「子どもの権利条約」シンポ、議員としゃべろうに参加

27日は、福島市のウィズ・もとまちで開かれた「子どもの権利条約」シンポジウム、「議員としゃべろう」に県議として参加。私のほかは、福島市、郡山市、会津若松市の市議で、4人とも 「子do権」の会員です。
約20人の参加者で、福医大看護学部の立柳教授がコーディネーターとなり、各議員から最初に15分間、そのあと参加者のみなさんと意見交換でした。

私は、2つの点から提案。1つは、県の予算面から。県の財政力が全国21位に比べ、1人当たりの児童福祉費が全国最下位(03年度)であること。泉崎村の児童虐待死や会津若松の高校生による母親殺害事件の感想とそれへ対応などをのべました。
2点目は、05年12月県議会で取り上げた「学校内における災害・事故問題」。須賀川一中の柔道部活事故と、石川高校でのプール潜水事故死などを例示し、全国で100万件(給付件数)も学校内事故が発生している異常な事態を指摘。
この日は、これら2つの事故の被害者を支援している「子どもの人権を守る福島の会」の役員も参加。この方の息子さんも部活中に熱中症で亡くしたことが述べられると会場がシーンとなりました。事実は重い。







20日は、前進座5月国立劇場公演を、郡山パルのみなさんと観劇してきました。風薫るさわやかな天候に恵まれ、選挙の慰労を兼ねてマイクロバスを貸切り21人が参加。都内に住んでいる娘たちも現地から初めての観劇です。 【東北自動車道からは富士山もくっきり。写真は首都高速からみえた東京タワー】
「新門辰五郎」は、幕末の京都が舞台の江戸町火消し辰五郎の物語。京都の市中取り締まり役、会津の部屋頭・小鉄がでてくるなど、福島県人としては興味をそそります。



それぞれ、宮川議員は市議7期経験のベテラン、藤川県議は市議2期を経ての当選ですが、県議会は市議会とやり方が違うようで、2人共初めての県議会にとまどいもあったようです。















今年は、安倍内閣が憲法9条を変えるための「国民投票法案」が参議院で審議されているという緊迫した事態を迎えていること。小泉「構造改革」以降、格差と貧困が大きく広がっている今、社会保障の改悪と庶民増税をストップさせるために7月の参院選挙で前進し、くらし・福祉・平和を守る決意を述べました。