡す県議団  (右)郡山市議団もともに】


 これは、こどもの医療費無料化を現在の就学前までから中学校卒業までに拡大することを求める署名です。今回は第一次分です。きょうも県議団に問い合わせがありましたが、今後もとりくんでいきますのでよろしくお願いします。

 「こども署名」はどこでも歓迎され、ほぼ1ヵ月間の取り組みとしてはよく集まったと思います。県は保健福祉部の次世代育成担当古川理事と児童家庭グループ赤塚参事の2人が応対し回答しました。

 県は、子育て支援策の優先順位を「仕事と家庭の両立支援」が最優先にと考えているようです。もちろんこれも大切ですが、どの調査でも子育て世代の要望で一番多いのは「子育てにかかかる経済的負担の軽減を!」なのです。

 だからこそ、雄平知事も年頭会見で「子育ての経済的支援」を掲げたのでしょう。しかし、新年度予算には、財政支出のともなわないものになりそうです。

 ムダづかいをただせば、必要な20億円程度(5歳児の医療費で試算すれば)の財源などすぐに捻出できるはず。やる気がない、「福祉の心」がないのでしょうか。

2007年01月28日

日中友好協会の「新春のつどい」

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【写真:歓迎の調べで古琴を奏でる郡山在住の飛田立史(ひだたつし)さん。中国人古琴家からも「正統派」と称賛されている方です】

 28日、県日中友好協会の「新春のつどい」が郡山ビューホテルで開かれました。今回初めて案内を頂いたのですが、これまで中国残留孤児・婦人の帰国者「來往会」との関わりをもってから一度はつながりを持ちたいと思っていたので、ちょうどよい機会でした。

 会場では、私が県議会で取り上げて06年から実現した「自立支援通訳派遣事業」(06年予算23万4千円)で13名が配置されたことを話しながら、いろいろな方へ言葉の問題をふくめた帰国者の生活支援を求めました。協会では、帰国者の実態についてはあまり知らないようでした。

乾杯の音頭は、元国会議員などを務めたという県協会名誉顧問の田畑金光さんでした。93歳になられたばかりで杖こそついていましたが、大変お元気。

 しかも、日本は侵略戦争の反省をきちんと行なうことが中国や東アジアとの付き合いで必要とのお話は、何かと「中国政府は共産政権だから」式の挨拶者が多い中で、スジの通った挨拶でした。

2007年01月27日

太田緑子さんの生誕90年の記録展

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【写真:太田緑子さん姉妹の写真を囲んで、会場でお会いした谷口幸子さん(元県職員)とともに】

太田緑子さんは、今年91歳、郡山を代表する方です。太田総合病院の長女として生まれ、薫子さんという双子の妹さんが゙おいでです。写真は、お二人の最近の姿です。

 写真展は郡山ゾンタクラブが主催したもので、私はようやく最終日の26日に行ってきました。若いころの肖像画などのほか、緑子さんが旅先でカメラを向けるめずらしいスナップもありました。

 太田さんのすごいところは、いつも穏やかな笑みを絶やさず、何事も自分が先頭に立って行動で示されること。とても90歳をこえたとは思えないほど若々しい感覚と考えの持ち主なのです。

 日本国憲法24条を書いたベアテ・シロタゴードンさんと交流を深め、彼女を日本に招待して講演会も各地で開催しました。もちろん、県9条の会と郡山9条の会のよびかけ人代表として活動されています。

 
 

 郡山9条の会が、3/18郡山市民文化センター大ホールで「音楽とトークのつどい」を準備中ですが、太田さんの安倍政権の改憲の動きへの目線は厳しい。

 写真展にも展示されていましたが、戦地へ赴任した夫辰夫氏(故人)との手紙の往復書簡集を出版されていたことを初めて知りました。

「いのち」にかかわる医師の家庭に生まれたことと、先の戦争体験が緑子さんを憲法を守る活動へつながっているとのことです。

2007年01月26日

県土木部の港湾関係費使いきりの実態

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【写真:大熊町の県環境医学研究所で所長へ質問】

 22~24の3日間、05年度決算の出先審査のため、浜通り管内のいわき・相双へ行ってきました。
 私の班では、審査のまとめの会議で大論議になった点が2つありました。小名浜港湾事務所の30件の工事請差分の使い方と原発立地地域電源交付金の使われ方です。
 
 小名浜港湾事務所では、なんと30件のうち17件が当初工事予算を上回る増額工事でした。他の工事の請差分を流用し、港湾関係全体の予算は使い切った格好にしているようです。

 これでは、「入札」行為は何のためだったかと言いたくなります。もちろん、不測の事態はありうることですが、予定価格の見積もりそのものが適正だったのか疑わしい。

 逆に福祉や教育関係の予算は、当初つけた予算を年度末に「不用残」として半強制的に繰り戻されているのに・・・。

 

 私が質問して驚いたのは、環境医学」研究所が、放射線被曝者への第一次治療・研究機関として出発したはずなのに、県立医大から派遣された二人の医師が細々と研究していたこと。県の位置づけが明確にされていないためのようです。

 また、災害の避難場所となる学校の耐震診断率は、他の70%台に比べ双葉町は25%と極端に遅れていたことです。

 ところで、今回自民党の斉藤健二議員が、特に港湾関係の入札に関して厳しく追及。野党になったことで、歯止めがとれたからというのですが、与党時代にこそ言ってほしかった。

 それにしても彼の追及で土木関係予算のずさんな使い方が、資料提出で明白となりました。私の班では一同怒りあらわでしたが、全体としてはどんなまとめの結論を出すのか注目されます。

 

2007年01月20日

県中養護学校の教室不足は深刻

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1F小学部教教室(ここは元教育相談室)2F高等部教室(カーテンで間仕切りされた教室)

19日、知事申し入れを終えたあと、私の地元にある「あぶくま養護学校」を視察してきました。今年の障がい者成人式会場で、この養護学校のPTA役員をしているお母さんから「大変な状態になっているのでぜひ一度学校をみてほしい」と要望されていたからです。

 ここは、93年開校した知的障がい児の県立養護学校で、96年からは高等部も始まりました。県中全域を対象に5ルートの通学バスが運行され,遠くは都路や石川方面から1時間以上もかかって通学してくる子どもたちもいます。 

 夕方でしたが校長、教頭先先生はじめ、PTA会長さんも待っていてくれ、実情などをお聞きしたあと校舎内を案内いただきました。現在、生徒数は260人で、1クラスは多くて高等部や中学部8人ですが、本当に驚くべき状態でした。

 カーテンなどで間仕切りされた細長い教室は、担任の先生と生徒が、目と鼻の先で向かい合う格好で、余裕空間もなく息がつまりそうです。「これ以上は限界」といわれましたが同感です。

 5年ぐらい前から高等部の生徒が増え続け、そのため言語訓練室や視聴覚室、生活訓練室、家庭科室などの特別室が次々と教室に衣替えされました。図書室もつぶれ廊下に分散されたり、1階の教育相談室も小学部の教室に。

 県の方へ何度も要望しているとのことですから県教委も知っているはず。なのにまだ改善策はみえていません。問題は予算でしょう。

 知事は、新年度予算に誘致企業に対し、助成額を現行5億円から30億円へ拡大するようですが、こういう劣悪な環境改善こそ先決事項ではないでしょうか。そのための知事の決断が求められます。

 私は、談合やムダな大型事業を中止すれば財源はすぐにでもあることを話し、障がいをもつ子どもたちへの教育施設改善のために、議会で取りあげるなど共に頑張ることを伝えてきました。

2月県議会へ向け「知事申し入れ」

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 19日は、県議団として2月県議会へ向け知事へ要望書を提出しました。内堀副知事が応対しました。大きく5つの項目について要望。

 年末年始にかけて談合汚職問題の公判が行なわれ、次々と判決が下されていることもあり、県の全容解明を求めました。

 さらに、佐藤雄平知事が年頭会見で明らかにした「企業誘致支援の拡大」と「道路づくり」にシフトしようとしていることは問題と指摘。

 原発についても、不正発覚後からこれまで積み上げてきた県の立場を後退させず、プルサーマルと廃炉問題で国と東電へ意見を述べるよう求めました。

 また、郡山相談センターの昇格を評価しながらも、一時保護施設と専門相談員の増員を求めたほか、子どもの医療費の中学卒業まで無料化、養護学校の教室不足解消と老朽化対策、高校学区一円化中止などを要望しました。

2007年01月17日

生保・国保行政の改善求め、生健会が県交渉

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17日、「生活と健康を守る会」が、生活保護、障がい者、国保行政の改善を求め県へ要望書を提出し、担当部と交渉しました。

 きょうは、生健会から33人が参加し、私たち2人の県議団も同席。しかし、県の姿勢は、例えば「今月ホームレスの実態調査を実施する」というので江田会長が確認すると、「目視で概数をつかむ」だけとのこと。

 生保や国保行政についても、県が市町村とともに何をすべきかを検討した経緯は見られず、単に国の下請けとなって市町村を指導しているにすぎません。「福祉の心」などどこにあるのかといいたくなるような県政です。

 きょうは、阪神大震災からちょうど12年目。あの寒い季節に震災と火災で家を失った人たちのようすが思い出されます。

 私もその2月初めに、共産党の救援ボランティアとして駆けつけましたが、まるで戦争で空襲を受けた街のようでした。そこからよく立ち上がったと思います。

 いずれにしても、個人の努力には限界があります。そんな時こそ、国や地方行政がどうあるべきか、誰もわかっているのに、選挙と結びつかないのはなぜでしょうか。

2007年01月16日

2005年度県普通会計決算審査

 15~16日の2日間、05年度普通会計決算審査特別委員会でした。今週は本庁審査です。

 全部局へ委員20人が2班に分かれて審査したのですが、私の班で質問したのはほとんど私だけ。他に3人(公明、社民、終わる頃に民主議員)が1項目くらいの質問で終わり。完全に審査放棄の状態でした。

 選挙が近いとはいえ、これでは何のための決算審査なのかと思います。当局はズラリをそろって説明しますが、本当に静かな審査風景でした。もう1つの班は、きのうもきょうもさっさと終了し帰りました。

 きょうは、公明県議が「高校授業料の未納額が多いのはなぜか」と聞いたので、生活が大変になっていることを指摘するのかと思いきや、「払えるのに納めない人がいる。もっと納めさせるように」といったのでびっくり。

 私は、生活困窮者が約6割近くになっていることを明らかにさせましたが、県教委が未納者への制裁措置を決め、3ヶ月未納で「出席停止」、さらに今年度からはもっと厳しい「除籍」と決めたことを批判したら、「それはダメだな」といいましたが。

 また、原発の温排水データ改ざん問題が発覚したばかりですが、温排水に関する予算は県費ガ使われていたというのを初めて知りました。県には、東電と国へ厳しい態度で臨むよう求めました。

新年会2つ

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180人が参加した中田新年会で、めずらしい「祝謡」を披露する赤沼町内会のみなさん。

14日は、午前11時から中田町の新年会、夜は民商の新年会でした。
 中田の新年会で、私は虐待死やいじめのことに触れ「いのちを大切にする政治を」と挨拶しました。

 あとでテーブルを回っていったら「いのちのことは、神山さんが挨拶したとおりだ。言われてみると改めてほんとにそうだと思ったよ」と共感を寄せてくれた方も。みんな心を痛めているのですね。

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民商新年会は、婦人部によるフラダンスでオープニング。


 ただし、同じく"いのち”のことを取り上げた保守系議員は、「家庭」のあり方に解決を求める挨拶でした。小泉政権(自・公政治)による「弱者切りすて」と「格差拡大」のせいなのに、意識的な"観点そらし”でしょうか。

2007年01月12日

冷却用海水の放水温度データ改ざんで「謝罪」に訪れた 東電勝俣社長

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 12日、東電の勝俣恒久社長が、福島原発の冷却用海水の放水温度値を下げるデータ改ざんをしていた問題で、県庁を訪れ知事に謝罪しました。
 
 勝俣社長は、朝9時10すぎに県庁に入り知事、副知事、議長の3人と面会。その後、私たち県議団控室のすぐそばにある3階エレベーターホールで、記者団に囲まれ取材を受けました。

 県民の安全・安心への信頼はまた損ねられたのです。お昼のテレビニュースでは、佐藤知事がいつになく厳しい顔で対応。さすがに、ニコニコしてはいられない問題です。

2月県議会へ向けて政調会                                                  昨年の自殺者過去最多の681人 

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 11~12日の2日間は、2月県議会に向けた政調会でした。新知事の最初の予算議会となるため注目されましたが、大きな変化はなさそうです。新年度予算規模は、06年度の8,700億円をさらに下回る見込みです。
 
 特に注目された児童相談所体制については、郡山相談センターを児童相談所へ独立させるものの、一時保護施設は設けず現在の場所で行なうこと。専門員を若干増員するだけのようです。

 その一方で、ムダな大型事業の小名浜東港(人工島)へ県費10億円、あぶくま高原道路(トラハイ)に県費55億円とほぼ今年度と同ペース。前知事と同じ「大型開発優先」の県政です。

 ところで、県警には、昨年1年間(1月~12月)の自殺者数を質しました。前年比12人増の681人となり過去最多です。

 ちなみに01~06年では、458、523、661、645、669、681人と04年を除き増加の一途。交通事故死は140人を切り減少し続けていますが、今や自殺者は交通事故死者の約5倍です。

 年代別では65歳以上、50代、40代の順に多く、原因別では健康問題、経済問題の2つが大半を占めます。

 昨年10月、国会で「自殺対策基本法」が施行されましたが、県も「いのちの電話」への補助増額や、24時間の相談体制整備などの対策強化、何より貧困や格差やを生み出さない政治、命を大切にする政治に変えることではないでしょうか。

2007年01月10日

紙とも子参院議員を迎えて新春議会報告会

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紙智子参院議員、宮本しづえ参院選挙区予定候補と共に

 10日、郡山で紙とも子参院議員を迎え「新春演説会・議会報告会」が開かれました。今春の一斉地方選挙をたたかう3人の市議団(現職)と県議の私、参院補選と7月の参院選挙区予定候補の宮本しづえさん、そして、比例候補の紙とも子参院議員が、それぞれ議会報告や抱負を述べました。

 小泉「構造改革」路線による格差の広がりは、NHKでも報道された働いても働いても生活が良くならない「ワーキングプア」や非正規雇用の問題。 

加えて庶民増税ラッシュによる負担増、社会保障の切捨て、その一方で、談合問題や税金のムダづかいなど、国政でも地方政治でも共通の大問題になっていますが、それぞれの弁士から具体的に明らかになったと思います。

 さあ、頑張らなくては。

2007年01月09日

「郡山児童相談センターの独立」がついに実現

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 すでに、私のブログの昨年10/30付けでお知らせしたように、地元紙でも報道されましたが、ようやく長年私たちが求めてきた中央児童相談所「郡山相談センター」が、「独立」の方向で新年度予算にもりこまれそうです。本当に良かった!!

写真:02年9月、郡山合庁南分庁舎へ移転されたばかりの「郡山相談センター」前で。

 しかし、どうも手放しでは喜べないようです。これまで「郡山相談セーター」には一時保護施設が併設されていません。この機能がないまま形だけ「独立」させるようです。あさっての政調会で質したいと思います。

 現場からは、一時保護施設がないと日常の子どものようすを的確につかめないとの声が上がっています。しかも専門家も不足していて、対応しきれないと悲鳴に近い声も。事は、人命にかかわる重要な機関なのです。単に財政が厳しいからで済まされる問題ではありません。

 郡山には、これまで「分室」しかありませんでした。99年の私の初当選以来、民間のテナントの2階に「間借り」していた問題を追及するなど、私は議会で何度も質問してきました。

 その結果、ようやく02年9月、「センター」へ格上げされ再出発。場所も郡山合同庁舎敷地内の南分庁舎へ移動しました。しかし、一時保護施設がないため、これでは不十分と指摘してきたのですが、それが昨年の悲しい事件へ発展してしまった。指摘どおりになってしまったのです。

 昨年、泉崎村で発生した児童虐待死事件が契機となってつくられた県の検証委員会からも、郡山相談センターの独立化が提言されていました。 

 「一時保護施設がない」問題と、「専門職員不足」問題については、これからも引き続き求めていきます。

2007年01月07日

消防出初めと2つの成人式

 8日は、行事が3つでした。
 朝9時から地元中田地区隊の消防出初式に来賓として参加。昨年あたりから屋外でなく体育館を利用するようになりました。

 団員も法被だけの寒さに震えながらやっていた時は、私も防寒対策を充分して臨んだものでした。それにしても火災だけでなく、自然災害、火災予防活動など本当に頭が下がります。今年もお世話になります。

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成人を迎えた障がい者代表2人の挨拶

 約1時間ほどで終了し、そのまま10時半からの障がい者の成人式へ。これは、手をつなぐ親の会の主催です。もちろん、市長や市関係者も来て、1人ずつ成人証書と記念品を手渡します。今年は23人が成人式を迎えました。

 午後は、2時からの市の成人式会場のビッグパレットへ。パーティー形式なので、式典はコンパクトで市長と市議会議長挨拶のみ。私たち県議・市議など来賓は、ステージから降りると5本ずつ持たされた花を自由に成人の方へプレゼントします。

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郡山市成人式会場ビッグパレット控室で、3人の党市議団 (左から橋本、高橋、岩崎市議)と私

 色とりどりの晴れ着姿の中、ようやく自分の母校の中学校にたどりつき、話を聞けば小さい頃の姿しか記憶にないので、立派に成長した姿に驚くばかりでした。

 若者に義務や責任を言うのはたやすいことですが、私たち大人が若者に未来に希望の持てる社会をつくっているのかどうかの反省は必要ないのでしょうか。

 今年は、春の一斉地方選挙、夏の参院選挙と2大選挙の年。せっかく手にした選挙権の1票を大切に行使し、くらしと雇用、平和を守る共産党を、国政でも地方でもぐーんと大きく伸ばしてほしい。

2007年01月05日

中田町御舘小中学区の通学路に歩道が整備されます

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【県道小野郡山線の五百目坂から小野町方面に向かって(手前の白い柵で歩道が切れています)】

 県道小野郡山線の五百目の坂から御舘小中学校入り口までの通学路が、整備されることになりました。年末に県から学校関係者や地元に説明があったと聞き、4日仕事はじめでしたが、県中建設事務所へ行き私も説明を受けてきました。

 県によれば、これから着工し、年度内に完成できる予定とか。生活基盤整備緊急事業で行います。本格的な歩道設置ではありませんが、側溝にフタをかけたり、法面ぎりぎりまで広げたり、一部に縁石を設置するなどして、見た目にもわかるよう色づけもするとのこと。
 
 予算はわずか600万円でできるそうで、とりあえず安心です。これは、PTAのみなさんが署名運動をした成果なのです。

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【県道小野郡山線の五百目坂から郡山方面に向かう坂道日影で大変滑りやすい(右側を通学路に整備する)。共産党中田支部の看板にご注目】


 実は、3年前の秋だったか、御舘地区小中高校の合同PTA懇談会に招かれた際、私への質問が用意されていました。それは、「通学路が危険なので、歩道をつけてほしい。どうすれば実現できるか」というものでした。

 3年前といえば、小学2年生が、登校時に五百目坂で交通事故にあった年でした。また、この年、中津川・柳橋町内会や、バスの運転手から私も直接要望されたこともあるカーブがきつく見通しが悪い箇所が、ようやく道路拡幅とあわせ歩道も設置されたばかりでした。
 
 私は、「地域で署名運動をしてはどうか。署名を集めそれを添えて県へ要望を提出しては」と提案したのです。PTAのみなさんは自分たちでそれを実行されました。おそらくこの地域でPTAとして署名活動をしたのは初めてではないでしょうか。

 実際には、自民党の県議を通じて提出されたのですが、それにしてもすごいことで、本当にうれしいこと。拍手!!

 私が99年に初当選したあと、中田の党支部では、親や地域の共通の願いとして「歩道の早期実現で子どもの安全を守ろう」と書いた大きな看板を、危険な箇所に設置しています。これも一役買っているのではないでしょうか。


  

2007年01月04日

岩崎市議との連携で「万海池」の改修工事始まる

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【ここから見える対岸の提体が整備されます】

 安積町にある「万海池(まんかいいけ)」は農業用ため池です。きょう県からいただいた資料によると、江戸時代前期に築造された歴史あるため池とのこと。

 しかし、周辺は宅地化がすすみ池のきわまで住宅が建てられています。ところで、数年前から池南側の住民から「土手から水漏れがしている。もし決壊でもしたらと不安で眠れない」などの声が上がり、町内会を通じて市へ何度も要望があがっていました。

 また、これより以前に子どもが落ちて死亡した事故が起き、岩崎さん先頭に新婦人として市に要望し柵をつけてもらったこともあります。

 この池の近くに住んでいる岩崎真理子市議は、初当選した翌年(2000年)9月市議会で、老朽化のため漏水している万海池と、悪臭の苦情がでている大久保池の対策を質問。市は、掘削するなど調査して対応策をとったのですが漏水は止まらず。
 
 01年9月市議会で再度とりあげ、市は再調査を約束。岩崎市議から相談を受けたのはそんな時でした。

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【01/10・24現地調査したときの写真(真ん中が当時の県中農村整備部長、右は岩崎真理子市議) 右側の写真が漏水箇所(黒っぽい所)】

 私は、県中農林事務所の担当部に事情を話し、県の支援を求めました。「まず現地をみてみましょう」となり、01年10/24岩崎市議の案内で私も同行し、当時の県中農村整備部長、課長と共に現地調査。

 宅地裏にまわると、土手に積まれた石垣のすきまから水がにじみでているのがはっきり。それが数軒分に及んでいました。

 市は01年~02年調査し対策をとったはずでしたが、水漏れは納まらなかったのです。県は市と協議し、ついに03年度、国1/2、県・市が1/4ずつ負担の国庫補助事業に採択となりました。

 県は「地域用水環境整備事業」として、周辺の環境保全整備を含め総工事費3億8百万円の事業計画ですすめています。今年度(06年)4千万円(うち市1千万円)の予算が計上され、8月に着工。09年度(H21)完成の予定です。

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 きょう現地をみてきましたが、池の水が抜かれ、工事用道路(完成後は遊歩道)建設が始まっていました。来年度、南側の築堤工事が始まります。3年間かかりますが、農業用ため池としての機能を生かしながら親水公園としてよみがえる見通しです。

 ただし、昨年発表された国の公共事業費削減の影響が今後どう及んでくるのか。県は毎年予算折衝で頑張るといっていますが、引き続き地域からの働きかけも重要だと思います。

2007年01月03日

恒例の「新春街宣」、市内10ヵ所で街頭から新年の挨拶

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JR郡山駅前で、(右)橋本憲幸市議。

今年も2日から活動開始。きのうは、近所のお付き合い約30軒を訪問し、私のパンフレットを渡しながら「こども署名」のお願い。約2時間かかりました。(夜は、帰省した子どもたちとつくったなべ料理を囲んでにぎやかに)

 きょう3日は、恒例の「新春街宣」。橋本憲幸市議、岩崎真理子市議と共に郡山市内10ヵ所で訴えました。

 最初に訴えたのは、以前、後援会事務所があった所。選挙の度に応援してくれたおばあさんは、私の声を聞いてわざわざ家から出てきてくれました。

 あるお店のご主人からは「前回もあなたに投票したんだよ」と言われてびっくりしましたが、大変うれしい滑り出しです。

 

 郡山駅前で聞いて男性から、同じように「応援しているよ」といわれ思わず堅い握手。こちらは面識がない初めての方でした。

 宣伝カーで流していくと車の中からも沿道からも手を振って応えてくれます。きょうは、お正月にしては暖かいお天気で、本当に気持ちのよい街宣日よりでした。

2007年01月01日

県議選本番の年、本年もどうぞよろしくお願いします

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わが家の玄関。父が庭から採ってきたものを母がこのかごに飾りました。(かごは、近くの方から頂いた手づくりの竹細工)

 きょう元旦はとても穏やかなお正月となりました。ぜひ、政治もこうありたいですね。

 昨年は、前知事の県政談合事件の発覚で、まさに激動の年でした。今年は、2月県議会を終えるとすぐに県議選告示(3/30)となります。

  オール与党の県議会の中で、県民のまともな声を届けようと2人の共産党県議団で全力で頑張ってきたのですが、この力がもっとあればと思う場面もしばしばでした。

 この春、福島県はトリプル選挙です。県議選の投票は4/8ですが、参院補選は4/6公示、22投票。市議選は4/15告示、22投票です。国政でも地方議会でも共産党が出番の時だと思います。

  私も本番に向け、決意あらたに頑張ります。どうぞ、本年も大きなご支援をよろしくお願い致します。