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2009年05月30日

 「風車病」を知っていますか

 29日は、風力発電所建設が計画されている川内村へ調査に行ってきました。風力発電は、クリーンなエネルギーとして、また、観光誘客になるとして最近注目されているようですが、その一方で、低周波による健康被害が起きて、他県では引越しを余儀なくされている事例が明らかになっています。

 風力発電による健康被害は、「風車病」といいます。私がこれを知ったのはつい最近のこと。自然保護のボランティアから話を聞いて初めてわかりました。

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              【田村市の滝根小白井の建設現場①】

 風力発電所は、県内では天栄村が早く、このあと郡山市の布引高原、田村市には滝根小白井(おじろい)と檜山高原に建設中、そして、現在川内村の大津辺・黒佛木・楢葉にまたがって26基建設が予定されています。
   
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                【電源ケーブルを埋め込む工事現場~滝根小白井②】

 役場の課長さんにもお会いし、その計画の概要を聞いてきました。実際、民家からどれくらい離れているのかといえば、一番近くで直線距離で約1kmといいます。でも、他県では3km離れていても健康障害を起こしている事例があります。

 風車病は、吐き気、睡眠障害、平衡感覚喪失、ひいては長期に浴び続けると白血病や遺伝子障害を起こすなど研究もでています。「感じ方は人それぞれ」で済まされるのでしょうか。
        
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              【風車予定地から約1kmと最も近い人家~川内村】 

 宮川県議と共に、建設予定地の現地調査もしました。プロペラ円の直径は100m、ビルの高さ40階建てくらいの風力発電が人家のすぐそばに見えることになりそうです。しかも、いずれも貴重な水源地となっているところでした。

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 【モリアオガエルが生息する池。川内村は、カエルの学校で知られる自然の宝庫です】

 県自然保護協会もこの問題で5月半ばに県へ要望書を提出し警告を発していますが、人体に被害が出てからでは遅いのです。

 県も地元市町村もそれを無視してすすめてよいはずはありません。まして、固定資産税が入るといっても耐用年数からたった17年間です。自然を破壊し、人間が住めなくなっては本末転倒ではないでしょうか。

 
 

2009年05月25日

臨時県議会~宮川県議が、職員のボーナスカットに反対討論                                      全会一致で「北朝鮮の核実験に抗議する決議」採択

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 25日は、県議会の臨時県議会が開かれました。今回は、職員の夏季ボーナスカットの条例改正案が大きなテーマでした。私たちは、宮川県議が反対討論に立ち、あまりにも国の人事院の勧告が異常であり、それをまともに受けた県人事委員会の勧告自体も自主性・自立性が疑われること。

 また、民間がまだボーナス支給額を決めていない段階で決めることの民間労働者にも悪影響を与えることになり、その結果、ますます地域経済が冷え込むことを指摘し反対しました。

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 今回のことは、総選挙を前にして、自民・公明、民主などがすすめている公務員バッシングの一貫といえます。しかし、これはお門違いというものです。公務とは何か、公務労働はどうあるべきか、よく考えるべきです。

 今の他、臨時議会では、新型インフル対策に対応するため、タミフルを追加し前倒しで備蓄するための補正予算が計上され、これには賛成。さらに、この日、北朝鮮の核実験が行われたことから、全会派一致でこれに抗議する決議を採択しました。

 

2009年05月24日

県9条の会~堤未果さん講演会                         会津風雅堂が満席に

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    【オープニングは、会津子どもクワイアの平和コンサートから】

24日、会津若松市の会津風雅堂で行なわれた県9条の会と会津の実行委員会主催の堤未果さんの講演会は、1,700の全席がほほ埋まり大盛況でした。

 堤さんは、「貧困大国アメリカの未来」のテーマで、約2時間にわたり、9・11テロからのアメリカの変化とブッシュからオバマ大統領になってからのアメリカなどを自身の体験やルポを紹介。

 堤さんは、アメリカニューヨークの9・11テロの時、ちょうど隣のビルの22階で働いていてそのようすを目の前で体験。命が助かったことをきっかけにジャーナリストへ転身。アメリカの現実をルポした著書「貧困大国アメリカ」は、日本で大きな反響を呼んでいます。
   
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       【会場内で~9条ペンダントを買い求め、さっそく身につけて】

 アメリカは、イラク戦争へ突入するなかで、3大政策つまり、警察や電話局を使って全ての情報を監視する法律をつくり、教育や社会保障の予算を削減し貧困層を拡大させ、規制緩和・民営化路線を強力に推し進めました。

 ニューオリンズの町ハリケーンで大被害を受けたのも、自然災害対策機構を民営化しコスト削減競争に追い込んだことが原因といわれています。

 軍隊まで民営化されたとは驚きました。徴兵制もすでに義務化が廃止され、その代わり兵士を勧誘する民間のリクルーターがいること。

 これは、政府の教育予算削減とからめて行なわれ、実は日本でも実施された全国一斉学力テストを行ない、このテストで学校間を競争させ、生徒の成績で教育予算を配分するというのです。

 テストの成績と同時に、生徒の個人情報(親の収入や犯罪の有無、生徒の携帯電話番号まで)全てを国に提出するしくみがつくられ、提供しなければ学校補助金がカットされるので、貧困地域で成績の悪い学校では教師も拒否できずにいる。

 こうやって、貧困層の高校生をねらってリクルーターが言葉巧みに兵士になる契約書にサインをさせる。いったんサインしたら断れないしくみには、戦慄を覚えました。

 でも、堤さんは最後に、憲法9条が世界から歓迎されていること。9条と25条の生存権の両方を守る大切さ。あきらめずに続けること。その一人ひとりの行動が政治を変えさせる大きな力になることを訴え、参加者に大きな感動とエネルギーを与えてくれました。
 
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        【講演終了後、著書のサインに応じる堤未果さん】
   

2009年05月20日

知事へ、富士通の強制再配転問題、雇用・経済対策(第4次)、                                 新型インフル対策について緊急に申し入れ

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   【内堀副知事へ申し入れ書を渡す最上県委員長と、宮本しづえ比例候補、県議団】

18日知事に対し、富士通の強制再配転、第4次の雇用・経済対策、新型インフルエンザ対策の3点について申し入れました。また、志位委員長のオバマ大統領への核廃絶の書簡も渡しました。今回も共産党県委員会と県議団の要請に、内堀副知事が応対しました。

 富士通問題では、すでに2/18私たち県議団と会津若松市議団が富士通マイクロエレクトロニクスを訪問し要請していますが、1人ずつ労働者に対し北九州や名古屋への転勤に応じるよう働きけかけられている真っ只中です。

 実際には退職の道も地元に残る道も閉ざされていることや、ここの社員がいつの間にか富士通本社の出向社員として命令していることが判明するなど、違法なやり方をしていると指摘。株主への配当金も従来と変わらず、製造ラインは運転しているなどの状況を伝え、1月に続いて知事が直接、富士通本社へ働きかけるべきと要請。

 内堀副知事は「地元の市長た関係団体とみなさんと共同で要請を検討している」と答えました。私たちは、生活保護の受給の緩和、銀行窓口での緊急資金の貸し渋りの実態、インフルエンザの対応についても訴え、県の迅速・ていねいな対応を求めたことにも「1つ1つ真剣に受け止め、対応していきたい」とのこと。

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 具体的要望内容については会場を別室に移して行なわれ、生保や県営住宅、雇用、金融の担当課と交渉しました。商工労働部の政策監も同席しました。

2009年05月17日

医師・看護師・介護職員を増やして!~ふくしまウェーブ                                          宮城小運動会

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         【看護師さんたちとおそろいの黄色のバンダナをつけて挨拶】

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 16日は、午前中は地元宮城小学校の運動会へ来賓で参加し、午後は郡山駅前で行なわれた「医師・看護師・介護職員を増やせ、 5・16ふくしまウェーブ」の集会で挨拶しました。

 郡山駅前で行なわれた集会には、全県から看護師や介護職員など80人余が参加し、私が党を代表し挨拶。民主党からは玄葉国会議員からのメーセージが読み上げられました。

 会場では、健康チェックや署名が取り組まれ、二本松社会保険病院で働く看護師や介護施設で働く背青年の訴えがありました。

 介護現場で働くこの青年は、「正直言って、体はきついです。それなのに賃金は月に10万円そこそこなのでやめていく人が多く、募集してもなかなか集まりません。3%の引き上げをしたといっても、利用料にはねかえるため、結局以前と何ら変わらない」といいます。国の改善措置はほとんど効果がなかったといいことでしょう。

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  【全児童と消防団との綱引き。消防団も頑張りましたが、小学生たちの力には及ばなかったようです】
 
 地元の宮城小学校の運動会では、私も玉入れに参加しました。方部対抗の玉入れは一般も参加できますが、長い竹ざおの上の方に細い缶が2つついているだけ。とても難しいのに、なんと12個も入れた方部にはみなびっくり。ちなみに昨年は、わずか2~3個でした。

2009年05月16日

委員会の県内視察(中通り)

 13~15日、私が初めて所属した企画環境委員会の県内視察でした。県内調査は3回に分けて実施されますが、今回は中通り方面でした。

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   【福島空港の脇にある県消防防災ヘリ(佐藤県議と)。ヘリの機内で】
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 福島の県消防学校や福島空港敷脇にある県の消防防災航空センター。防災へりには初めての搭乗です。操縦士を含め9人搭乗し20分間飛行。福島空港から布引高原に向かい、郡山駅の上空を回って帰ってきました。

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             【(株)ひまわりで、回収してきた廃油】

 須賀川にある廃油などバイオマス利用に取り組んでいる(株)ひまわりは、一度は視察してみたいと思っていました。また、郡山布引高原の風力発電所は、33基全部完成してから見たのは初めてで、これを動かしているグリーンパワーは湖南町赤津にあり、その代表者は電源開発からの出向でした。

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              【企画環境委員会のメンバー】

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              【布引高原の展望台近くで】

2009年05月12日

新型インフルエンザの県の対応は?

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          【担当課から説明を受ける藤川県議と私】

 12日、県庁で今週の県議団会議を行ないました。その中で、昨日、郡山の女性が、飛行機で感染した中国人と同乗していたことから観察することになったとの報道があり、県の対応について県の医療看護課から説明を聴取しました。

 県は、4/28に知事を本部長とする対策本部を立ち上げていますが、新型インフルエンザへの薬品や医療関係者の資材の配布数などがどうなっているのか、体制は十分なのかどうか尋ねました。

 県内では、県が6ヵ所の保健福祉事務所で対応するとともに、2つの中核市(郡山市といわき市)が国の出先機関と直接情報交換をしているため、郡山市の女性については当初連絡が入らなかったということでした。今後は、県が市町村の全ての情報を掌握できるシステムにすべきではないかと求めました。

 また、タミフルは41万人分(国民の23%の基準で)で用意しているとのことですが、これを45%まで引き上げることになり、3年間で追加分を補填する予定であること。今年度分の8万270人分は発注済み。リレンザは今年2万1,300人分全部を購入するとのこと。

 このほか、防護服やゴーグル、手袋、マスクなどは指定医療機関である医大と6病院、そして、約40の協力病院z全部の医師と看護師の人数分について、すでに国庫補助で備蓄済みとのこと。

 しかし、これで充分かどうか。県が国の方針どおりに保健所を統廃合していることや、それにともなって保健師も削減してきたことなど、公衆衛生分野を後退させてきた国と県の責任があらためて問われます。

 県民の安全・安心を考えれば、万一、今後感染者が発生しても対応できるような充分な体制が必要ではないかと求めました。

2009年05月11日

前進座国立劇場5月公演観劇ツアー

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                    【郡山パルのみなさんと】

10日は、前進座友の会・郡山パル主催で、毎年恒例の5月国立劇場公演観劇のツアーでした。5月10日~22日(金)まで上演されていますが、昼の部は、11時30分からの開演です。

 今年の演目は、「江戸城総攻(そうぜめ)」と「左の腕」~無宿人別帳の2つ。「江戸城総攻」は、昨年のNHK大河ドラマ"篤姫"を見て、江戸最が明治に代わる時無血開城となったことを初めて知ったのですが、今回は真山青果の3部作を1本に仕立て直したものだそうです。

 「左の腕」は、松本清張の時代小説「無宿人別帳」シリーズを舞台化したもので、清張生誕100年・中村梅之助舞台生活70年記念公演です。

 朝6時すぎに出発して10時に到着。11時30分からの開演ですが、その間、福島県出身の前進座女優横沢さんの案内で、私たちは一番乗りで楽屋訪問をさせていただきました。初日に行ったのは初めてです。

 徳川最後の将軍慶喜を演じる嵐圭史さんの楽屋を訪問し少し懇談。その他、勝麟太郎を演じる瀬川菊之丞さん、山岡鉄太郎を演じる嵐広也さんは、「左の腕」の松葉屋の女主人・おあさを演じる河原崎國太郎さんと同じ楽屋からそろって顔を出してくれました。

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            【横沢さんと中村梅之助さん】

 前進座代表の中村梅之助さんからは、他の団体とみなさんと一緒に挨拶を受けました。梅之助さんは、9歳から舞台に立ったことを述べていましたから、今年で79歳。父親の中村翫右衛門さんが「左の腕」を主演されていて、1982年1月を最後に80歳過ぎまでつとめたと聞いています。

 一流の役者さんと一流の舞台を観劇できるのは大変幸せなことと思っています。8日には久しぶりに郡山演劇観賞会の例会に参加し、「佐賀のがばいばあちゃん」をみたばかり。

 森光子さんがついに「放浪記」舞台主演2000回を迎え、89歳の誕生日も兼ねたお祝いの報道がありましたが、この数日間、役者として生きている方たちのエネルギーを頂いています。私も頑張らなくては!
 

2009年05月09日

小森陽一氏、郡山で文学講演                     宮本百合子の「貧しき人々の群」と今

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             【文学講演する小森陽一氏】
 
 9日、郡山ゆかりの作家「宮本百合子の『貧しき人々の群』と今」のテーマで、ここ郡山市において東大大学院教授の小森陽一氏の文学講演会が開かれました。

 主催は、近代文学を学ぶ「森の会」、コシアブラ9条の会。これに、郡山市9条の会、新婦人郡山支部「文学小組」、郡山地域の戦争と平和を考える会が協賛して開かれ、会場いっぱいの約300人が集いました。

 近代文学を学ぶ「森の会」は、小森氏と20年間にわたり文学講座を重ねてきたという東京都目黒区で活動されています。この文学講演会が縁で初めて来郡されたようで、主催者を代表して会の女性が挨拶に立たれましたが、さすが味わいのある真を捉えた内容でした。

 小森陽一氏は、以前に郡山で憲法の講演をされています。全国の9条の会事務局長でもあることから、憲法問題の専門家だとばかり思っていましたが、もともと専門は文学で、それも夏目漱石の研究家とのこと。

 郡山の安積開拓の当時の悲惨なようすを小説にあらわした百合子の「貧しき人々の群」(1916=大正
5年発表)について、小森氏は、現代の貧困問題に通じる貧しき人々の背景にある資本主義の社会構造をこの小説にきちんと描かれていることをみごとに浮かびあがらせました。

 そして、17歳の百合子がこの社会構造を確かな目で捉えていっていることを、小説に登場する人物をあげて大きく3つに分けて解明。

 小森氏によって、単なる文学として作品を読むのではなく、背景にあるその時代の社会構造まで深く読み解く大切さ、プロレタリア文学のもつ生命力。小森氏の文学論に限りない魅力を感じ、私もいっぺんでファンになりました。

 

 

2009年05月07日

子どもまつり会場で核廃絶署名行動                            志位委員長がオバマ大統領へ書簡

 5日は、子どもの日、開成山公園で市の子どもまつりが開かれ、花曇りでしたがたくさんの親子連れでにぎわいました。

 郡山原水協は、開成山公園のバラ園の入り口付近で子どもまつりにやってくる親子連れに、「世界中から核兵器をなくしましょう」と呼びかけ署名をお願いしました。世界には2万発も核兵器があるのです。

 私もマイクを握り、核兵器と人類は絶対共存できないこと。アメリカのオバマ大統領も4/5にプラハで初めて「核兵器を使用したことのある唯一の核保有国として、アメリカは行動する道義的責任がある」。

 さらに、「アメリカは核兵器のない世界に向けた具体的措置をとる」と演説したことを紹介し、今こそ被爆国として核廃絶の声をあげ、世界中から核兵器をなくすために、ぜひ署名にご協力をと呼びかけました。

 この日の署名行動は8人参加で246筆。この間で最高の署名数でした。

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 【オバマ大統領のプラハでの演説の抜粋と、志位委員長の書簡~5/1付しんぶん赤旗】

 ところで、4/28、共産党の志位和夫委員長が、オバマ大統領あてにプラハで行なった演説を歓迎する書簡をアメリカ大使館を通じて送ったことはご存知でしょうか。

 核保有国のアメリカの大統領が、核兵器を唯一使用した責任と、核廃絶を世界に呼びかけたことは初めてのことです。書簡の全文は、今週10日付けの赤旗日曜版でも紹介しています。ぜひご覧下さい。

2009年05月06日

連休中のドライブ

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 3日の夕方来て娘夫婦が泊まっていきました。東京から初めてレンタカーでやってきました。4日の午後に発ち婿さんの実家長岡へ行くというので、午前中は近くの市立美術館で開かれている藤代清治の影絵展をみようと出かけたのですが、すでに満杯状態。

 やむなくあきらめて三春ハーブガーデンへ。ここも混んでいましたが、ハーブの花や香りに包まれながら散策。ハーブティを3種類ほど買い求め、レストランで食事をして別れました。

 私たち夫婦もそのまま磐越道を走り、河東ICで降りて磐梯町にある慧日寺に行ってきました。議会の委員会視察で訪れたときは修復工事のさなかでしたが、きれいに復元されていました。
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           【慧日寺の庭に咲いていた白い小さな花。何という花でしょうか】

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  【山吹の黄色におおわれる季節は、田んぼも忙しくなります】


 この連休もきょうで終わり。1日おきに行事がありましたが、以前から写りが悪かったわが家のテレビアンテナがついにプッツンと切れてしまい、連休初日に光ファイバーを引く工事を行ないました。

 それに向けて家中の大掃除を行ない、その後も細かい片付けをしたり。日頃の家事のご無沙汰をこの間一気にしたので、疲れましたー!。夫は、田んぼの田起こしにとりかかったものの、中古のトラクターは部品の故障で思うように進みません。連休最後のきょうは、2人で静かに過ごしています。

 

2009年05月03日

62回目の憲法記念日

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 3日は62回目の憲法記念日でした。午前中は3人の市議団とともに街頭宣伝をしました。2台の宣伝カーに分かれ、駅前で合流し街頭から訴えました。

 特に、今国会に提案されているソマリア沖への海賊対処法案は、自衛隊の海外派兵の恒久化をねらっていることや憲法9条の2項では武器の使用を禁止していること。

 また、貧困と格差が広がっている今こそ「健康で文化的な最低限の生活保障」を謳っている憲法第25条を生かす政治をと強調しました。

 終わると、車の中で聞いていた私の地元の男性2人は、「小泉構造改革が悪い。あれから何もかもひどくなった。ガンバレ」と言って激励してくれました。

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                 【講演する下村幸仁教授】

 午後には、けやき法律事務所などでつくる実行委員会が「憲法のつどい」を開催。今年は、渡辺純弁護士が中心になって貧困問題を取り上げ、長年にわたり福島市でホームレス支援をしている会津短大の下村幸仁教授の講演。

 「郡山派遣村」の星事務局長、路上生活者の生保申請にあたってきた共産党の岩崎真理子市議からも特別報告がありました。

2009年05月02日

横田敬幸さんの版画展

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          【郡山駅前大通りに面したギャラリー観で開かれた個展】

 5/3までで終了しましたが、連休の合間に駅前の「ギャラリー観」で開かれた、版画家横田敬幸さんの個展を見に行ってきました。

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 横田さんと一緒に・・・。バックの大きな横絵は案内状にあったもので、和紙を使っています。他に花や植物、また海外(中東)の風景画など素材も色合もさまざまあり、素晴らしいものでした。

 横田さんには、私の毎月のニュース「こんにちは神山えつこです」が先月号で150号を迎え、そこへあたたかい励ましのメッセージを寄せていただいております。

第80回メーデー郡山地区集会・デモ行進

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           【オープニングで郡山合唱団の歌声が響くメーデー会場】
 
 5月1日は、メーデー。郡山では開成山の野外音楽堂で集会が開かれ、集会後に開成山球場入り口から郡山駅前までデモ行進。

 新緑の香りに包まれメーデーにふさわしい青空の下、時折郡山らしい(?)強い風にあおられたりしながら約200人近い団体・個人が集いました。

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     【日大のよさこいチームも集会を盛り上げてくれました。カッコイイー!】

 貧困と雇用問題が深刻さを増している中で行なわれた今年のメーデー。私が党地区委員会を代表して連帯挨拶。党市議団を代表して高橋市議が、1月以降取り組んできた路上生活者救出活動について特別報告を行ないました。

 市議団が、この日までに生活保護を受給させたのは20人以上になり、そのうち路上生活者は16人とのこと。この日、路上生活から脱出できた6人が参加しました。メーデー参加は初めてとのことです。

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        【意気高くシュプレヒコールしているのに、なぜか目をつぶってる私】
     
 雇用を守れ、社会保障削減をやめて医療・福祉のセーフティネット充実を、消費税増税反対、ソマリアへの自衛隊派兵・「海賊対処法案」反対、憲法と平和を守ろう、総選挙で政治を変えよう!と、集会やデモ行進で意気高く市民にアピールしました。

 夜には、教組と国労主催のメーデー集会が開かれ、ここでも党を代表し連帯の挨拶をしました。