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2009年01月29日

議長へプルサーマル計画受け入れのための議論をしないこと」を申し入れ

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【遠藤議長へ申し入れ。右は渡部副議長】

 立地4町が昨日、プルサーマル計画を受け入れることを決定し、来週には県議会に要請にくると報道されています。
 
 私たち県議団は29日、議長に対し、プルサーマル計画の受け入れるための議論を再開しないことを求めました。

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 その主な理由は、MOX燃料を使用することによる危険が極めて大きくなることです。財政が厳しいからなどという立地町の都合だjけでこれを導入するような問題ではありません。

 また、02年8月に発覚した検査データ改ざん事件以降の取り組みについても東電を評価していますが、この間の重大なトラブル隠しが次々と発覚していますし、柏崎刈羽原発の地震災害では、何度指摘されても活断層などを過小評価してきたなど、東電の体質が変わったとはとても言えません。

 一般的には、「議論ぐらいはいいのでは」と思うかもしれませんが、立地町の要請を受けて議論するということは「受け入れ」を前提に議論することは明白です。

 なぜ、立地町が突然、プルサーマルをOKしたのか。これは今年3月までにプルサーマルを受け入れれば、国が県へ約60億円もの原発交付金を出し、立地町にも配分されるという国の誘導策があるからです。

 県民の安全・安心を金で買われてはたまりません。大きな世論をまき起こしましょう。

2009年01月28日

「プルサーマル受け入れやめよ」と原発県連が県へ申し入れ

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【受け入れを決定した原発立地4町と代表の遠藤富岡町長(お昼のTVニュース)】

原発立地4町は、きょう28日午前中に協議会を開き、“福島第一原発でのプルサーマル計画を受け入れる”ことを決定。2月始めには県と県議会に要請すると、昼のニュースで報道されました。

 これに先立ち、26日には、富岡町議会で賛成多数で受け入れを決定したことから、この日、共産党も入る原発県連が、いわき市役所で記者会見を開き、プルサーマルを受け入れるべきでないとの声明を発表しました。

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 きょうは、県庁で知事あてへ4項目について申し入れし、記者会見もしました。申し入れでは、県民安全担当次長と原子力安全課長が応対しましたが、次長は、「県民の安全・安心が最優先です」を繰り返すのみ。さすが“安全担当”です。

 私は、「安全・安心を担保できるという具体的な中身が明らかにならなければ、県民の不安はぬぐえない」と意見を述べましたが、県は具体的なコメントを一切差し控えました。

 立地町、特に双葉町は、原発交付金があるため地方交付税の不交付団体だったのに、いまや交付団体。財政健全化率でみても県内一悪く、31.1%。これまでの放漫財政のツケが回ったものでしょう。
富岡町も起債発行制限の一歩手前という財政状況になっています。

 だからといって、危険なプルサーマルを老朽原発で受け入れ万一事故でも起きれば、被害は立地町だけでなく県内に及ぶのです。県は、県民の安全からみても「受け入れない」とはっきり明言すべきです。

 
 

2009年01月27日

雇用問題で宣伝行動                                  農民連総会、党新春のつどいで挨拶

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【24日 土曜日は、駅前で市議団とともに雇用守れの署名行動・街頭宣伝】

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【26日 ハローワーク郡山前で地方労連の雇用アンケート活動に参加。次々と寄せられびっくり】

 
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【25日 郡山農民連の役員のみなさんと。一品持ち寄りの会食は、さすが食彩豊か】

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【25日 党と後援会の新春のつどいで先輩のみなさんと】

2009年01月24日

「授業料が払えず退学することがないよう、私学助成を増やして!」                                         県へ署名を提出し、私立高校生ら要望                   

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【この様子は、夕方のTVニュースでも放映されました】

 22日、「県の私学助成を増額してほしい」と私学に通う父母や教師、高校生の代表が、2万9千人分の署名を添えて県へ要望しました。総務部次長と私学の担当部課長が応対しました。

 今回は、初めて私学に通う高校生たちが「実情を聞いてもらいたい」と参加し、父母や教師とともに県庁を訪れました。

 高校生の代表は、「県も予算が厳しいかもしれないですが、友だちが授業料が払えなくて退学したり、卒業できないことがないよう、私学助成を増やしてほしいのです」と訴えました。この高校生は、同じ内容ですでに知事あてに手紙を出したそうです。

 現場の教師も、「県立よりも授業料などが何倍も高いため、この不況下で滞納者が増えており、卒業できない生徒が今年も何人か出そうだ」と報告しました。

 父母の代表は、「せめて高校を卒業していないと就職で不利になります。子どもの将来のためにもなんとか卒業させてやりたいと思っています。公私格差(年間約20万円)を考慮して、私学に通う子どもも本県の未来を担う子どもたちという立場でぜひ増額を」と訴えました。

 子どもたちには、何の罪もありません。親も必死で働いています。県もムダづかいをやめれば、充分お金を出せるはず。どちらにお金をかけるか、県政が問われています。

来年度予算など、2月県議会に向け「知事申し入れ」

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22日、2月17日開会予定の2月県議会に向けて、「知事申し入れ」をしました。私たちは、この間、県が取り組んできた雇用対策を評価する一方で、3月末にはいっそう厳しくなることを踏まえ、4月以降も中・長期的な農業・林業、介護・福祉分野へ生活できる賃金となるよう求めました。

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 知事は、「企業の社会的責任はどうなっているのか」と言いながら、今後も引き続き取り組む姿勢を明らかにしています。

 来年度予算については、大規模事業を真剣に見直すこと。「全県下水道整備構想」についても見直すよう求めました。

 2月県議会では、原発のプルサーマル実施の動きが、原発立地町で活発な動きがでていることから、議論そのものに入るべきでないと、プルサーマルの危険性を指摘しながら、知事に強く申し入れたところです。それでなくとも、福島県の原発は老朽化しているのですから、無謀です。

2009年01月21日

混合型血管奇形を難病指定に                         郡山に住む患者の両親が医療講演会を開催 

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【講演に先立ち、挨拶される会の福島県支部長紺野さん】

 昨年12月県議会に提出された、「混合型血管奇形の難病指定を求める」意見書は、全会一致で採択されました。全国では岐阜、福岡に次ぐ3番目の採択とのことです。

 この請願を提出したのは、郡山に住む母親の紺野さんです。娘さんが、この病気を発病したのは、小2のときだそうですが、国の難病に指定されていないことから、難病指定を求めてこの会の県支部長となり、夫と自ら署名運動をしながら理解を広める活動に取り組んでいます。

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       【血管腫奇形の治療方法など、講演する佐々木医師】

 18日には、この会のよびかけで医療講演会を開きました。紺野さん夫婦の娘さんの主治である医佐々木了(さとる)医師が、血管腫・血管奇形について映像を使って詳しく講演されましたが、私も初めてこの病気の内容を知りました。

 佐々木医師は、KKR札幌医療センター斗南病院の形成外科医です。北大医学部卒業後、米国の大学に留学し形成外科を学ばれてきた方です。

 お話では、手術をしなくても、レーザー治療や、硬化治療という薬物を投入する方法など、さまざまな治療方法があることがわかりました。いずれにしても、母親の胎内で奇形になるらしく、幼児期に治療を始めることが肝心とのことです。

 会場には、別の患者の親や、難病連の役員の方、県外の方など大勢参加されていました。

 この病気を含め、まだまだ難病に指定されていない病気がありますが、患者の声を聞いて、政府が速やかな対策をとるべきだと思います。

2009年01月20日

県知事に対し、第2次緊急雇用対策の申し入れ

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【応対する内堀副知事】

 20日夕方、党県委員会の最上委員長、宮本しづえ衆院予定候補、県議団とで、第2次の緊急経済・雇用対策の申し入れをしました。内堀副知事が応対しました。

 11月25日に第1次の申し入れをしてから2ヶ月がたちますが、この間の党県委員会と県議団、各地区委員会の連携した取り組みで、県政を大きく動かすことができました。

 年末の福島労働局発表で"非正規切り”が全国3番目の多さとなったこともあり、私たちの申し入れにも応えた内容をふまえ、県は年末・年始にかけて雇用対策を一気に具体化させました。

 県知事が経営者団体に直接会って要請したり、県の100人規模の直接雇用を打ち出したことが市町村にも波及し、市町村の直接雇用が次々と発表。また、県は農林業分野の緊急雇用を行うだけでなく、4月以降も中長期的な農業従事者を増やすなどは、全国でも早い取り組みです。

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【副知事の名前の誤りをおわびしつつ、掲載の赤旗を渡してなごやかに懇談】
 
 本日、20日付けのしんぶん赤旗の1面トップで紹介された記事をみて、内堀雅雄副知事は、「私の人生の中で新聞のトップに載ったのは初めてです」と喜んでいただきました。
 
  きょうの申し入れでは、年度末の3月でさらに大量の雇い止めが予想されることから、市町村との連携を強め、窓口や情報の共有化などを強めことや、ホームレスや離職者への生活保護の適用を住居がなくても適用できることを徹底することなど、11項目について求めました。

2009年01月18日

建交労の旗開き

 17日、建交労建本部、福島ダンプ県本部の旗開きがあり、来賓として出席。森谷執行委員長が、派遣村のことや、世界的な経済問題などにふれたあと、今年は大きな節目の年になると挨拶。
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第2部のオープニングは、テナーサックス演奏。素敵な音色に浸リました。抽選くじで私はみごと?カラオケ5人のうちの1人に当たり、「小指の思い出」を歌いました。出場者は頭にかぶりものを渡され歌うのです。これはおみせできませんが、参加賞はトリートメントでした。

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2009年01月16日

2月県議会・新年度予算編成に向けた政調会

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 14~15日、県庁で2月県議会に向けて、各会派の政調会が開かれました。各部局の新年度予算要求総額は、今年度予算とほぼ同程度約8,600億円台。最終つくりは、2月初旬に発表されます。

 商工労働部では、知事を本部長とする県の緊急経済・雇用対策が示され、中小企業向けの資金ぐりでは「経営安定特別資金」の融資枠を当初+30億+100億+120億=250億円にまで拡大したこと。他の融資予算をここへ集約し対応するとのこと。

 雇用創出でも、国の二次補正までの県のつなぎとして、県が、のべ200人程度の臨時職員を直接雇用すること。農林業分野では、緊急雇用だけでなく、4月以降は農林業への新規従事者を増やす方向が示されましたが、本県の基幹産業としてこの機会に所得保障と価格保障で農業で生活できるようにと求めました。

 また、医師確保のために待遇を改善するようですが、大野病院事件で産科医不足を招いた本県は、他県より厚遇しなければならないはずと意見を述べました。

 それにしても、土木部は、道路予算1つみても相変わらず6本の大型道路優先です。むしろ道路維持予算を増せば生活道路への要望も応えられるし、地元企業の仕事起こし・雇用増大につながることを指摘。
 
 航空会社一社撤退する福島空港なのに、新たに賑わい創出するイベントを開催し職員2名も配置するなどとは・・・。ここでも予算の使い方と今の県民のくらしからかけ離れている感覚を指摘しました。

 今回の政調会では、教育庁と県警内での不祥事が相次いだことから、教育長は、前日の商労文教委員会で3月末で辞任を表明。県警本部長も陳謝しました。

 県警には、新年度、女性や子どもに関わる事件対応として19人増員するとのことですが、いわき中央署長がセクハラ問題を引き起こしたばかり。「取り締まる側がこんな事件を起こしているのでは、話にならない」と指摘せざるを得ませんでした。


2009年01月14日

ハローワーク郡山へ緊急雇用対策を申し入れし、懇談

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 13日、郡山市にあるハローワークを訪問し、非正規雇用のリストラなどへの対応などについて、党地区委員長と郡山市議団の3人とともに申し入れを行いました。藤原所長さんら3人が応対していただきました。

 郡山管内は、田村市も含まれますが、12月26日に厚労省が一斉に発表した非正規切りは、県内で約4,000人、郡山管内は300人ということでしたが、新たに1月下旬で雇い止めとなる人数は、派遣元2社でみると300人近くになることが示されました。

 また、相談者も1/5の仕事初め以降、急増しているとのこと。通常1,000人ぐらいが1,500から多いときで1,800人にもなっていること。これは、年末までに首切られた人が増えた影響ではないかとのことです。

 市内にある雇用促進住宅の空きが6つあったが、それもすぐに埋まり、他もまもなくいっぱいになる見込みのようです。

 所長さんは、「これまでの失業者と非正規切りへの対応をどちらか優先させるか大変迷うところです」というくらい、いずれも深刻な状況です。

 やはり、根源にある「大企業による非正規雇用切り」そのものを中止させることが肝要です。国による大企業への指導を強化すると同時に、「労働者派遣法の見直し」を与野党超えて行う以外にありません。

 

2009年01月12日

県道の凍結危険箇所に、ガードレールが設置されます

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【1/9 車のスリップあとが生々しく。「危険箇所」を示す看板もぐにゃりと曲がって(小野町方面から郡山方面をみる)】

 昨年12月24日の朝、中田町海老根地区の県道で凍結のためスリップした車3台が、土手に落下した事故が発生。

 私の自宅からさらに小野町方面へ行った所なので、ここを週3回奥さんの通院で通る方から年末に連絡を受けるまで、24日の事故は知りませんでした。

 幸い大きなケガにならずに済んだようですが、ここは、日影で凍結しやすく、緩やかな上りのカーブにはガードレールがないため、毎年1台は車が落ちる危険ヵ所です。以前から「ガードレールの設置を」の要望が何度もあがっているのに、県は予算がないと放置してきました。

 仕事始めの5日に県中建設事務所へ連絡すると、行政センターと現場を調査したとのことで「当面凍結防止剤をマメにまくようにする」との返事。

 しかし、3台も落ちてもし死亡事故になったら県の責任問題ではないかとただし、「ガードレールの設置を検討してほしい」と要望しました。

 週末の9日、合庁へ行った際に担当課を訪ねて検討状況を聞いたら「ガードレールを設置することした」との回答でした。さっそく、連絡頂いた方などへ知らせました。

 また、新年会で同席した駐在さんにも話すと、「普通のガードレールでは、もう一本の道路から来る車が見えにくくなるので、見通しがよいものになるよう私からも言います」とのことでした。

 これから、いっそう寒さが厳しくなります。1日も早い設置を望みます。

2009年01月11日

新成人おめでとうございます

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【ビッグパレットで開かれた郡山市の成人式】

 新成人になられたみなさん、おめでとうございます。若者に希望が見える政治と社会を共につくっていきたいと思います。

力を合わせれば政治は変えられます。憲法9条の会の呼びかけ人でもあるノーベル賞作家の大江健三郎さんは、先日のNHKのインタビューで「人間が起こしたことは、人間の力で変えられる」と言っています。また、out・grow(草木が伸びる、より大きく)、up・standing(まっすぐ立つ)との言葉も紹介していました。なんだか背筋が伸びていくるような言葉ですね。

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【式典後の第2会場で、母校の出身中学のテーブルに行くと「ア~えっちゃんだ~」と声をかけられ、みんなでパチリ】

 私の姪も新成人になり、わが家に美しい着物姿で顔を見せに来てくれました。実は、成人式会場でも出身中学校あたりを何度か捜していたのですが、とうとう会えずじまいで少々がっかりしていたところでした。すっかり大人びて、妹が少し小さく見えました。

政府の定額給付金と麻生首相への批判あいつぐ新年会                                                             

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【花柳流あやめ会会主の花柳寿美雄さんの祝舞と、女性の妖艶な舞】


 9日、10日、11日は各町内会などの新年会が相次ぎ、また、きょう11日は郡山市の成人式でした。9日は熱海町温泉合同新年会、10日は緑ヶ丘地区賀詞交歓会、そしてきょうは地元中田町新年会と、午後は市の成人式へ。

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 各地区の新年会会場でテーブルを回ると、国会で問題になっている定額給付金への批判や麻生首相への批判が次々とよせられ、「あんな首相だったら俺でも首相になれる」という声も。他のテーブルでは、自民党県議に注文が集中していました。

 また、ある新年会で挨拶した地元選出の自民党国会議員は、「定額給付金、これをいうと評判がよくないのですが」といいながら、結局挨拶の大半が定額給付金の言い訳でした。

 さらに、この国会議員は、挨拶のあと元郵便局長のテーブルへ行き、「郵政民営化は、見直しますから」と言ったとか。確かこの議員は、小泉内閣で『改革派』として盛んに売り込んでいたはず。

 選挙目当てでなく"見直す"というのであれば、国民と地方に対して『構造改革』についての反省をきちんと示すべきだと思います。

 共産党へ注文も出されますが、「期待しているよ」との声も。「派遣切り」をしている側の幹部の苦悩のケアをしているという、定年後大手関連の嘱託社員になった方からは、「労働者派遣法」を見直すべきだといわれました。

 

2009年01月06日

“非正規切り”が全国3番目に多い本県                       県が、直接雇用と県営住宅入居受け入れを発表

 5日、官公庁も仕事始めですが、さっそく商工労働部長から私に連絡が入りました。それは、知事の年頭記者会見で、県の雇用対策で具体化する2点の内容についてでした。

 ①県が、失業者を直接雇用するのは120人程度、延べで240人を臨時職員として雇用する。業務は道路や河川などの維持管理などや、農業試験場での作業、イベントの手伝い、アンケートの調査などを検討しているとのこと。いずれもハローワークを通じての募集です。

 ②県営住宅については、一部補修し32戸分の申し込みを受けつけ、1月中入居できるようにする。(知事は、さらに、2/1からは19戸分の申し込みを受け付けることを発表)

 県のこうした対応は、青年フェスタ実行委が事実を示して県や県議会に働きかけしたことや、年末に「県政つくる会」が副知事交渉したことなどを受けて、県が一定応えたものと評価します。

 一方で、それだけ、本県が全国3番目に多い約4,000人にのぼる“非正規切り”の実態があるからともいえます。

2009年01月04日

今年は総選挙の年!                          新春宣伝は、比例予定候補の宮本しづえさんと

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3日は、市議団とともに毎年恒例の新春初宣伝です。今年は、総選挙の年。市内を宣伝カーで流しながら、東北比例ブロック予定候補の宮本しづえさん(前福島市議)と共に、駅前など4ヵ所で街頭から新年の挨拶をしました。

 晴れた日でしたが、寒さが身に凍みます。でも、宮本さんが訴えていたように、年末にも大量の首切りが行なわれ、「新年おめでとう」を言うのもはばかれるような大変な事態です。年末年始の寒い中、住む家もなく、どうやってしのいでいるのでしょうか。

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こうした人たちを支援するボランティアの実行委員が開いた東京日比谷の“年越し派遣村”は、連日増え続け、きょうは400人と報道されました。

 政治が引き起こした「政治災害」です。それこそ自然災害時のように、政府や行政が緊急に、避難所、医療体制、食事、そして生活保護の適用などの福祉的対応など、人道上の問題として対応すべきです。

 きょうのニュースによれば、ようやくこの問題で野党共闘の方向ができつつあるようです。

 

2009年01月01日

新年明けましておめでとうございます                  今年は選挙の年、雇用とくらし守って頑張ります

 DSC02122~1.JPG  【県庁そばの阿武隈川のほとりで、3人の県議団】

新年おめでとうございます。みなさんはどんなお正月をお迎えでしょうか。非正規労働者へのリストラの嵐が吹き荒れていますが、大企業は内部留保を蓄えており体力は充分あります。

 福島労働局が26日発表したところでは、3月までにリストラされる労働者は県内で4,000人近くにのぼります。福島県は、愛知、長野に次いで全国3番目に多いのです。

 これは、県内にトヨタ、日産、三菱などの自動車関連が多いことや、ソニーをはじめとした大手の電気産業や会津富士通などのIT関連産業が多いことの影響だと思います。

 経済を輸出などの外需頼みをやめ、内需を拡大し、環境産業や農業振興に力を入れるべきです。社会保障を充実し、いのちとくらしを最優先にする政治をすすめましょう。

 今年はいよいよ総選挙の年です。ぜひ共産党を大きくし、庶民の手に政治を取り戻したいと思います。私も県政と国政を変えるため精一杯努力します。ご支援のほど、どうぞよろしくお願い致します。