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2007年07月01日

ふくしま県女性「9条+24条」の会のつどい、講演会         

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 7/1県文化センターで、昨年11月3日に結成されたふくしま県女性「9条+24条」の会が、つどいと講演会を開きました。

 安倍政権が「憲法を変える」といって、昨年末教育基本法を改悪し、今国会では憲法手続き法案(国民投票法案)を強行しました。来る参院選でもこれが大きな争点です。

 きょうは、鳥取県生まれで在日韓国人2世として日本で育った作家朴慶南(パク・キョンナム)さんが、「私以上でもなく、私以下でもない私」と題して講演。

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【パク・キョンナムさんと:著書「ポッカリ月がでましたら」にサインを頂いて】


 キョンナムさんが、全国各地の講演活動での出会いを織り交ぜながら、戦争のこと、女性差別の中で生きてきた思いなど、時間一杯盛りだくさんの内容を早口で話すのを、何度も共感したり涙をぬぐいながら聞き入っていました。

 最後の「9条はアジアにとっても大切なものなんです」とのキョンナムさんの訴えは、とてもリアルに響きました。

2007年06月11日

帝京安積高校教師銃撃事件、「全面勝利」の和解成立

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【約1年半前の06年1/23、総務部長出席のもと行なわれた県交渉】

 6日、帝京安積高校教師銃撃事件の民事訴訟で、和解が成立し、10年にも及ぶ争議が終結しました。
 
 「和解」の内容は、「組合つぶしをねらった不当労働行為に基づく、強要未遂及びに殺人未遂事件であったことを認め謝罪する」という画期的なものです。

 しかも、今後「学園は組合に対する敵対的労務政策をしない」「和解金を支払う」と明言しました。そもそもこの民事訴訟を起こした目的は、学園に不当労働行為の非を認めさせ、謝罪させることでしたから、組合側の「全面勝利」といえます。

 私は、私学を指導監督し、運営費助成している県総務部私学グループとの交渉などに関わってきました。昨年1/23の県交渉では、総務部長が初めて出席。マスコミはこれを大きく報道しました。

 “組合敵視”政策をとっている帝京グループ傘下のこの学園は、暴力団を使って、元組合委員長・当時書記長だった菊田先生を銃撃。

 瀕死の重傷を負って生死の境をさまよった菊田先生は、今回の「和解」記者会見で「ようやくホッとした。今後は学園の民主化と生徒たちの豊かな教育のために力を尽くしていきたい」との感想をのべました。

 組合のみなさん、支援する会のみなさん、そして全国から支援いただいたみなさん、本当に良かったですね。心よりお祝い申しあげます。

2007年06月09日

須賀川のフリーママサークルが県交渉

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【8日県へ要望書を提出する須賀川フリーママサークル代表の鈴木さん】

 8日、須賀川新婦人のシングルマザーでつくる“フリーママサークル”が、県へ要望書を提出し懇談の場をもちました。

 これまで、厚労省へは何度か交渉しているようですが、県交渉は初めてです。なかなか職場を休むのも大変なので、午前中は須賀川市と交渉、夕方に県と交渉という日程でした。私と藤川県議が同席しました。

 さまざまな事情で離婚せざるをえなくなって、シングルマザーとして頑張っている鈴木さとみさんを代表に、小山田さん、そして須賀川支部と県本部の役員のみなさんなど8人が参加。なお、鈴木さとみさんは、NHKテレビのワーキングプアの特集番組でも紹介されました。

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 国は、来年からさらに児童扶養手当てを削減しようとしています。前回改悪されたとき、厚労省は批判をかわすために、就労支援、住宅や保育所の優先入所などの附帯条項を付けましたが、この間の実績をみれば無きに等しいものです。

 彼女たちの話は何度も聞いていますが、「財布に千円しかなくて子どもを病院に連れて行けなかった時が一番つらかった」と声を震わせての訴えに、ついもらい泣きしそうになりました。

 県の幹部も心動かされたはずです。「ぜひ今回のように直接会って話を聞くなり、アンケートをとるなりして、県内にひとり親家庭が2万1,000以上の世帯があるというのですから、ぜひ母子家庭の実態を把握してほしい」と私も強調しておきました。
 

2007年06月04日

県へ第2次分の「こども署名」提出

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 4日午後3時半より、県へ第2次分の「こども署名」を提出しました。選挙中にも訴えて署名運動を続け、今回7,698人分を提出。前回は1/29に3万2644人分でしたので、合わせると4万342人分です。

 きょうは、宮本しづえ推進本部長を先頭に、県議団と県内の各市町村議員、母親など23人が参加。県からは、次世代育成担当古川理事と児童家庭G参事が応対しました。
 

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 県は、子育て支援の4つの重点支援策として、第3子以降への保育料軽減と妊婦健診の無料化などをあげましたが、こどもの医療費助成の拡充は入っていません。

 さらに、「年齢引き上げは、多額の予算を必要する」などと強調するばかり。保健福祉部の予算が県民からの要望に応えきれないほど、相当窮屈な配分なのでしょう。それにしても、子育て世代から最も多い「経済的負担の軽減策」があとまわしとは。

 私は「今年も無駄な人工島づくりに10億円、トラハイには50億円も投入し、財源はある」と指摘。「2月県議会でも自民党や県民連合議員からも同様の質問が出ている。もはや全会派一致した要求となっている」と強調。

 また、全県トップクラスになる大玉村の須藤村議は、「大玉村は、決して財政が豊かではないが、義務教育が終了する中学3年生まで医療費を無料にして子育てに力を入れようと村長が決断した」と述べました。
 県もあとは、知事の“決意”あるのみです。

2007年05月28日

「子どもの権利条約」シンポ、議員としゃべろうに参加

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 27日は、福島市のウィズ・もとまちで開かれた「子どもの権利条約」シンポジウム、「議員としゃべろう」に県議として参加。私のほかは、福島市、郡山市、会津若松市の市議で、4人とも 「子do権」の会員です。

 約20人の参加者で、福医大看護学部の立柳教授がコーディネーターとなり、各議員から最初に15分間、そのあと参加者のみなさんと意見交換でした。

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私は、2つの点から提案。1つは、県の予算面から。県の財政力が全国21位に比べ、1人当たりの児童福祉費が全国最下位(03年度)であること。泉崎村の児童虐待死や会津若松の高校生による母親殺害事件の感想とそれへ対応などをのべました。
 
 2点目は、05年12月県議会で取り上げた「学校内における災害・事故問題」。須賀川一中の柔道部活事故と、石川高校でのプール潜水事故死などを例示し、全国で100万件(給付件数)も学校内事故が発生している異常な事態を指摘。

 この日は、これら2つの事故の被害者を支援している「子どもの人権を守る福島の会」の役員も参加。この方の息子さんも部活中に熱中症で亡くしたことが述べられると会場がシーンとなりました。事実は重い。

 

2007年05月25日

「ワーキングプア」なくそう!県労連宣伝行動を激励

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25日、郡山駅前広場で、県労連が「ワーキングプア」なくそう!全国一律時給1000円以上の最低賃を求める宣伝署名行動が行なわれました。

 きょうは、気温18度と少し肌寒く、雨足もだんだんひどくなるあいにくの天気でした。私は午後2時半すぎ激励にかけつけ、マイクも握らせていただきました。

 青年のみなさんも参加し、福島県の最低賃金618円にちなんで、午前8時~夕方6時18分まで618分間(10時間18分)というロングランの宣伝、署名行動です。

全国の最低賃金の平均は1時間673円ですから55円も安い。福島県の時給618円では、1日8時間・月22日働いても月収は10万8,768円にしかならず、まともな生活を支える水準とはいえません。

 まさに「ワーキングプア」を生み出すことになる!のです。みんなで声をあげ国会や県へ求めましょう。

 署名第一号は、なんと朝駅に降り立った森雅子さんだったとか。森さんといえば、昨年9月の県政汚職事件がらみの県知事選で自民党から出馬し落選。


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 今度は、7月の参院選挙で自民党の福島選挙区候補です。共に知事候補として戦った小川県労連議長が彼女を見つけ、声をかけたらしい。森さんも積極的にとりあげることを期待したい。

2007年05月20日

前進座公演観劇ツアー

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kap070520-tower.jpg20日は、前進座5月国立劇場公演を、郡山パルのみなさんと観劇してきました。風薫るさわやかな天候に恵まれ、選挙の慰労を兼ねてマイクロバスを貸切り21人が参加。都内に住んでいる娘たちも現地から初めての観劇です。 【東北自動車道からは富士山もくっきり。写真は首都高速からみえた東京タワー】
 
 今年の演目は、「毛抜(けぬき)」と「新門辰五郎(しんもんたつごろう)」。「毛抜」は、歌舞伎18番と言われるだけあって、歌舞伎特有の「見え」をきる場面がふんだんにあり、衣装も派手で鮮やか、目からも充分楽しめます。
 
kap070520-fujikawa.jpg 「新門辰五郎」は、幕末の京都が舞台の江戸町火消し辰五郎の物語。京都の市中取り締まり役、会津の部屋頭・小鉄がでてくるなど、福島県人としては興味をそそります。

 2つの演目の幕間30分間で、みんなで2階の食堂(その名も十八番=おはこ)でお弁当を食べ、公演終了後には、劇場舞台裏を案内していただき、役者控え室では藤川矢之輔さんと嵐圭史さんにお会いできました。

 いわきのグループのみなさんや県農民連役員の方にもお会いしました。

2007年05月13日

今年も「東部ニュータウン朝市」オープン

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 きょう13日から、今年の東部ニュータウン朝市がオープンしました。緑ヶ丘町内は、農村地域に県が開発した住宅団地です。地元の中田町や田村町の生産農家が会員となって、毎年今頃から12月中旬までの約半年間の毎週日曜朝6時から、野菜や農産物の加工品・花などを販売しています。

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 今年で14年目を迎えるそうですが、年々賑わいを見せ、すっかりニュータウンに定着しました。きょうは、朝5時45分からオープンセレモニー。私も県議として挨拶させていただきました。

 ここでも選挙の話題。私も野菜を買い求めましたが、生産者から「おめでとうございます」といわれたり、会う人ごとに声をかけられたり。

 毎月の「こんにちは神山えつこです」のニュース発行も高い評価をいただきました。それは10年近く前にここに住むようになった1人の党員が、毎月約1500世帯の全戸へ手まきで配布し続けてくれているお陰です。

 

2007年05月03日

憲法記念日で市議団と街頭宣伝

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3日の憲法記念日は、市議団と街頭宣伝しました。毎年3人の市議団と共に行なっていますが、今年は一斉地方選挙が終わったばかりですし、憲法制定60周年という節目の年でもあります。

 ところが、自民・公明の安倍内閣は、現憲法の改定をめざして、連休明けの国会では参議院に送られている「国民投票法案」を、民主党もまきこんで通そうとしています。

 街頭からの反応も良かったのですが、国民の8割が「憲法を変える必要はない」といっています。平和を願う全てのみなさん、党派を超えて力を合わせて阻止しましょう。

2007年04月23日

3人の郡山市議も全員当選!

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【三人の市議全員当選でバンザイ!】

 22日投票で行なわれた参院補欠選挙と市町村議選の開票結果、福島選挙区では宮本しづえ候補が全県で85,994票(郡山市は8,812票)を得ましたが及ばず、民主・増子輝彦候補が54万1,236票を獲得し当選。自民・山口候補は、30万3,782票でした。

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【いち早く当確となった岩崎市議の事務所で】

 郡山市議選では、40の定数に新人10人を含む46人が立候補。最終市選管結果によると岩崎真理子市議が3,832票で第8位、高橋善治市議が2,754票で29位、橋本憲幸市議が2,266票で第39位で3人全員当選できました。橋本市議は、最下位候補とは26票差、落選した次点者とは62票差でした。

 3/30からスタートした私の県議選からの長い選挙戦でしたが、党員や後援会員をはじめ、支持をよせていただいた全ての市民のみなさまに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 今後4年間、私も3人の市議団と2人3脚で、税金のムダづかいやめさせ、高い国保税の引き下げや介護と障がい者の利用料の負担軽減、こどもの医療費を中学卒業まで無料にするなど、市民のくらし・福祉の充実のために全力で頑張っていきたいと思います。

 今後ともご支援をよろしくお願い申し上げます。また、ご意見やご要望などありましたら、党事務所や控室などへ、どうぞ気軽にご連絡いただければ幸いです。


2007年03月26日

「種橋桜」が残りました

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きょうは、橋本憲幸市議の地域で訪問活動でした。ちょうど、種橋家の「枝垂れ桜」付近の歩道拡幅工事が行なわれていました。

 この枝垂れ桜は、ソメイヨシノよりも早く咲くので、市内で一番に咲く桜として市民に親しまれています。ところが、県道の歩道拡幅工事が計画され、この桜の存続が一時危ぶまれました。

 持ち主の種橋さんより、岩崎市議を通じて「この桜を何とか残せないでしょうか」と相談があったのが、04年のはじめ頃でした。

 何しろ、この枝垂れ桜は、樹木医の診断によれば、「三春の滝桜」と同じ樹齢300年とか。そこで、県中建設事務所へ一緒に出向いて「伐採しないでほしい」と要望したり、私の「こんにちは」ニュースでも再三とりあげたりするなどした結果、県が桜を残すことを決定したのです。

 きょうは、ちょうどこの桜周辺の工事が行なわれているところでした。県が約束どおりの工事をしていたのでほっと安心。種橋さんともお会いできました。今年もまもなく美しい桜が見られるでしょう。

県道のカーブの危険箇所に注意標識設置される

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 先日、県道三春須賀川線の田村町小川地区のカーブ危険箇所にガードレール設置をと県中建設事務所へ要望していた場所に、注意を促す標識と反射ポールが設置されました。

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 「今回ガードレール設置までの予算が出ないので、当面こういう形で」という回答でしたが、先日私がこの場所を確認してきたところ、何も無かった時とは違って、これでもだいぶ事故抑制効果があると思いました。

 道路維持予算がないと言っても、空港を通るムダなトラハイ(あぶくま高原道路)を中止すれば、すぐにでも対応できます。

 「税金のムダづかいをやめさせる共産党の議席」を再び私に!と切に思います。

2007年03月16日

今期最後の県議会きょう閉会

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【当初予算案、決算審査議案2つの反対討論に立つ】

 県議会が、きょう16日最終日を迎え閉会しました。ついに、2期目最後の議会が終わりました。閉会にあたって議長や知事の挨拶を聞いているうちに、この4年間、長谷部県議と2人で自分なりに頑張ってきたなと思ったらすうっと涙がこぼれました。
 
 2つの反対討論に立ち、ようやく団長として最後の役目が終わりほっとしたせいもあります。議場でこんな思いで涙をこぼしたのは初めてです。

 最初の頃はおぼつかない感じでしたが、昨年の県庁をゆるがす前知事の談合汚職事件では鍛えられました。控室の事務局はじめ、前県議の江田さんやたくさんの人に支えていただいて、共産党県議として、団長として、何とか無事役目を果たせたかなと思います。

 きょうは、最上県委員長と町田さんも傍聴に来てくれて、終了後は控室で古川さんが用意してくれた「勝ち栗」を食べながらウーロン茶で乾杯。
 
 夕べは、いつもながら原稿がなかなかできない私は、宿泊しているホテルで2つの原稿仕上げに苦しんでいました。パソコンまで途中で動かなくなり、ホテルからお借りしたパソコンも電池が切れて原稿は途中まで。

 ハプニングに「あわてないで」と自分に言い聞かせながら、ようやくきょうのお昼近くに仕上がるという、最後まで綱渡りの議員生活でした。
 
 

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2007年03月07日

2月県議会の一般質問で登壇

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私の本会議場での一般質問は、昨日3/6の午後3時少し前からでした。今回の質問時間は30分です。

 今期最後の議会ですが、(佐藤)雄平新知事になって初めての予算編成ということもあり、県民の厳しいくらしの実態をみればムダな大型事業を中止し、県民のくらしと市町村を応援すべきと、13項目質問。

  内容は、「官製談合」の徹底解明、原発トラブルとプルサーマル、中学卒業まで乳幼児医療費無料化拡充、国保・後期高齢者医療制度へ助成を、障がい者支援と養護学校の教室不足問題、企業誘致補助金引き上げ問題など。

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2007年03月03日

中田神山事務所開き

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【中田事務所開きで参加者へ挨拶】

きょう3/3は、ひなまつりですが、午後1時半から私の地元、中田選挙事務所開きでした。桃の節句にふさわしく、穏やかでポカポカと暖かい日で、約80人の参加者は外まであふれました。

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【左・中田選挙事務所】【右・三穂田のみなさん】

 私の自宅そばの事務所ですから、近所の方々を中心に、同級生、私の姉妹、親戚や高橋市議も参加してくれ、遠くは大越町の画家小松さん、産廃処分場建設を中止させた三穂田町の役員の方々も駆けつけてくれました。

 来週6日は私の一般質問なので、なかなか地元にいられないのですが、30日の県議選の告示も迫ってきました。あたたかい支持者のみなさんを前にすると、つい涙腺が緩んで困りますが、3選めざし頑張ります。

2007年02月23日

金山町2回目の土砂崩れの現場調査

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【青柳町議の案内で】

 会津地方の金山町で今月7日午前2時すぎに発生した土砂災害は、ちょうど2週間目に、前回崩れた上の部分が崩落し、再び人家におそいかかりました。

 いずれも、住民が気づき避難したためケガ人が出なかったのは幸いでした。前回は、会津地区の原田県議予定候補を先頭に地元の青柳議員とで現地調査を行い、それを元に県へ要望書を提出しています。

 この間の復旧作業は終息の方向でしたが、おそれていたように21日午前2時20分すぎ、現地対策本部が取りつけていたセンサーが作動し崩落してしまったのです。

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【原田県議予定候補から前回のようすを聞く】

 現地ではどんなにか落胆しているだろうと思ったら、いてもたってもいられなくなり、22日朝、会津地区委員会を通して原田候補と青柳町議へ連絡をお願いし、急きょ長谷部県議とともに県庁から現地へ向かいました。

 現地では、災害復旧と対策に相当の時間がかかる見込みだそうで、あと5年くらいみる必要があるとのこと。そうなると抜本的な住宅対策も必要だと思いました。ここにも県の応援が必要です。


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2007年02月16日

金山町の地滑り事故で県へ申し入れ

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【写真:金山町で発生した地滑り事故で県へ申し入れ】

今月7日、大沼郡金山町小栗山地内で発生した地滑りは、長さ400m、幅70mにも及び、住宅2棟が全半壊しました。

 午前2時頃に発生しましたが、幸い近所で知らせ合い奇跡的にケガ人はありませんでした。10日に党会津地区委員会の原田県議候補と青柳町議が現地調査をしています。

 これをもとに15日、県議団、原田県議候補、宮本参院候補とともに県庁で緊急対策と再発防止等申し入れました。生活環境部、土木部、農林水産部の3人の担当参事が応対しました。

 危険箇所はたくさんあるといいますが、住民が安全にくらしていけるよう、ここにも予算がもっと必要です。

2007年02月15日

県道の凍結防止対策とガードレール設置を求め県へ要望

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 きょうは、めずらしく強風と雪に見舞われ、道路にも雪が積もる状態になりましたが、きのう14日、地元の党支部と私、高橋市議も参加し、中田町御舘地域の県道小野郡山線2ヶ所の凍結防止対策と田村町小川地域の県道須賀川三春線にガードレールの設置について要望しました。県中建設事務所の吉野企画管理部長が応対しました。

 御舘小学校近くの五百目坂は、地元の人や学校の先生、保育所の保育士など市内から通勤しているみなさんからも「地獄坂」と呼ばれるほど冬の交通難所です。もう1箇所の難所は小野町との境にある池の坂という地名どおりの坂道です。

 

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2007年02月03日

私の選挙事務所開き

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【写真:選挙事務所開きにあたって挨拶する私】

 きょう2/3は節分、あすは立春です。ちょうどこの節目の日に、3期目の勝利めざす私の選挙事務所開きが行なわれました。いよいよこの事務所を拠点に本格的にスタートです。場所は東部幹線沿いで、後援会事務所(わかば会)より北になります。

 市内の各後援会、二本松・安達地区のみなさん、昨年末産廃処分場建設反対の裁判で、勝利和解を勝ち取った三穂田のみなさんも駆けつけていただきました。狭い事務所ということもありますが、立錐の余地がないほどの参加者で大変心強く思いました。

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【写真:従兄とこね取りする私とのコンビで「必勝もちつき」】


 各界の後援会のみなさんから激励のご挨拶を頂いたあと、お花や米、飲み物などの差し入れの品や檄旗2つ。必勝だるまは地区事務所の大家さんからのプレゼントです。このだるまに後援会代表委員の橋本さんと両目を入れ、選挙勝利を誓い合ってジュースで乾杯。

 あたたかい天候にも恵まれ、事務所の外ではもちつきが始まって、私もこね取りの手伝いを(なぜかいつも上手だとほめられます)。きなこもちをみんなで食べて終了。
 きょうから決意新たに頑張ります。

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2007年01月26日

県土木部の港湾関係費使いきりの実態

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【写真:大熊町の県環境医学研究所で所長へ質問】

 22~24の3日間、05年度決算の出先審査のため、浜通り管内のいわき・相双へ行ってきました。
 私の班では、審査のまとめの会議で大論議になった点が2つありました。小名浜港湾事務所の30件の工事請差分の使い方と原発立地地域電源交付金の使われ方です。
 
 小名浜港湾事務所では、なんと30件のうち17件が当初工事予算を上回る増額工事でした。他の工事の請差分を流用し、港湾関係全体の予算は使い切った格好にしているようです。

 これでは、「入札」行為は何のためだったかと言いたくなります。もちろん、不測の事態はありうることですが、予定価格の見積もりそのものが適正だったのか疑わしい。

 逆に福祉や教育関係の予算は、当初つけた予算を年度末に「不用残」として半強制的に繰り戻されているのに・・・。

 

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2007年01月20日

県中養護学校の教室不足は深刻

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1F小学部教教室(ここは元教育相談室)2F高等部教室(カーテンで間仕切りされた教室)

19日、知事申し入れを終えたあと、私の地元にある「あぶくま養護学校」を視察してきました。今年の障がい者成人式会場で、この養護学校のPTA役員をしているお母さんから「大変な状態になっているのでぜひ一度学校をみてほしい」と要望されていたからです。

 ここは、93年開校した知的障がい児の県立養護学校で、96年からは高等部も始まりました。県中全域を対象に5ルートの通学バスが運行され,遠くは都路や石川方面から1時間以上もかかって通学してくる子どもたちもいます。 

 夕方でしたが校長、教頭先先生はじめ、PTA会長さんも待っていてくれ、実情などをお聞きしたあと校舎内を案内いただきました。現在、生徒数は260人で、1クラスは多くて高等部や中学部8人ですが、本当に驚くべき状態でした。

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2007年01月12日

2月県議会へ向けて政調会                                                  昨年の自殺者過去最多の681人 

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 11~12日の2日間は、2月県議会に向けた政調会でした。新知事の最初の予算議会となるため注目されましたが、大きな変化はなさそうです。新年度予算規模は、06年度の8,700億円をさらに下回る見込みです。
 
 特に注目された児童相談所体制については、郡山相談センターを児童相談所へ独立させるものの、一時保護施設は設けず現在の場所で行なうこと。専門員を若干増員するだけのようです。

 その一方で、ムダな大型事業の小名浜東港(人工島)へ県費10億円、あぶくま高原道路(トラハイ)に県費55億円とほぼ今年度と同ペース。前知事と同じ「大型開発優先」の県政です。

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2007年01月03日

恒例の「新春街宣」、市内10ヵ所で街頭から新年の挨拶

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JR郡山駅前で、(右)橋本憲幸市議。

今年も2日から活動開始。きのうは、近所のお付き合い約30軒を訪問し、私のパンフレットを渡しながら「こども署名」のお願い。約2時間かかりました。(夜は、帰省した子どもたちとつくったなべ料理を囲んでにぎやかに)

 きょう3日は、恒例の「新春街宣」。橋本憲幸市議、岩崎真理子市議と共に郡山市内10ヵ所で訴えました。

 最初に訴えたのは、以前、後援会事務所があった所。選挙の度に応援してくれたおばあさんは、私の声を聞いてわざわざ家から出てきてくれました。

 あるお店のご主人からは「前回もあなたに投票したんだよ」と言われてびっくりしましたが、大変うれしい滑り出しです。

 

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2006年12月19日

住民側の大勝利!                                          三穂田町産廃問題が「和解」

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「全面勝利」のうれしい結果

 注目された三穂田町の「産廃処分場の建設に反対し、いのちと環境を守る会」が起こしていた裁判は、19日、郡山地裁で住民側の「全面勝利」となりました。しかも、住民側の要求を丸々飲み込んだ画期的な「和解」決着です。

 2回目の審議でしたが、裁判官から3点の和解内容が読み上げられたのち、双方がこれを確認し結審。その間、ものの10分もなかったと思います。

 裁判官から、「被告は原告に対し、当該地に将来わたって建設しない」とのくだりをじかに聴いて、「すごい文言が盛り込まれた。これで本当に終わった」と感じました。

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後方民家境右側の山林が建設予定地でした(昨年5/10の現地調査より)


 郡山市内の水源地、奥座敷に産廃建設の動きがでてから足かけ4年。昨年3月に「会」を結成し、住民が一致団結し様々な運動に大胆にとりくんできたことが、わずか1年9ヶ月のスピード決着をみたのでしょう。

 

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2006年12月13日

政務調査費の「領収書添付」と旅費の「日当廃止」を                議長へ申し入れ

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 13日10時50分、共産党県議団として議長へ申し入れを行いました。今回は、「政務調査費の領収書添付の義務付け」と旅費の「日当廃止」の2項目です。

 福島県の県議の政調費は1人月35万円。01年に議会内で政調費の見直しをしたのですが、自民党などの抵抗で「領収書添付」は見送られたままです。

 旅費については、02年県職員の旅費条例の見直しにあわせて、定例会とそれ以外の旅費を見直しました。しかし、定例会中の旅費については日当、宿泊費、交通費が全部込みの金額であり、6区分の大雑把な分け方です。
 
 私たちの申し入れには、多数マスコミが取材にかけつけましたが、議長はこれをシャットアウトしました。こんな態度でいいのでしょうか。

 

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2006年12月07日

知事答弁が増えた11月県議会                    長谷部県議が一般質問

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 これまで前知事のもとで、知事の議会答弁は、一項目だけ(一般質問)。全国でわが県だけの異例なやり方でした。

 私たちは、これまでも何度も改善を求めてきました。新知事になったことを契機に私は改めて議運で要求したところ、今議会からさっそく知事答弁が増えました。松平知事から続いてきたのですから、実に30年ぶりでしょうか。

 ところで、長谷部県議は6日、談合問題、公共事業のあり方、原発問題、医師不足問題、介護保険、認定こども園などについて質しました。そのうち知事答弁は3項目でした。

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2006年11月23日

須賀川でシンポジウム「学校安全を考える」

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 23日、須賀川市内で開かれたシンポジウム「学校安全を考える」に参加しました。03年10月須賀川一中で柔道部の部活練習中に、当時中学1年生の女子生徒が意識不明の重症を負った事故と、02年9月県立石川高校で体育・水泳の授業中に、潜水テストで男子生徒が溺死した事故が発生し、いずれも両親が裁判に訴えています。

 昨年、子ども人権を守る福島の会が主催した、喜多明人早稲田大教授の講演会にたまたま参加した際、被害者となった子どものそれぞれのご両親から話を聞いて初めて知りました。
 

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2006年11月19日

「談合」をなくす入札改革のポイント

 福島県に続いて和歌山県、宮崎県でも官製談合事件が発覚。あいつぐ談合問題に解決策はないのでしょうか。 

  先日、県議会の"談合問題"特別委員会が、参考人として桐蔭横浜大学の鈴木満教授を招致しましたが、大変興味深い提案でした。かつて公正取引委員を10年以上、また長野県の入札改革にも携わってこられた方です。

 アメリカにおける談合排除の成功例をあげ、「談合は日本の風土に根ざしたものというのはまちがい」「県民の税金を扱っているという認識が欠如している」などの厳しい指摘。
 
 談合問題が発生したときが改革のチャンス」と強調されたように、今度こそ県庁職員とトップである知事、業界や政治家の『決意』が求められます。長野県では、入札改革の結果「天下り」が0人になったそうです。

 それでも談合が繰り返されるのは「選挙」にあるとズバリ。つまり、建設業界から支援を受けると見返りの公共事業発注となるわけで、政治家知事がこの関係を絶ち切ることができるかどうかです。

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2006年11月14日

小川候補とともに訴えた公約を今後の県政に生かします

 11/12投票で行なわれた福島県知事選挙で、日本共産党推薦の小川英雄候補は38,457票を得ましたが及びませんでした。ご支援いただいたみなさまに感謝申し上げるとともに、選挙中に訴えた中身については今後の県政に生かしてがんばります。

 民主・社民推薦の佐藤雄平候補が49万7,171票を獲得し当選。自民・公明推薦の森まさこ候補は39万5,950票で破れ、県議会最大会派の自民党は県政史上49年ぶりに野党となる見込みです。

 

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2006年11月05日

中田ふるさとまつり

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11/5ふるさとまつりで獅子舞を踊り終えた小学5年生と6年生の3人と木目沢三匹獅子舞保存会のみなさん。

11/3は文化の日、私の地元では毎年この時期収穫を祝って神社に奉納する秋祭りです。公民館主体の行事もこの時期にあわせ、4日~5日は町民文化祭、きょう5日はふるさとまつりが開催されました。

 今年から、春に新築移転された中田ふれあいセンター周辺が会場です。文化祭では、中田周辺の埋蔵文化の遺跡も展示されました。

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中田の産業の1つ乾燥葉たばこ(かつてはわが家も作っていました)

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右側に展示されているのは中田周辺の埋蔵遺跡)

 また、各町内のテントでは地元農畜産物の直売やバザー、舞台では中田町内各地で今も続く三匹獅子舞の披露、障がい者によるよさこいソーランまで多彩でした。

 

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2006年10月30日

郡山相談センターが児童相談所へ昇格へ

 泉崎村の幼児虐待問題の専門家からなる検証委員会は、11/1これまでの意見をまとめ県へ提言します。その中に、私が今年9月県議会で改めて求めた郡山相談センターを、児童相談所として昇格すべきとの提言がもりこまれ、ようやく私が長い間求めてきたことが実現される見込みです。

 費用は、新築移転されて間もない会津児童相談所が約3億円、備品を含めても3億5千万円でしたので、小名浜東港のケーソン2つ分です。大型船がくる見込みがないムダな人工島づくりを中止すれば、財源はすぐにできます。

●福島県児童相談所地図・PDFファイル

 

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2006年10月24日

とうとう佐藤前知事が逮捕   公選法違反の立件見送りは不当です。徹底解明を!

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23日夕方5時台「佐藤前知事地検に事情聴取」を報道する福島テレビ

 23日午後3時すぎ、東京地検の事情聴取のため自宅を出た佐藤前知事。夜のNHKニュースでは、「逮捕された」と報道。郡山三東スーツの土地売買問題にからみ、木戸ダムを受注した前田建設や水谷建設からの資金提供は、“ワイロ”とみなされたものです。

 またしても、地検は今週26日の知事選告示の直前をねらった逮捕です。
 昨年3月に、赤旗がこの間題を報道してから1年半。ついにトップが逮捕されたのです。

 今年7月に東京地検の捜査が本格的に入ってから、共産党は私たち県議団も含め、捜査で新しい事実が判明する度に知事へ申し入れるなど、徹底解明を求め続けてきました。
 9月県議会でも他党にさきがけ議会内をリードし、知事辞任に追い込んだことが、逮捕に導いたと思います。

 しかし、私もマスコミにコメントしましたが、「前知事逮捕で幕引きさせてはならない。04年知事選で裏金受け取った県議が数十人と報道されたのに、誰もおとがめなしのままではないか。官製談合の疑いの報道されたのにこちらもどうなったのか。真相の徹底解明はむしろこれから」と。

2006年10月15日

共産党演説会に県内から2200人

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「福島談合」の根源、佐藤県政18年の「ムダな大型事業と借金残高」

 15日、福島市の“パルセいいざか”で「日本共産党演説会」が開かれました。県内各地から2,200人が参加。ロビーまであふれていたようです。

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市田書記局長(左)と党員町長の佐藤力国見町長(右)と共に

 きょうは、党中央から市田忠義書記局長を迎え、来年夏の参議院選挙の比例候補紙智子参院議員、現福島市議の宮本しづえ選挙区候補、そして、5人の県議候補が訴えました。合わせて来春の一斉選挙をたたかう市町村議員と候補者が紹介されました。

 加えて、県知事選の候補として、日本共産党が推薦する無所属候補、県労連議長の小川英雄候補が決意を表明。この日午前中開かれた「つくる会」総会で、正式に決定されました。

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2006年10月07日

県立高校学区一円化問題で質問

 4日の本会議一般質問でもただし、5日の教育庁の委員会審議でもただしました。
  
 教育長は、本会議の答弁で、「交通機関の発達による生活圏の拡大や市町村合併」を理由にあげました。しかし、これだけですすめてしまってよいのでしょうか。

 県立高校の普通科は、現在8学区に分かれています。学区以外からの入学も数%認められています。直接のきっかけは、共通区となっている岩代町が二本松市に合併したことから、同じ市内に2つの学区にまたがる地域をかかえるのはどうかというものでした。しかし、それなら、特例を設定してもよいはずです。

 県が6月に行なった生徒や保護者、教師へのアンケートでは、半々の意見でした。しかし、学校審議会の答申(中間報告)は、一円化を「適当である」とし、県教委はこの方向でまとめる方向です。
 
 他県の実施例をみれば、全県下で高校のランク付けがはっきりするようになり、有名大学進学率が高い高校へ受験生が集中。学習塾が多く下宿ができる都市部が有利で、家族で引っ越す例もあるとか。

 経済力のある家庭はできますが、教育にこんな「格差」を持ち込み、新たな競争を生むようなことを公教育がやってよいのでしょうか。みなさんはどう思われますか。

 

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2006年10月04日

「県政談合問題」を中心に、9月県議会一般問で登壇

 

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 4日県議会一般質問の2日目、最後の順番でしたが、今度の佐藤知事周辺の「談合問題」を中心に登壇しました。

 すでに、知事が辞任して答弁席にはいないので、知事職代理者の副知事に2つ答弁を求めました。特に、「官製談合」の事件に発展していることから、県の公共事業指名委員会の会長の川手副知事に質問。

 「談合で決められた業者を、実際に選定したことがあったか」との質問には、「一切承知していませんでした」との答弁。

 「落札率が、高いとか低いから悪いとは単純にいえない」との開き直りのような答弁だったので、私が再々質問でこれを批判すると、「神山議員のおっしゃるとおり。感動した次第」などといいながら、「不十分な認識だった」と訂正しました。

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2006年09月27日

ついに知事の実弟と元土木部長逮捕                              もはや知事の責任は免れられない

 26日から9月県議会が開会となる前日、夕方6時台のニュースの途中で、ついに佐藤知事実弟が逮捕の第一報。元県土木部長(坂本)と東急建設東北支店副支店長も同時に逮捕されました。このニュースが報道されるや一斉に私にも各マスコミから取材が相次ぎ、これが開会日の本会議終了まで続きました。

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   前日夕方の「佐藤知事実弟逮捕、元県土木部長逮捕」を受け、26日は早朝から宣伝(福島駅前)


 私たち共産党は26日朝、福島の駅前で街頭宣伝を行い、最上県委員長、藤川市議ともに私も宣伝に立ちました。出勤する県庁職員など通行人に私たちの声明文を配布。

 午前10時には、知事へ「申し入れ」したあと記者会見を行い、「談合」を起こさないための徹底した入札制度の見直しや天下り禁止、談合センターとも言われる建設技術センターの見直しを表明しました。

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2006年09月19日

議員提出条例「中小企業振興基本条例」(案)           まとまる

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最終の「条例案」を審議する検討会

 今年2月定例県議会中に発足した「議員提出条例検討会」は、私もメンバーに入り検討してきましたが、ようやく19日の検討会で最終案がまとまりました。
 9/26の9月定例県議会開会日に議長に提出し、9月県議会で全会一致で採択となる見込みです。

 県議会の議員提出条例は、これで3本目です。これまで「農業・農村振興条例」(01年2月県議会)、「過疎・中山間地域振興条例」(05年2月県議会)を制定してきました。

 検討会では、自民党の原案をたたき台に、ワーキンググループで内容を検討してきました。私はここに入れないため、盛り込むべき点について3月末に文書提案し、また検討会の場でも積極的に意見をのべてきました。

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2006年09月10日

県議会商労文教委員会が県の上海チャレンジショップ視察

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【写真左】「福島ギャラリー」の事務所のみなさんと(私の右は、県の現地営業職員趙(チョウ)さん、その隣は県上海事務所の安達所長)
【写真右】今年10月グーペ地区にオープンするチャレンジショップ「福島ギャラリー」の事務所内(日系ヤマト運輸に管理運営を委託)

 県議会商労文教委員会が7日~10日までの3泊4日の日程で、今年10月にオープンする上海のチャレンジショップ「福島ギャラリー」を視察しました。上海にアンテナショップをオープンするのは、都道府県としては全国で初めてです。

 04年7月に県の上海事務所を開設した時も委員会で視察。今年はアンテナショップのオープンが、果たして県産品の販路拡大につながるのかどうか、見通しはどうか、そのあたりをさぐるのが視察の目的でした。私は、上海視察は2度目です。

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高層マンションが立ち並ぶ上海市内

 今回、様々な企業や経済界の方々にお会いし懇談しましたが、新たに認識したことがいくつかあります。1つは、何と言っても昔から「上海を制すことは中国を制すこと」といわれるだけあって、上海で商売することの意義と難しさです。

  

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2006年09月06日

県の公共事業をめぐる「談合」疑惑で2人の逮捕者                佐藤知事の政治的・道義的責任は逃れられない!

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川手晃副知事へ9月県議会への知事要望書を手渡す神山・長谷部

 6日は、9月県議会へ向けて「知事申し入れ」を行ないました。要望事項のメインは、もちろん知事周辺の疑惑問題です。

 このほか、児童虐待への対応、子育て支援策、障がい者、介護保険、医師不足、後期高齢者医療制度などについても要望。(要望書は県議団HPでご覧下さい)

 
 佐藤知事周辺の疑惑問題では、東急建設東北支店長が地検の取り調べ後の8/15に自殺、とうとう犠牲者がでました。

 水谷建設事件から始まった”福島疑惑”が、今週はじめから急展開。9/4日には2人の逮捕者。県北流域下水道事業の受注にかかわって、郡山の辻正雄設備会社社長と県内最大手佐藤工業の八巻恵一社員が、東京地検に談合疑惑で逮捕されました。

 5日~6日には、佐藤工業会長、江花元県土木部長、そして知事実弟も地検から事情聴取され、まもなく佐藤知事か・・・?

 ところで、こうした事態を招いた原因は、知事が2期目半ば(95年)から推進してきたムダな大規模事業優先の県政運営にあるのですが、県議会でこれを一貫して追及してきたのは、共産党県議団だけ。

 いよいよ知事の政治的、道義的責任は免れられない事態になっています。

2006年08月22日

不必要な灰溶融炉                         稼動すればするほど自治体財政を圧迫

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県生活環境部と懇談する8人の安達地方議員団

 きょう22日、党安達地方議員団8人が、本宮町にある「もとみやクリーンセンター」の灰溶融炉施設の再稼動問題で県と懇談を持ち、私たち県議団2人も同席しました。

 今年5月、会計検査院から「もとみやクリーンセンター」に併設されている灰溶融炉の稼動不足を指摘され、「補助金返還を」になりかねない事態になり、やむなく再稼動しました。

 しかし、灰溶融炉を運転すればするほど、燃料費の高騰と維持経費の増大により関係自治体の財政を圧迫していくことになるのです。昨年10月以降休止したのは、そうした理由からでした。

 きょうの懇談で県は「補助金をもらって作ったのだから再稼動すべき」と、市町村の実状を知っているのに、その一点ばり。これでは当該自治体を窮地に追い込むだけです。

 その一方で、「今後どうするかは、建設を決めた安達広域組合が自主的・主体的に判断すべき」とも述べましたので、議員団8人は明日、管理責任者の二本松の三保市長に会い、国に対し義務付けしない施設に該当させ、「休止」を申し入れることにしました。
 

  

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2006年08月18日

お盆で夫の実家へ帰省

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諏訪湖の湖面に映える4万1千発の花火

 13日~16日まで、夏休みを兼ねて夫の実家愛知県に帰省してきました。今年は、久しぶりに都会に出ている娘たちも一緒でした。
 
 夫の母やきょうだいと1年ぶりの対面。母は透析をはじめており、足も弱ってきたようで、外出は難しくなっているようです。
 
 夫や娘たちと一緒にお墓参りをしたあとは、常滑焼を見て回ったり、中部国際空港へ行ったりして観光気分を味わいました。

 15日の終戦記念日には、小泉首相が靖国参拝したというニュースが流れましたが、首相自身の心は大切にしても、中国や韓国など戦争で多大な犠牲を負わせた相手国の人の心については考えない(朝日/天声人語)ようです。

 

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2006年08月12日

高橋衆院議員とともに訪問・懇談

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県医師会との懇談(左端が小山県医師会長)

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障がい者施設「父の夢」の古川園長さんに案内を頂いて

 10日~11日、高橋ちづ子衆院議員が福島県に入り、宮本しづえ参院選挙区候補、藤川市議、長谷部県議とともに事業所や団体を訪問し懇談しました。
 
 10日は、県知事から公開質問状に対する回答と記者会見が予想されたので、2カ所だけの参加。福島市内の知的障がい者通所更生施設社会福祉法人「父の夢」と、夜は県労連加盟の労働者のみなさんとの懇談会に参加。
 11日は、福島労働局、ハローワーク、県医師会長をそれぞれ訪問し懇談しました。

 

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2006年08月06日

泉崎村で「幼児虐待死」                       何度も指摘してきた相談体制の不備が悲しい現実に

 7月28日(金)、県南地方の泉崎村で3才の男児白髭広(ひろむ)ちゃんが、満足な食事を与えられず肺炎を起こし自宅で死亡した事件で両親が逮捕、というニュースが全国をかけめぐりました。

 この間私は議運の視察や知事の実弟と水谷建設問題の対応に追われていたため、ようやく8月3日(木)泉崎村へ、4日(金)は福島市の中央児童相談所を訪ね聞き取り調査をしました。

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 泉崎では、地元の白石議員の案内で、村保健福祉課の小林課長さんが応対。県の中央児童相談所へは、新婦人県本部に呼びかけ3人の役員とともに訪問し、松野次長が応対しました。

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2006年07月30日

障がい者5団体が補助金カット分の支援策求め         県担当グループと懇談会開催

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 29 日、郡山市内で、障がい者5団体と県障がい者支援グループとの懇談会が開催されました。主催は、きょうされん福島支部、福島県小規模作業所連絡協議会、福島県全身性障碍者等連絡会、福島県手をつなぐ親の会連合会、福島県精神障がい者家族会連合会です。5団体が県と合同の懇談会を開いたのは初めてです。

 今年6月県議会の開会日、県が県独自の小規模作業所運営費補助金を新年度から一部削減した問題で、初めて障がい者団体がそろって県庁前で大集会を開き、県に要望書を提出。今回は、その後の国や県の動向を聞くとともに、小規模作業所を中心とした制度や施策の充実を求めて開かれたものです。

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2006年07月24日

党県議・市町村議員と共に、あいついで県交渉と政府交渉

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20日の県交渉で挨拶する私


 本日24日、県内の議員と共に政府交渉を行いました。また、これに先立ち20日に県交渉も行っています。高橋ちづ子衆院議員と紙とも子参院議員も合間をぬって交代で出席していただきました。


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政府交渉

 要望内容は多岐にわたり、産科・小児科の医師不足や医大定員増、医療事故の第三者機関の設置、公的病院への支援、障がい者小規模作業所と応益負担問題。

 

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2006年07月18日

水谷建設元会長逮捕                           佐藤知事の実弟会社も関与!?

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 今月12日、東京地検特捜部は、水谷建設(三重県桑名市)の元会長を逮捕しました。いわき市内の土地売買をめぐる脱税(法人税法違反)容疑です。
 
 東京地検は、脱税で得た資金の一部が裏金として政界などに流れたとみており、4つのルートから解明をすすめています。

 問題は、佐藤知事の弟が経営する「郡山三東スーツ」の土地売買にからんで、実弟宅も捜査されたこと。知事は、この会社の42%の株式を持つ筆頭株主で、数年前まで取締役をしていました。

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2006年07月06日

「北朝鮮ミサイル発射」に抗議する意見書全会一致で採択

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 きのう5日は6月県議会の最終日でした。ところが、宿泊しているホテルでテレビをつけたら「早朝に北朝鮮がミサイル発射した」というニュースにびっくり。午前8時20分ごろには安倍官房長官の声明も出されるなど、大変な事になったと思いました。

 9時半少し前に県庁控室に着くと、自民党の橋本政調会長から緊急だが意見書を提出したい旨の打診があった、と長谷部県議から報告されました。

 結局本会議の開会が1時間半遅れましたが、「北朝鮮のミサイル発射に断固抗議し経済制裁など毅然とした対応を求める意見書」は、全会一致で採択されました。

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2006年06月28日

公費約118億円で、義務教育終了まで              子どもの医療費が無料化に        

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一般質問をする長谷部県議

 きのうの長谷部県議の一般質問で、子どもの医療費を義務教育終了(中学卒業)まで拡大したとすれば、県と市町村の公費負担額は推計で約118億円(約71億円の増加)になるとの答弁でした。

 現在、県は就学前まで医療費を無料にしていますが、05年度5歳児の医療費負担の実績から試算したものです。
  
 乳幼児医療費の無料化拡大は、新婦人が10数年間にわたり運動をすすめ、共産党の市町村議員や県議団が議会で質問し取り上げてきました。そして、ついに県がそれまで0歳までしか助成していなかったのを、01年4月から就学前までに一気に年齢を引き上げ実現しました。

 今議会には、新婦人県本部から「子どもの医療費無料化年齢引き上げを求める請願書」が私たちの紹介議員で提出されました。内容は、義務教育終了まで拡大してほしいというものです。私たちも実現できるよう頑張ります。
                                         <えつこ通信NO.333>

2006年06月21日

「補助削減やめて」と障がい者5団体が             県へ初の共同要望

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(県庁前の集会で共産党県議団を代表し挨拶)

 20日の6月定例県議会開会日、障がい者5団体が共同で県庁前で集会を開き、県と県議会議長へ要望書を提出しました。
 
  障がい者や家族など約500人が参加しました。3障害団体が、そろって県に対する要請行動に取り組んだのは、今回が初めてです。

  これは、今年4月より小規模作業所へ県単補助金1,700万円をカットしたことから、削減をしないこととその分の補てんを求めたものです。

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2006年06月14日

原子力安全・保安院、存在意義を問われて 開き直り発言

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(右側のマイクを持って説明しているのが原子力安全・保安院青山伸審議官。 左後方は、傍聴する私と長谷部県議。)

 きのう13日は、「エネルギー政策議員協議会(3名以上の会派で構成)」が開かれ、東電の2F3の配管ひび割れ問題と、1F6の東芝製原子炉流量計・復水記流量計データ改ざん問題とハフニウム板型制御棒のひび発生について東電と保安院に聴くというもので、長谷部県議と傍聴しました。

  委員とのやりとりで一番驚いたのは、保安院の答弁です。古川議員(社民)が「そもそも保安院とは何のためにあるのか」と質問。

 保安院の青山審議官は「限られた資源(スタッフ)で、不正事件を全部我々で調査しろと言われてもできない」、都筑(つづく)双葉地区広報官・検査官事務所長も「8名しかいない。体制に限りがある」と、いずれも「開き直り」の発言。

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2006年06月12日

前進座「佐倉義民伝」郡山公演、600人が観劇

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11日、郡山市民文化センターで前進座の75周年公演「佐倉義民伝」と「近江のお兼」が上演され、約600人が本格歌舞伎と河原崎國太郎さんの華やかな踊りを堪能しました。

 また、地方公演ではめったにみられない「口上」もあり、裃(かみしも)姿の嵐圭史さんはじめ5人から75周年を迎えた前進座についてご挨拶がありました。

 写真:前進座の役者さんたちと「打ち上げ」。私の右隣は、百姓女房お仙役の山崎辰三郎さん。

 

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2006年06月05日

教組、共産・社民共同で教育基本法改悪反対の街頭署名

 4日、県教組郡山支部の呼びかけで、午後1時~2時の1時間、郡山駅丸井前で「教育基本法の改悪反対」の街頭署名を行いました。共産党と社民党、未来をつくる会など政党や政治団体との共同行動は久しぶりです。

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 街頭でのマイクリレーには、私と高橋善治市議も参加し、教育基本法改悪と憲法改悪は一体のもので戦争に協力する人づくりがねらいであること、愛国心のおしつけは憲法違反と訴え、社民党や未来をつくる会の各市議も次々とマイクを握りました。

 
 

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2006年05月30日

原市長のパーティー券問題で真相公表と市長辞任を要求

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 原郡山市長の新春のつどいパーティー券をめぐる問題で、30日党地区委員会と市議団連名で原市長に申し入れを行いました。佐藤克朗地区委員長と私、高橋善治市議の3人に、二瓶総務部長が応対しました。
 
  このパーティー券をめぐって今月25日、郡山市の現職部長12人と退職部長2人の14人と後援会役員2名、合わせて16人が政治資金規制法違反容疑で書類送検されました。郡山市政始まって以来、前代未聞の重大事件です。
 

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2006年05月22日

就職できないのはあなたのせいじゃない!

 21日、福島市で開かれた青年の「職」生活シンポには約80人が参加。シンポジストは、青年代表、福島労働局労組書記長や首都圏青年ユニオン、大門参院議員ら4人、コーディネーターは県労連小川英雄さんです。

 会場からは青年たちが次々と発言。やはり責任は青年にあるのでなく、働かせ方や求人の少なさ、非正規雇用の増大など、労働法制の改悪や大企業も設けの犠牲にされている姿が浮き彫りになりました。

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2006年05月18日

労働委員の任命に関する県交渉

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 2年にごとに県労働委員のメンバーの改選が行われていますが、今年も労働者側の委員に県労連から推薦しましたが、これまで1度も選ばれたことはありません。

 かつては、産業別に入っていた時代もあったようですが、いまだに連合独占という形になっているのはおかしいと、その度に県労連は申し入れ、今回も部長と交渉しました。

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2006年05月13日

「障がい者自立支援法」施行一ヶ月の実態

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 障がい者共同作業所県連絡会(きょうされん)が13日、郡山で「障がい者自立支援法施行一ヶ月、いったい何がおこっているのか!!」と題して集会を開きました。

 4月から利用料1割負担が始まり、国は小規模作業所へ80~110万円の補助金を全廃。県も加算部分補助単価を半減。郡山市内では、3つの作業所が閉鎖に追い込まれました。


 

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2006年05月09日

県農業総合センターと郡山市医療介護病院を視察

 先月27日、県議団で郡山市内に新しく建設された2つの施設を視察しました。1つは、日和田町高倉に4月1日にオープンした県の農業総合センター、もう1つは、国立病院跡地に作られた郡山市医療介護病院です。

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写真説明・・・上:県農業総合センター内の展望室で 下:原寿夫病院長との懇談 
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2006年04月25日

三穂田の産廃問題、「ゴミ弁連シンポ」から新たなたたかいに

 産廃処分場反対の運動が取り組まれている三穂田町で、全国「ゴミ弁連」のシンポジュームが開かれ500人が参加しました。
 

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2006年04月18日

中国帰国者への医療・介護通訳派遣事業が実現

 昨年の12月県議会で私が質問していた、中国帰国者への自立支援通訳派遣事業が、新年度から本格的にスタートしました。

 当初予算で23万4千円が計上され、全額国庫委託金でまかなわれます。今年1月に1人を通訳者に委嘱、4月から13人が配置されました。内訳は、郡山市と福島市3人、須賀川市と三春町2人、会津若松市といわき市と相馬市1人です。
 

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2006年04月10日

「ホテル・ルワンダ」上映中

4月7日に福島フォーラム(福島市)で封切られたこの映画をみてきました。23日まで上映されていますので、みなさんにもぜひおすすめです。 

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2006年03月27日

子育て支援、医師体制、障がい者支援で総括質問

 2月県議会の最終盤、16日総括質問に立ちました。
 
 共産党の持ち時間は16分。交渉会派の議員は、少なくとも1人30分間以上できます。ところが、もったいないことに自民党1人、県民連合1人は10分~14分も持ち時間を余しました。ならば私にほしいくらいです。

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2006年03月21日

自民県議もムダを認めた県の大型公共事業

 新年度予算を決める2月県議会は先週17日に閉会しました。約8,700億円という県の予算は、13年前の93年度予算とほぼ同じ規模です。

 ただし、大きく違っているのは、県の借金の増加で、93年の約2倍、1兆2千億円となりました。
 

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2006年02月27日

熱海郵便局の集配業務廃止問題で局長と懇談

 2月10日、11日と2日間に渡り、赤旗東北版で東北各県の集配業務を廃止予定の郵便局一覧が報道されました。
 
 青森県から秋田県まで報道されたのをみた県政記者が、「福島県内はどこの郵便局が対象になるのか」と注目していました。11日に福島県内22ヶ所廃止対象の記事が出ると、12日マスコミが一斉に報道しました。これは、しんぶん赤旗のスクープです。
 

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2006年02月14日

マータイさん、「資源の平等化」「よい統治」「平和」を強調

 本日、環境に対するとりくみで初めてノーベル平和賞を受賞されたケニアのワンガリ・マータイさんが来福し講演されました。

 佐藤知事が、歓迎挨拶の中で、県の特別国際親善大使に任命する場面もあり、スピーチの内容は、すでにマスコミの報道で紹介されています。私が共感したのは、環境問題から女性の地位向上の必要性を感じ、それを農村女性の実態からつかんだということ。また、環境問題から「資源の平等化」、「よい統治」、「平和」この3つのトライアングルが大切と強調された点です。
 

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2006年02月07日

定率減税半減で大変な負担増

 今年1月から所得税の定率減税が半減されました。先月の給与明細書をご覧になりましたか。
 私は、昨年までと比べ所得税(国税)が月額4,950円の増となりました。年間にすると59,400円です。

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2006年01月31日

県教委、高校授業料滞納で「除籍」とする学則改正へ

 今月、地元紙の新聞報道にあったように、県教委は高校授業料滞納者に対し、「除籍」とするための学校規則改正を行なうことにしたといいます。
 
 そして、授業料は生徒が払うことになっているのを、保護者にも連帯して支払いを求めることも検討しているようです。
 

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2006年01月23日

帝京安積高校銃撃事件で「支援する会」が対県交渉

 帝京安積高校の菊田先生が学園側の人間によって銃撃されてから、まもなく8周年を迎えます。

 しかし、いまだに学園からは、謝罪も治療費の支払いもないままです。きょうは、県に対し問題の早期解決を求め、被害者の菊田先生はじめ教職員組合の方々と『支援する会』の対県交渉があり、私も同席しました。
 

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2006年01月16日

大雪の三島町、金山町を視察

 先週12日、県議団で大雪による被害がでている会津地方の三島町と金山町を視察しました。

 三島町役場で、斎藤茂樹町長から状況や要望をお聞きしましたが、今回の雪は12月3日から降り始め、最高204cmの積雪を観測したそうです。除雪費もこれからが冬本番というのに、すでに8割も支出しているとの事。さらに、1人暮らしや2人暮らしの高齢者世帯へきめ細かな支援をと要望されましたが、実はこちらの方が深刻な問題で、金山町でも同じ要望がありました。
 

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2006年01月10日

再び「プルサーマル計画」に、県は「拒否」の方針

 昨年12月17日付のマスコミ報道で、東電は、電気事業連合会(会長は、勝俣東電社長)が今月中にも発表する予定の「プルトニウム利用計画」に、福島県内の原発名を明記するとの新聞報道があり、12月22日に原発県連のみなさんと、県と東電に対し「明記しないよう求める」緊急要請を行いました。 

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2005年12月23日

子どもや高齢者にあたたかい政治 くらし・平和を守り、憲法9条改悪を許さない年に

今年は、大変お世話になりました。新年も変わらぬご支援を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 戦後60年の節目の12月8日に刊行された、故植村鶴吉さんの中国「湖北省侵攻記」は、戦場での日本軍兵士の残虐行為が、まるで目の前で繰り広げられているように綴られているので思わず目をそむけたくなりますが、戦争中日本がアジアでどんなことを行なってきたかを知る貴重な戦争告発です。マスコミに発表したとたんに注文が殺到し、あらたに500部増刷とか。特に宮城県から問い合わせが多いそうです。

 

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