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2006年06月30日

大型店の「地域貢献」活動」ガイドラインが策定される

  きょうは、商労文教常任委員会の2日目で、商工労働部と企業局の審議でした。

  商工労働部では、今年10月施行の「商業まちづくり推進条例」に向け、このほど県の基本方針と、6千㎡以上の大型店の地域貢献活動ガイドラインが策定されたので説明を求めました。

  「地域貢献活動」の例として、地元の商店街に加盟し、まつりなどの行事の参加することや正社員の雇用拡大を図ることや子育て支援、地産地消、撤退する場合についてなど具体的です。(県のホームページを参照して下さい)

  もう一点は雇用問題、特に若者の雇用状況について質問。今年の高卒就職者は99.9%と全国でも高いそうですが、非正規と正規の割合を聞いたら不明とのこと。

  ただ、今年の就職説明会で、人材派遣会社が結構来ていたといいますから、自ずと非正規雇用が多くなっていることは確かです。

2006年06月29日

6月県議会の委員会審議始まる

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  きょう、明日の2日間は、私が所属する商労文教常任委員会の審議です。きょうは、労働委員会と教育庁でした。

  教育庁の審議では、会津学鳳の中高一貫校の建設工事にともない、検出されたフッ素除去にかかる専決処分について質問したところ、自民党の委員からも問題視する発言が続き、県教委が説明不足を陳謝する場面もありました。

  この他、「愛国心」の通知書使用状況を質すと共に、文科省が来年4月24日(もう日程が決まっている!!)に実施する一斉学力テストや県立高校の学区一円化の問題点を指摘。

  教育基本法の改定問題は、27日に長谷部県議が本会議で知事と教育委員長にただしていて、どちらも「国民的な十分な議論に期待する」との答弁でした。

 きょうの委員会では、「愛国心」を評価する通知書は、県内で18小学校(小6の社会)で使用されていること。ただし「内心」を評価している学校はゼロだったとのことです。

 また、部活中の死亡事故と昨年9月に塩川中でプールで無理な息こらえをして「あわや」という事態が発生していることを指摘して県の通知のあり方を質し、特に熱中症やプール事故の未然防止を求めました。

2006年06月28日

公費約118億円で、義務教育終了まで              子どもの医療費が無料化に        

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一般質問をする長谷部県議

 きのうの長谷部県議の一般質問で、子どもの医療費を義務教育終了(中学卒業)まで拡大したとすれば、県と市町村の公費負担額は推計で約118億円(約71億円の増加)になるとの答弁でした。

 現在、県は就学前まで医療費を無料にしていますが、05年度5歳児の医療費負担の実績から試算したものです。
  
 乳幼児医療費の無料化拡大は、新婦人が10数年間にわたり運動をすすめ、共産党の市町村議員や県議団が議会で質問し取り上げてきました。そして、ついに県がそれまで0歳までしか助成していなかったのを、01年4月から就学前までに一気に年齢を引き上げ実現しました。

 今議会には、新婦人県本部から「子どもの医療費無料化年齢引き上げを求める請願書」が私たちの紹介議員で提出されました。内容は、義務教育終了まで拡大してほしいというものです。私たちも実現できるよう頑張ります。
                                         <えつこ通信NO.333>

2006年06月24日

「県9条の会」一周年記念講演会に全県から2000人

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 憲法9条を守れの一点でつくられた「福島県9条の会」が発足して一周年になりました。きょうは、全国9条の会よびかけ人の一人、作家の澤地久枝さんが記念講演されました。

 会場の県文化センターの2000席は、ほぼ埋め尽くされ満席でした。
 平和へのリレートークでは、萱葺き職人の若い大橋百合子さん、僧侶の田中さん、元牧師の高橋さん、そして郡山9条の会よびかけ人の太田緑子さんら、それぞれに味わい深いお話でした。

 中でも太田緑子さんは、まもなく91才になるそうですが、全国各地の9条の会講演では最高齢のようです。太田さんの「私の遺言は、憲法を守ることです」に、参加者は大きな拍手で応えました。

  私は、用事があり40分ほど遅れて参加し、ちょうど第1部の金谷昌治さんのチェロコンサートが終わる頃で、残っている席は3階の一番上2列だけ。初めて最後列で聴きました(写真)。 

 沖縄の久米島つむぎの着物姿で現れた澤地さんは、「いろいろ守るべきことはたくさんあるけれど、今は憲法です」と明快に述べて講演が始まりました。

 戦争の残酷さ、家族、小泉政治の問題などたくさんのことを話されましたが、最後に強調されていたのは自分につながる家族の系譜をたどり、誰が、いつ、どんな理由で死んだのかを調べてみることでした。

 今すぐにはできそうにないけれど、やってみる価値はありそうです。

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2006年06月22日

県議会の車イス傍聴者について

 今月27日には、長谷部県議が今年4月施行の改定介護保険や、障がい者自立支援法施行に伴う問題、産科等の医師確保、教育基本法、子どもの医療費無料化年齢引き上げについて質問します。午後の休憩をはさみ3時すぎに登壇する予定です。ぜひ、お出かけ下さい。

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  また、きょう22日の県議会議会運営委員会で身障者の傍聴席について説明があり、5階の傍聴席には車イス12台分を限度とすることになりました。
 
  本庁舎5階傍聴席の通路をあてます。人数がオーバーした場合は、東側玄関近くの1階モニター室で傍聴できます。

  昨年4月に傍聴規則が改正されていますが、人数は特に決めていませんでした。今後増えることも予想されることから、傍聴席の構造上これが限度ということです。

 

2006年06月21日

「県9条の会」発足一周年記念講演会のお知らせ

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 今週末の26日、福島市の県文化センターで、県9条の会画講演会を開きます。発足一周年で全国9条の会の呼びかけ人の澤地久枝さんが講演します。

 また、郡山市の太田緑子さんがパネラーで登壇する予定になっています。
  
 今国会では、教育基本法と憲法改悪の手続き法案が上程されそうになりましたが、引き続き反対の声をあげ、二度と戦争する国にさせたくないと考える方、どうぞお誘いあわせの上多数のご参加を。

「補助削減やめて」と障がい者5団体が             県へ初の共同要望

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(県庁前の集会で共産党県議団を代表し挨拶)

 20日の6月定例県議会開会日、障がい者5団体が共同で県庁前で集会を開き、県と県議会議長へ要望書を提出しました。
 
  障がい者や家族など約500人が参加しました。3障害団体が、そろって県に対する要請行動に取り組んだのは、今回が初めてです。

  これは、今年4月より小規模作業所へ県単補助金1,700万円をカットしたことから、削減をしないこととその分の補てんを求めたものです。

  障がい者は、昨年国会で成立した障がい者自立支援法によって、利用料本人1割の自己負担が生じ、小規模作業所にとっては国庫補助金の全廃に加え、県まで補助金をカットしたことから怒りが爆発。

  県庁前の集会には、私と長谷部県議、宮本、藤川両福島市議、阿部裕美子さんも参加。民主党や自民党県議も参加しましたが、共産党県議団代表で私が挨拶しました。


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(控室前のロビーで要望書を受け取る私)


 また本会議終了後、党控室に要請に来られた障がい者のみなさんからあらためて要望書を受け取り、5人それぞれが挨拶し、障がい者からも切実な訴えがありました。

 
 国も県も『弱いものいじめ』は本当に許せません。カットした1,700万円など、県のムダ使いをやめればすぐに確保できる金額なのです。こんな「冷たい県政」変えましょう。
                                         <えつこ通信332>

2006年06月17日

須賀川の県道歩道で要望書を提出

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吉野部長に1,041人分の署名を添えて要望書を提出する代表の丸本幸太郎さん

  丸本須賀川市議と地域のみなさんが、先日の現地調査をふまえて仁井田小学校・中学校の通学路設置を求める署名運動を行い、16日県中建設事務所へ要望書を提出しました。

  今回は、関係する4つの町内会長や管理組合理事長の賛同も得て連名で要望書を提出。この間一ヶ月で集めた1,041人分の署名も第一次集約として提出しました。

  今年4月から、この地域の北側に隣接している郡山市卸団地に通じるバイパスが開通し、交通量が増えていることもあり、朝夕子どもたちを見守っている防犯連絡責任者の小田さんからも心配の声があがっていました。

  詳細な地図や写真を準備した小野寺さんは、「通学区域には、ここ20年間で分譲された向陽町(840戸)、分譲中の季の郷(現在240戸)と、地元の集落大谷地地区(70戸)などから約500人ぐらいの児童・生徒が通学している」と説明。

  県中建設の吉野企画管理部長が応対しましたが、真っ先にでてくる言葉は、「道路予算はかつての半分になったので、すぐにとはいかない」でしたが、「交通量などの調査はしていく」と約束しました。

 丸本市議は「両脇は田んぼで水路のフタをかけるなどすぐ対応できる場所」と指摘。代表の丸本幸太郎さんも「冬場凍結する坂道の危険箇所では死亡事故が起きている」と早期の支援を求めました。

2006年06月15日

外反母趾、巻き爪など足の悩み解決法

  みなさんは、足指のトラブルはありませんか。実は、私の右足が外反母趾で、ハイヒールはどうしても必要な場面に限るようになってしまいました。何しろ長時間に及ぶと痛く、これが本当につらいのです。

 実は、郡山市内にドイツ式足のケアをしてくれる方がいて、最近足指にできたタコもとって頂いています。私の夫も巻き爪になり、一緒に治療を受けました。どちらもほとんど痛みを感じないで30分程度で終わりました。


 この女性は、すでに私の04年2月号のニュースでインタビューさせていただいた方で、元高校の体育教師です。長時間立っていられない生徒が増えていることを不思議に思って調べたことがきっかけで、生徒たちの足型をたくさん集めて研究し、ドイツまで行って資格を取られました。

 ドイツなどヨーロッパは、靴をはく民族なのでこれに関する歴史は古く、特にドイツのマイスター制度は有名で、靴の修理から足の医療ケアまできちんとしくみができています。よちよち歩きの赤ちゃんの時から靴の選び方が徹底しているそうです。
 
 良い歩き方は、「あごを上げて大股でさっそうと!」。こうすればかかとから着地し、つま先でけることができ、背筋も自然と伸びてひざに負担がかかりません。いつも心がけることが大事!!

 私の外反母趾は、思えば30代の頃、やわらかい皮のパンプスを履いて営業の仕事をしていたせいです。靴はある程度の堅さが必要だと知りました。もちろん、骨格なので遺伝的な要素もあるようです。

 巻き爪は、爪の両端が肉に食い込むためひどくなると痛みを伴います。爪は丸く盛り上がります。私の夫の場合、爪の根っこが小さいトゲのように伸び肉に突き刺さっていたため、化膿し腫れていました。

 通常、病院では爪をはがしてしまうそうで、その麻酔注射も指の付根に打つため飛び上がるほどの痛みとか。ドイツ式ケアは、爪の上に特殊な透明のテープをはるだけ。爪の両端を自然に持ち上げ、平らになるのを待つのです。

 ここは予約制ですが、悩んでいる方はまず電話でお問い合わせを。「パルシー郡山」(024-921-3593)長沢さんまで。

2006年06月14日

産廃中間処理施設周辺のカラス被害

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  私の地元の里山に、木屑、野菜などを発酵させて堆肥化するジーセブンという会社の産廃の中間処理施設(04年建設)があります。

 この施設周辺に田んぼがある農家から、カラス被害の苦情があり、夕方現地へ行ってきました。

 

  党農業委員の宗像さんへ「カラスが田んぼにいる虫を食べにきて、植えたばかりのイネの苗がだめになり植え替えた」との苦情が寄せられたというので、高橋市議と3人で調査。

 確かに、産廃施設の周辺にはたくさんカラスが群がっていて、私の車が近づくと一斉に飛び立ちました。施設から出ているにおいもひどい。しかも群がっていたのは、土がかぶせられていますができあがった堆肥です。おそらく売れない分を施設周辺の斜面に捨てているのでしょう。

 昨年10月には、施設下の側溝にウジ虫が発生し、高橋市議を通じて許可権を有する市当局へ知らせると共に、施設を訪ね再発防止を求めています。

原子力安全・保安院、存在意義を問われて 開き直り発言

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(右側のマイクを持って説明しているのが原子力安全・保安院青山伸審議官。 左後方は、傍聴する私と長谷部県議。)

 きのう13日は、「エネルギー政策議員協議会(3名以上の会派で構成)」が開かれ、東電の2F3の配管ひび割れ問題と、1F6の東芝製原子炉流量計・復水記流量計データ改ざん問題とハフニウム板型制御棒のひび発生について東電と保安院に聴くというもので、長谷部県議と傍聴しました。

  委員とのやりとりで一番驚いたのは、保安院の答弁です。古川議員(社民)が「そもそも保安院とは何のためにあるのか」と質問。

 保安院の青山審議官は「限られた資源(スタッフ)で、不正事件を全部我々で調査しろと言われてもできない」、都筑(つづく)双葉地区広報官・検査官事務所長も「8名しかいない。体制に限りがある」と、いずれも「開き直り」の発言。

  もっとも、原子力安全・保安院は、原子力の推進部門と規制部門が同居しているわけですから、「一応」の調査をするだけなのでしょう。本質をつかれて、わが身の保全から「少ないなり懸命にやっている」と強調したのでしょうが、スタッフが本当に足りないなら、なぜ人員を増やせといわないのでしょうか。

  もとより、原発の技術や開発推進に力を入れても、人間の命や安全は二の次という考えは根本的に変わっていないからでしょう。原発と一緒に同居させられている県民感情など視野にないのです。
 
 本当に事業者を厳しく監督指導するというのであれば、やはり「独立した第三者機関」を設置すべきです。私たちはこれを一貫して求めています。


 東電の説明もひどい。2F3の配管ひびについては「自主的に」取り替えたと説明。でもこれは県から「配管を交換せよ」といわれて交換したものだったはず。
 
  はずしてみたら、5.8mmの傷が実は全周にわたっていて、最大8.8mmの深さだったこと。しかも超音波探傷検査やクリーピング波法による詳細検査をしても、それを読み取る検査技術が未熟だったのに「誤認しただけ」と説明して終わり。

  さすがに、加藤議員(自民)でさえ、「維持基準をそろそろ認めてもいいかなと思っていたが、こういうトラブルが続くのでは・・・」との苦言も。浜通り選出の原発推進県議もこういわざるえないのです。

 老朽化してボロボロの福島の原発。これをあと30年もたせるなど論外です。「廃炉」しかありません。もちろん、プルサーマルの実施などとんでもないことです。
                                                  <えつこ通信331>
                                       

2006年06月12日

前進座「佐倉義民伝」郡山公演、600人が観劇

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11日、郡山市民文化センターで前進座の75周年公演「佐倉義民伝」と「近江のお兼」が上演され、約600人が本格歌舞伎と河原崎國太郎さんの華やかな踊りを堪能しました。

 また、地方公演ではめったにみられない「口上」もあり、裃(かみしも)姿の嵐圭史さんはじめ5人から75周年を迎えた前進座についてご挨拶がありました。

 写真:前進座の役者さんたちと「打ち上げ」。私の右隣は、百姓女房お仙役の山崎辰三郎さん。

 

 この実行委員会を正式に立ち上げたのは、実は4月になってからです。ちょうど1年前の6月「銃口」で会場満杯の800人で大成功を納めたとはいえ、引き続きの公演は正直負担でした。
 
 結局ぎりぎりまで検討して決定したのですが、正味1ヶ月余。途中二本松市議選もあり本当に大変でした。

 でも、当日は、お昼すぎからロビーに人が集まりはじめ、午後2時開場前に並んでいただいたら、2階の入り口から1階の正面玄関まで長蛇の列となりました。

 また、私の地元柳橋歌舞伎保存会の方を楽屋に案内し、短時間ですが役者さんと交流もでき喜んでいただきました。

 舞台は「口上」のあと、國太郎さんの大きな晒しを使った華やかな「踊り」、一緒に登場した"馬"が後ろ足で立ち上がったのはみごとでした。「佐倉義民伝」は家族との最後の別れの場面が感動的。

 特に、何度もすがりつく子どもを振り払いながら、宗五郎は降りしきる雪の中ふたたび江戸へ・・・。ここは昨年国立劇場で観ているのに涙がとまりませんでした。

 宗五郎が生きた江戸時代は、年貢の割増しをしないようにと幕府に「直訴」すれば重罰に処され、本人ばかりか一族郎党皆殺しの時代だったとは。こんなひどい時代へ逆戻りするのはいやです。

 ともあれ、短期間のとりくみとしては大成功でした。この力を今後の活動のエネルギーにしていきたいと思います。(えつこ通信NO.330)

2006年06月11日

被爆体験を聴く会、バンクーバー平和大会参加者壮行会

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 11日の午前は、郡山原水協主催で被爆者の体験をお聴きし、6・/23~28カナダのバンクーバーで開かれる世界平和フォーラムに福島県代表の一人として参加する丸本さん(19歳)の壮行会が開かれました。

 参加者は25人ぐらいでしたが、丸本さんを激励しようと郡山市内からと福島市からも青年がかけつけ、半数は青年のみなさんでした。 写真は、木幡さんと丸本さん(はっぴ姿)を囲んで。
 

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 写真は、講演前に16歳の時の木幡さんの写真をみせていただきながら懇談する私。

 被爆体験を話されたのは、三春町上舞木にお住まいの元教師木幡吉輝さん(75歳)です。青年のみなさんは昨年も木幡さんのお話聴く会を開いていますが、私は初めてでした。
 
 木幡さんは、長崎で被爆。当時諫早中学校4年生(16歳)で、航空廠で発動機の修理部へ学徒動員されていました。

 そこから原爆投下後の長崎へ行かされ、生地獄の中で死体運びをさせられたのです。夜には普通食べることなどできない大きな銀シャリの握り飯1個出たそうですが、とてものどを通らなかったといいます。

 木幡さんは、原爆投下時の悲惨な状況が書かれた紙芝居も披露。時折自分の体験談も交えながら説明文を読み上げました。また、自筆の書もいただきました。長生きしてほしいと「生きる」と「忍」の2つの言葉です。

 このあと、バンクーバーに行く丸本さんの壮行会が開かれ、参加者からは激励の言葉や寄せ書きしたはっぴが贈呈されました。

       

2006年06月10日

県農業総合センター開所式

 今年4月にオープンした県農業総合センター開所式典に出席。県内各地の農産物加工食品の直売コーナーで買い物もしました。

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 写真は、センター内の展示コーナーで。

今出ダムの学習会

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喫茶店を貸切って毎回学習会。丸本市議、後援会のみなさんとともに

 

 9日夜、丸本由美子須賀川市議の地元後援会が開いた学習会に、飛び入りで参加しました。
きょうのテーマは「今出ダム」。講師は、地下水の地質調査が専門の谷藤氏でした。

 須賀川市を含む石川地方の市町村でつくる水企業団は、石川町に今出ダムを建設し関係市町村へ水道を引く計画です。

 

 共産党の橋本・丸本2人の市議は、一貫して市に撤退を求め、私自身も、04年9月県議会で利水計画を見直すよう質問していました。

 今年2月水企業団は、利水計画を大幅に縮小することで一応の決着をみました。
 しかし、谷藤氏の調査によれば、母畑湖の千五沢ダム(農水用)とつなげるこのダムは、水質が相当悪く、そのための高度浄化施設や建設コストをみると県内一高い水になりそうです。

 地質的には、詳しく調査していない現段階でみても、井戸水など地下水の利用や互いの市町村で融通し合うなどすれば、ダムに頼らなくても水は確保できるだろうとの見解です。
 私も参加させてもらって大変勉強になりました。

2006年06月09日

きょうから6月市議会開会、市役所前で街頭宣伝


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 きょうは、朝から一日中雨降りでしたが、気象庁は、本日東北地方の梅雨入りを宣言しました。
 この雨の中、市役所門前で市議団とともに「原市長は自ら辞任すべき」と宣伝カーから訴えました。

 実は、6月定例郡山市議会は、きょうが開会日です。私は、朝の出勤ラッシュと雨のせいもあって渋滞にぶつかり、だいぶ遅れて到着。

 宣伝カーでは高橋市議が訴えている最中でした。その前で橋本市議が出勤してくる職員に市議団ニュースを配布していましたが、みな次々受け取っていました。

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訴える高橋よしはる市議。道路を挟んで右側の建物が郡山市役所。

 お昼のテレビニュースで、原市長が市議会の開会挨拶で「陳謝」しているようすが放映されましたが、謝ってすむ問題ではありません。

 それにしても現職の部長が12人も書類送検され、本会議場のひな壇はどんな風景だったのでしょうか。

2006年06月07日

合併後の二本松市議選で4人当選

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二本松市議に当選し市民に報告する4氏。左から平島、斎藤、平、菅野議員。


  6/4投票で行なわれた合併後の二本松市議選で、共産党から新人1人を含む5人が立候補し、4人が当選しました。これにより定数30人に対する議席占有率は、改選前の8.1%から13.3%になり、議案提案権を獲得しました。たくさんのご支援に感謝申し上げます。

 東和町では現職の鴫原三男議員が前回得票の1.34倍、05年衆院選挙得票の1.23倍と伸ばしましたが、定数4で7位と残念ながら及ばず落選となりました。

  私も自分の地区委員会内の選挙ですから、選挙期間中は候補者の応援弁士として入りました。今回の選挙は、旧市町村単位に行われたので、5つの選挙区が同時にしかも定数削減という厳しい選挙でした。

  旧二本松市では、現職の平敏子市議が定数17の14位。現職と交代の新人平島精一さんは16位で、次点との差はわずか33票でした。旧安達町の斎藤広二議員は定数5の2位、旧岩代町の菅野明議員は定数4の3位。

  これを力に、子どもの医療費小学校卒業までの無料化、困苦税引き下げ、介護保険料・利用料の軽減など、社会保険二本松病院の継続の公約を実現できるよう、私も力を合わせていきたいと思っています。

2006年06月05日

教組、共産・社民共同で教育基本法改悪反対の街頭署名

 4日、県教組郡山支部の呼びかけで、午後1時~2時の1時間、郡山駅丸井前で「教育基本法の改悪反対」の街頭署名を行いました。共産党と社民党、未来をつくる会など政党や政治団体との共同行動は久しぶりです。

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 街頭でのマイクリレーには、私と高橋善治市議も参加し、教育基本法改悪と憲法改悪は一体のもので戦争に協力する人づくりがねらいであること、愛国心のおしつけは憲法違反と訴え、社民党や未来をつくる会の各市議も次々とマイクを握りました。

 
 

 日曜日ということもあって人通りは多かったのですが、信号待ちの人に改悪のポイントを説明してようやくわかってもらえるという具合で、まだ憲法問題ほどにはピンとこないようです。

 それでも青年にきちんと説明したら署名に応じてくれ、「頑張って下さい」とさわやかに言い残していく人もいて元気がでました。今国会で廃案にさせないと本当に子どもたちの未来が危ない!

2006年06月04日

西田町のデコ祭 ひょっとこ踊り

 毎年6月の第1日曜日は、私の住む北側の西田町デコ屋敷で、ひょっとこ踊りが披露されます。デコとは和紙でつくられた張子の人形や干支の置物です。

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 農業もしているので、田植えが終わったこの時期が最適なのでしょう。張子の人形づくりを「静」とすれば、ひょっとこ踊りは「動」。思いっきりはじけます。舞台には飛び入り参加もあったり、おかしなしぐさに会場は笑いでいっぱい。

 

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  写真は、左から踊りを終えた橋本恵市さん、橋本広司会長さんとともに。

 観光客は県内各地から、また県外からも訪れます。きょうも400人以上だとか。NHKテレビ福島が取材していました。17日(土)朝7時30分すぎの番組で、10分程度放映されます。ご覧下さい。

2006年06月03日

疑惑の代表監査委員、ついに6/2辞任

  共産党は、市長のパーティ券をめぐる問題で30日市長に対し辞任を申し入れていますが、市幹部にパーティ券斡旋する原因をつくった人物とされていた鈴木征夫代表監査委員が、ついに6/1辞任を願い出、2日付で受理したことを同日の市長定例記者会見で報告されました。

 ところが市長は、マスコミから任命権者として責任の取り方を問われても「信頼回復に努め、職務遂行をしていくこと」ととし、さらに、「行政として調査することに疑問がある」、「説明責任に問題があるかどうかは市民が判断すること」などと、またもや責任逃れの発言です。

 市長の支持者からでさえ、「これだけ部長が立件されたのだから、辞任しかない」との声が上がっているというのに・・・。”市長のイス”はそんなに惜しいものですか?

 この異常事態が続く市民注視の中、6/9から6月市議会が開会されます。昨日の議運で共産党市議団の一般質問は、16日の10時から高橋善治市議、11時から橋本憲幸市議が連続して登壇と決まりました。

 私もぜひ傍聴したいと思います。おそらく傍聴席がいっぱいになるでしょうから、早めに出かけなくては。

2006年06月01日

6/5の「コスタリカ共和国訪問記」を聴く会へどうぞ

 郡山革新懇(平和・民主・革新をめざす郡山の会)の主催で、来週6/5(月)夜6:30より、郡山市労働福祉会館に於いて「コスタリカ共和国訪問記」を聴く会が開かれます。

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 報告するのは、私のニュースのインタビューで4月号と5月号に登場していただいた、宗形初枝さんと斉藤鈴子さんのお二人です。宗形さんは助産師、斉藤さんはもりの案内人をされています。

 

 コスタリカは軍隊を持たない平和の国であり、エコツーリズムなど環境の国なので、まさにぴったりのお二人が訪問してこられたと思います。

 お二人のお話を聴けば、今の日本がコスタリカと逆に向かおうとしているのを、はっきり理解できます。コスタリカになかなか行きたくても行けない方、お二人のお話を聴いて実感してほしいと思います。
 革新懇は私も加入していますが、今回はどなたでも自由に参加できます。ぜひ、お出かけ下さい。