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2007年06月30日

盛り上がった「出陣式」


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 参院選に向けた党市後援会の「出陣式」が30日に行なわれました。今回は、実行委員のみなさんが趣向をこらし、各政党の特徴をワインに例えた劇「政党ソムリエ」を上演し爆笑の渦。

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 なんと俳優は、私含め議員と宮本しづえ候補でした。もちろんシナリオやセリフはちゃんと用意されていましたが・・・。私はお客Aで自民党のワインを注文する役。隣は橋本市議、自分のセリフのおかしさに笑い伏せてしまったのは民主党のワインを注文する岩崎市議、そして宮本候補です。


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 オープニングは、熊田さんの「千の風になって」「夏の思い出」などを尺八で。浴衣姿の新婦人内後援会のみなさんはハンドマイク宣伝のようすを再現するなど、各後援会が出演し楽しく終わりました。

2007年06月29日

藤川県議、庶民増税による経過措置や軽減制度の         周知徹底求める

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 27日は県議一般質問の2日目で、藤川しゅく子県議が初質問で登壇しました。「県民のくらし応援」の公約を掲げて初当選した藤川さんは、この立場で県の姿勢を問い、知事に対しては、自衛隊による県民監視活動問題と、04年に緑資源機構から受けた政治献金についての見解を質しました。(藤川県議のブログをご覧下さい)

 ところで、定率減税廃止による負担増は大変なものとなり、郡山市役所への問い合わせは、27日までに2,797件(うち窓口は467件)もあったそうです。福島市やいわき市でもほぼ同じくらいの問い合わせと怒りの声が。

 藤川県議は、「年度間の所得変動による経過措置」について周知徹底を求めたところ、県は「来年(08年)7月の申告機会を逸しないよう、市町村と連携して周知徹底を図る」との答弁を引き出しました。

 これは、昨年度所得税が課税されていた人でも、今年度急激な収入減(失業や退職など)で非課税になった人は、来年度に調整されます。しかし、この申告受付は08年7/1~7/31の1ヶ月間だけです。該当する方は、来年忘れないで市町村窓口で手続きを!


 

2007年06月25日

議会報告会


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 25日夜、白岩の業者後援会が高橋市議と私を呼んで議会報告会を開いてくれました。選挙中にも集会を持っていただき、きょうはそのお礼も兼ねての集まりです。

 私は、いま開会中の6月県議会のようすを伝えましたが、特に、議会改革検討委員会で海外視察や定例会の旅費が見直しが行なわれたことや、県民にとって定率減税廃止による影響額は100億円(2年間で)になること。

 この増税分を県民に還元するための提案を27日の藤川県議の質問で行なう予定であることを紹介。具体的には国保税、介護、障がい者への軽減策や、子どもの医療費中学卒業までの無料化などです。

 「増税を辞めさせてくれ」、「応援してるよ」などあたたかい声に励まされ、また明日から県議会で頑張ります。

2007年06月24日

地元柳橋地区に遊歩道完成

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 23日午前中は、地元中田町柳橋地区に遊歩道が完成し、来賓として招待を受けました。柳橋商店街を通る県道の幅員が狭いため、町内会からの要望で南側の川沿いに作られたものです。
 
 安全祈願祭と開通記念のテープカットが行なわれましたが、県議会議員の代表は、お隣の田村町から出ている大和田県議でした。

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 地元御舘小学校の小学生たちが「黒石夢歩道」と名づけました。この日6年生が招待され、一緒に渡り初めしました。晴れ上がった陽ざしの中を東の方へ向って歩くと、この地区の象徴黒石山が正面に見えて、眺望は抜群です。

 この地区の柳橋歌舞伎はすっかり有名になりましたが、かつて輸入石が入ってくるまでは、この黒石山のみかげ石を採取し、石材加工で栄えた町でした。

穀田国対委員長、紙参院議員、宮本しづえ予定候補の    演説会に1800人

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 福島市で開かれた共産党演説会に、全県から約1800人が参加。約2千人入る県文化センターはほぼ満席に近い人で埋め尽くされました。藤川県議が総合司会を努めました。
 
 郡山からも大型バス3台とも満杯で参加。バスの中で私から真っ最中の6月県議会のようすを報告。大勢の地元後援会のみなさんと一緒にいると、議会内の緊張も解けてホッとします。

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【会場控室で穀田国対委員長らとともに】

会場に着くと警官などが立っていましたが、思わず「自衛隊の情報保全隊が見張りにきているかもしれないね」との声がもれました。

 いよいよ参議院選挙目前、公示は与党が勝手に会期を延長し、7/12公示、29日投票に。様々な行事への影響も出ますが、これも含めて厳しい審判を。

  ただし、民主党に期待しても、憲法改悪、労働法制改悪、消費税増税は与党と同じ路線です。「たしかな野党」共産党が大きくなるよう、ご支援を。

2007年06月22日

議会改革検討委が海外視察と議会旅費で中間まとめ

 19日から始まった県議会は、代表質問が終わりました。終了後、議会改革検討委員会が開かれ、17項目のうちの3つについて中間とりまとめを行ない、議長へ提出しました。

 前回、議長の常任委員辞任についてはすぐに一致の方向がでましたが、他の2つについては各会派の意見が分かれていました。きょう各会派の一致をみたのは、「海外視察」「定例議会中の召集旅費」「議長の常任委員の辞任」の3項目です。

 「海外視察」については、前回までは自民と県民連合が継続の方向でしたが、「任期中1回は行ける」というのをやめて、『情勢により視察が必要と議会が認めた場合』に限定することにします。

 「定例議会中の旅費」については、大雑把な6区分での支給形態をやめて、一日あたり3,300円の旅費は残りましたが、交通費と宿泊費は職員の旅費規程の準じた実費に近いものとし、福島市内は宿泊費を支給しないこととします。

 議会中の旅費について、自民党から「職員と議員の基準を同じにするのはおかしい」とか、「病気になったりして車を運転できなくなった時、タクシーを使った場合どうなのか」などの意見もでましたが、定額支給とすることに。

 また、他の委員から「経費はいいくら節減できると試算したのか」との問いに、議会事務局は「1議会で約200万円、年間で1,000万円の節約になる」との答弁には正直驚きました。

2007年06月19日

「共産党演説会」へお越し下さい。

 今週土曜日、23日午後2時より、県文化センターで「共産党演説会」を開きます。入場無料でどなたでも参加できます。

 弁士は、衆議院議員の穀田恵・国対委員長と紙智子参院議員、宮本しづえ県国政対策委員長です。ぜひ、お気軽にお誘い合わせておでかけ下さい。

「庶民増税中止!」を求める署名をお願いします。


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 わが家の共産党写真ニュース掲示板のそばに、「増税中止を求める署名」の協力をお願いし、用意したポストへ投函することをよびかける看板が設置され、約1ヶ月になります。 これは地元の党支部が取り組んでいるものです。

 今週あたり、みなさんの自宅に今年の税金納付書が届いた方はご存知でしょうが、定率減税廃止にともない、住民税が少なくとも昨年の2倍以上になったはずです(もちろん、全てがそうではないのですが)。

 この庶民増税を決めたのは、自民党と公明党です。共産党は、全国で増税中止を求める署名に取り組み、また今国会では、一旦払った税金の「戻し税」をすることを求めています。

2007年06月18日

「父の日」夫とドライブ

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【岡倉天心が建てた六角堂がある五浦海岸】

 17日、たまたま時間がとれたので、夫と久しぶりにドライブへ。海育ちの夫はたまに海を見たくなるらしく、「父の日」ということもあり、いわき方面へ。

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【勿来の関】

 福島県と茨城県との県境勿来の関へ、さらに北茨城の五浦海岸と天心記念五浦美術館を見学しました。真夏のように暑い日で、雲ひとつない真っ青な空はどこまでも青く、久しぶりにすいこまれそうな気分を味わいました。

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【茨城県天心記念五浦美術館】

 太平洋へ面している五浦海岸は、荒いせいか真っ白な波しぶきが打ち寄せては引いていきます。まるで一枚の絵のよう・・・。実際、キャンバスを広げ絵を描いている方もいました。

2007年06月16日

県の「再審査請求」手続きについて丁寧な説明を

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 数年前に県内の学校でプールの授業直後死亡した、講師だった息子さんの両親が、昨年末、県の再審査請求のあり方に関して県と懇談しています。

  両親は息子さんの公務災害の認定を求め、その審査が約2年かかって行なわれました。しかし、審査結果は「却下」でした。

 ところで、こうした審査結果に納得できない場合は、「再審査」の道があります。両親は、即座に口頭で「お願いします」と伝えたそうですが、特に請求文書などは渡されないまま、60日以内の再審請求の手続き期限が切れてしまったこともあとになって判明し、その道は閉ざされてしまったのです。

 今週13日、ご両親は県庁を再び訪ね「自分たちと同じように悔しい思いを味わってほしくない」と、「再審請求は、『文書』で請求することを、関係者に徹底するしくみをつくってほしい」との要請書を提出しました。
 
 役所からみれば「文書でなければ」というのは当たり前でしょうが、普通の県民にそこまでわかるでしょうか。日本は、本人からの申請主義をとっている一方で、権利については何も教えない国だとつくづく思います。
 

2007年06月15日

中国残留孤児へ国も県も支援を

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【支援者の福大名誉教授長尾先生と帰国者】

 中国残留孤児への国家賠償を求める裁判の支援活動をしている福島の関係者のみなさんと懇談しました。偶然にも、私たち県議団3人とも関係者なのです。

 藤川さんの実家は、中国からの引揚者で、宮川さんは、旧満州生まれです。私は、郡山の帰国者でつくる来往会と関わっており、県議会で帰国者支援を取り上げ、昨年から自立支援通訳の派遣事業がスタートしたばかり。

 国は、今年度から帰国者自立支援プログラムを立ちあげ、支援内容を拡充しました。ただし、支援対象者は、生活保護受給者であり、しかも帰国一世とその配偶者だけと限定しています。 

 しかし、実際には、帰国2世、3世への支援も必要なのです。国がしないのであれば、当面県が不十分な部分をカバーしてはどうでしょうか。すでに福島県民なのですから。

2007年06月11日

帝京安積高校教師銃撃事件、「全面勝利」の和解成立

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【約1年半前の06年1/23、総務部長出席のもと行なわれた県交渉】

 6日、帝京安積高校教師銃撃事件の民事訴訟で、和解が成立し、10年にも及ぶ争議が終結しました。
 
 「和解」の内容は、「組合つぶしをねらった不当労働行為に基づく、強要未遂及びに殺人未遂事件であったことを認め謝罪する」という画期的なものです。

 しかも、今後「学園は組合に対する敵対的労務政策をしない」「和解金を支払う」と明言しました。そもそもこの民事訴訟を起こした目的は、学園に不当労働行為の非を認めさせ、謝罪させることでしたから、組合側の「全面勝利」といえます。

 私は、私学を指導監督し、運営費助成している県総務部私学グループとの交渉などに関わってきました。昨年1/23の県交渉では、総務部長が初めて出席。マスコミはこれを大きく報道しました。

 “組合敵視”政策をとっている帝京グループ傘下のこの学園は、暴力団を使って、元組合委員長・当時書記長だった菊田先生を銃撃。

 瀕死の重傷を負って生死の境をさまよった菊田先生は、今回の「和解」記者会見で「ようやくホッとした。今後は学園の民主化と生徒たちの豊かな教育のために力を尽くしていきたい」との感想をのべました。

 組合のみなさん、支援する会のみなさん、そして全国から支援いただいたみなさん、本当に良かったですね。心よりお祝い申しあげます。

核廃絶を求める広島、長崎からの平和アピール署名行動

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 9日の土曜日午後、駅前で「69行動」として、郡山原水協の署名行動を行いました。今年の原水爆禁止世界大会は、8/6~9長崎で行なわれます。

 郡山からも代表団を送ります。世界中から核兵器廃絶をめざそうと「ヒロシマ・ナガサキからの平和アピール」の署名運動にとりくんでいます。私も久しぶりで、三穂田町の訪問活動の合間をぬっての参加でした。

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 高校生などはいつも積極的に応じてくれます。たまたま通りかかった地元のお母さんにも協力していただきました。この日は30分間で38筆だったと思います。

2007年06月09日

須賀川のフリーママサークルが県交渉

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【8日県へ要望書を提出する須賀川フリーママサークル代表の鈴木さん】

 8日、須賀川新婦人のシングルマザーでつくる“フリーママサークル”が、県へ要望書を提出し懇談の場をもちました。

 これまで、厚労省へは何度か交渉しているようですが、県交渉は初めてです。なかなか職場を休むのも大変なので、午前中は須賀川市と交渉、夕方に県と交渉という日程でした。私と藤川県議が同席しました。

 さまざまな事情で離婚せざるをえなくなって、シングルマザーとして頑張っている鈴木さとみさんを代表に、小山田さん、そして須賀川支部と県本部の役員のみなさんなど8人が参加。なお、鈴木さとみさんは、NHKテレビのワーキングプアの特集番組でも紹介されました。

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 国は、来年からさらに児童扶養手当てを削減しようとしています。前回改悪されたとき、厚労省は批判をかわすために、就労支援、住宅や保育所の優先入所などの附帯条項を付けましたが、この間の実績をみれば無きに等しいものです。

 彼女たちの話は何度も聞いていますが、「財布に千円しかなくて子どもを病院に連れて行けなかった時が一番つらかった」と声を震わせての訴えに、ついもらい泣きしそうになりました。

 県の幹部も心動かされたはずです。「ぜひ今回のように直接会って話を聞くなり、アンケートをとるなりして、県内にひとり親家庭が2万1,000以上の世帯があるというのですから、ぜひ母子家庭の実態を把握してほしい」と私も強調しておきました。
 

2007年06月08日

総務委員会の県内調査

 今週の6/6~8の3日間は、私が所属している議会総務常任委員会の県内調査で、県北、いわき、相双地域の出先の各振興局と、昨年大学法人化した県立医大や私立学校などを視察。

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【県北振興局の調査(県庁内)】

 私学は、県の認定こども園の第1号になった二本松市の「まゆみ幼稚園」と、いわき市にある磐城緑陰中学校(山崎学園)。今年4月新設の私立中学校で、難関大学をめざす中高一貫校とか。

 県内の私立校では今後一気に広がる動きになっているそうですが、県も今年07年度から併設型の会津学鳳中高一貫校をスタートさせました。中学受験となることなど、子どもや親にとってどうなのでしょうか。

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【いわき駅前再開発ビルの工事現場~ここは、市の総合図書館になるフロア】

 いわきでは、今年10月にオープン予定の駅前再開発ビル(地上8階、地下2階)。工事の進捗率は約8割。市の総合図書館のスペースは2階分もあり、このビルのウリものの1つのようです。赤字で大変な郡山市駅西口のビッグアイ(24階)よりはずっとましかも知れませんが、維持管理費などの市民負担は今後どうなっていくのでしょうか。

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【JFA(日本サッカー協会)アカデミーの男子寮。全国から中学生以上の選手を受け入れ、女子寮もあります】

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【相馬市中核工業団地内にある4月にオープンした相馬光陽パークゴルフ場で、初体験の私】

 相双地域は、原発・火発の電源交付金を活用して整備した広野町のJFAアカデミー学生寮(男子・女子)と、相馬市が相馬火発の石炭灰埋め立て地を取得し整備したパークゴルフ場を調査。ここの利用料金は、一日500円という安さでした。

  
 

2007年06月06日

3人の県議団の初議会写真

 この間、3人の県議団の議会5月半ばに開かれた臨時議会、5/29の6月県議会に向けた政調会のようすなどまとめて写真でお知らせします。

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【5/15 臨時県議会初日~議長選挙と副議長選挙(投票用紙の配布を待つ私たち】

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【5/15 議会運営委員会の初会合】

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【5/29 政調会】

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【5/29県議団で原発問題学習~原発県連の伊東さんと早川さん】

2007年06月05日

南会津の土砂崩れ危険箇所の対策を


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【県農水部(右)から説明を受ける大竹議員と宮本しづえ候補】

 4日、こども署名提出の県交渉を終了後、南会津町(旧田島町)の大竹議員が、地元の土砂崩れ危険箇所について県に聞いてみようということになり、県農林部へつないで控室で説明を受けました。

 宮本しづえ参議院選挙区予定候補も同席し、県から説明を聞いてみると、ここは国有林なので直接は国ということが分かりました。なお、県からも国へ働きかけるとのこと。大竹議員も地元の町内会と相談することにしました。

 この日の午後は、県発注工事で下請け会社が倒産し未払いが生じている問題で相談者が来室したので、県担当部と相談。

 夕方には、こども署名提出に参加した市町村議員が新しい控室を見学にきて、それぞれから地元の要望や質問をされたり、その合間に支持者から相談の電話が入るし、当局説明者の出入りもあって、一事はパニック状態でした。

2007年06月04日

県へ第2次分の「こども署名」提出

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 4日午後3時半より、県へ第2次分の「こども署名」を提出しました。選挙中にも訴えて署名運動を続け、今回7,698人分を提出。前回は1/29に3万2644人分でしたので、合わせると4万342人分です。

 きょうは、宮本しづえ推進本部長を先頭に、県議団と県内の各市町村議員、母親など23人が参加。県からは、次世代育成担当古川理事と児童家庭G参事が応対しました。
 

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 県は、子育て支援の4つの重点支援策として、第3子以降への保育料軽減と妊婦健診の無料化などをあげましたが、こどもの医療費助成の拡充は入っていません。

 さらに、「年齢引き上げは、多額の予算を必要する」などと強調するばかり。保健福祉部の予算が県民からの要望に応えきれないほど、相当窮屈な配分なのでしょう。それにしても、子育て世代から最も多い「経済的負担の軽減策」があとまわしとは。

 私は「今年も無駄な人工島づくりに10億円、トラハイには50億円も投入し、財源はある」と指摘。「2月県議会でも自民党や県民連合議員からも同様の質問が出ている。もはや全会派一致した要求となっている」と強調。

 また、全県トップクラスになる大玉村の須藤村議は、「大玉村は、決して財政が豊かではないが、義務教育が終了する中学3年生まで医療費を無料にして子育てに力を入れようと村長が決断した」と述べました。
 県もあとは、知事の“決意”あるのみです。

2007年06月03日

「憲法9条守れ」と農民連が9条田植え

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 郡山地方農民連は、市内熱海町石莚の橋本整一さんの田んぼで「憲法9条を守ろう」との思いを込めて、今年も田んぼに9条を描く田植えを行いました。
 
 私は、初めてだったのでどんな風にやるのか興味津々。農民連の男性陣が田んぼに入ってから、どんな向きにするのか、文字はどうするのかなどと、目印にするビニールひもと細い棒を持ちながらワイワイ。

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 結局「九条」の2文字にすることに決めました。すでに田植えがされていたので、文字を書くところだけ黒米の苗に植え換えました。しかし、土手からみていただけではさっぱりわかりません。きっと、秋の収穫時期になるとこの2文字が浮かびあがってくるのでしょう。

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 女性陣は、新婦人も手伝いに入って地竹の味噌汁や去年とれた黒米でおふかしを炊いたり、私は、もちつきのこね取りを手伝いました。一段落したところで私も挨拶させていただき、みなさんと一緒にお腹いっぱいおいしく頂きました。

2007年06月01日

日本青年会議所作成のDVD「誇り」を                 学校で使用しないよう教育長へ申し入れ


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 日本の侵略戦争を自衛、アジア開放のためだった」と肯定し、美化するアニメーションDVDが、文科省の研究委託事業「新教育システム開発プログラム」に採用されました。これ自体とんでもないことです。

 これは、日本青年会議所が作製したもので、「誇り」と題するDVDで、全国の学校に宣伝し使用させようとしていることから、1日教育長に対し県内の学校で使用しないよう申し入れました。教育長は、「知らなかった。まだ調べていないが、県内の学校で使用しているとは聞いていない」とのこと。

 安倍内閣は、いわゆる靖国史観で固めた内閣といわれますが、55・17共産党の石井衆院議員がこのDVDについて伊吹文科大臣に質問したところ、「私なら使わない」と答弁しています。

 教育基本法をかえ、憲法かえ、「愛国心」を子どもたちに植え付け、歴史の真実をゆがめてアジアへの侵略戦争を美化することは、アジアとの友好関係をこわすものでしかありません。

 上海に県の出先事務所をもっている本県としては、いっそう慎重な態度が求められます。学校現場で使用させないよう求めていきましょう。

6月県議会に向けて知事申し入れ

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 1日は、今月19日から始まる予定の6月県議会に向けて各会派の知事申し入れでした。これに先立って、29日に政調会が開かれています。
 
 今度の6月県議会は、改選後初めての定例議会です。知事に対して「直接申し入れたい」旨を伝えましたが、時間がないという理由でまた見送りに。従来どおり、副知事が応対しました。

 この間、国会では憲法改悪のための国民投票法案が強行採決され、「政治と金」の問題では、自殺した松岡農水大臣が疑惑を持たれていた緑資源機構による工事は、県内でも林道工事や農道整備など4事業ありました。

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           内堀副知事へ要望内容を説明する私


 会津の県立高校生による母親殺害事件、県立高校普通科全県一学区制問題、何より大変なのは6月に納付書がくる市県民税の増税問題です。県が役割を発揮し、各分野を応援するよう要望しました。