自民党、今度は子ども医療費の国ペナルティー廃止を表明!/長年の運動の成果です!

24日付の福島民友新聞から2つ。
①自民党が今度は、子どもの医療費無料化を実施している自治体に対し、国はこれまでペナルティー(現在は小学生以上)をかけ、国の補助金を減額していますが、廃止する方針を発表!
全国知事会など地方3団体が、3/14政府に対し減額措置の撤廃を要請。今春の全国一斉地方選挙を前に廃止を打ち出したようです。
実は自民党は、少子化対策を言いながら、子ども医療費無料化も、学校給食費無償化の請願や意見書に対し、国や地方議会で全く後ろ向きで、むしろ妨害してきたのが実態です。
福島県は、県議団や県政つくる会が長年に渡り要望し、大震災・原発事故が発生した年の県議選で、18才以下の子どもの医療費無料化を公約に掲げました。県は、投票日直前に実施を表明!翌年2012年10月から、18才以下・高校卒業まで医療費は無料になっています。
ただし、県が実際に補助しているのは小学校5年生から。所得制限分も4年までのペナルティー分は、市町村が負担。この点からも、減額廃止は大いに歓迎です!

②昨日、党県議団が、県教育長に対し、学校給食費無償化を申し入れたことが、報道されました。

県教委へ、学校給食費無償化の早期実施等を求め申し入れ

3/23、県教委へ、学校給食費無償化の早期実施等を求め申し入れました。県教委の健康教育課長らが応対しました。

このほど、自民党茂木幹事長が学校給食費無償化を政府に提案し実現を目指す方針を明らかにしました。これまで保護者や国会や地方議会での何度も求めてきました。すでに何らかの補助を実施している市町村は、全国で約3割、県内では新年度から実施を含め49市町村、83%まで広がっています。

これまで、日本共産党県議団は県議会でも度々取り上げ、教育長と論戦してきました。今議会も、県が全額補助しても約72億円で実施できると指摘し実施を求めましたが、教育長からは前向きの答弁はありませんでした。一方、「学校給食費の無償化を求める会」などが、県議会に2014年~19年まで10件の請願・意見書を提出していますが、共産党以外の会派はすべて反対し不採択としてきたのです。しかし、来月の全国一斉地方選挙を前に、ついに自民党を動かしました。

きょうの申し入れでは、①県教委として、学校給食費の無償化を教育の一環として位置付けることを明確にすること。②憲法26条の規定に基づき学校給食費を無償とするよう国に緊急に求めること。③国が無償化を実施するまで、県が先行して実施すること。④学校給食は教育の一環にふさわしく、給食センター化ではなく、自校方式を基本とするよう市町村を支援すること。以上、4点を申し入れました。

総括質問~今春以降のALPS処理水の海洋放出を撤回し、専門家提案の「広域遮水壁・集水井」で地下水抑制の抜本対策を!/学校給食費の補助実施80%超に、今こそ県実施決断を!

15日、総括質問(持ち時間33分間)で登壇。国の大軍拡・大増税撤回をはじめ、原発避難者支援、汚染水の海洋放出撤回と広域遮水壁等で建屋への地下水流入抑制の抜本対策、原発事故災害の公文書保存で質問。また、中小企業への物価高騰対策、新型コロナ感染症、手話講座推進、学校給食費の県無償化、ジェンダー平等推進を求めました。

▼知事に対し、本県の沿岸漁業は、水揚げ量・水揚げ金額共に、原発事故前の19%、27%しか回復していないと指摘。「漁業者が2015年に国・東電と交わした約束を反故にされ、今も海洋放出に反対していることをどう受け止めているのか」と質問。知事は、漁業者と海洋放出について直接合って話をしていません。

今回も知事は、「国に対し、関係者への丁寧説明や情報発信の充実強化、万全な風評対策に責任を持って取り組むことなどを求めてきた。漁業者の真摯思いを踏まえ、政府には誠意をもって丁寧に意思疎通を重ねることが重要と繰り返し訴えてきた」とし、「国・東電には、丁寧かつ十分な説明を重ね、その思いを真摯に受け止めながら、信頼関係を構築するよう求めていく」などと答弁。漁業者に直接会うこともせず、海洋放出撤回をなぜ国に言えないのかと再度質しましたが、後半の答弁を繰り返すのみ。

▼福島大学の柴崎教授ら専門家らが提案する従来土木工法による「広域遮水壁、集水井と水抜きボーリング」のパネルを示しながら、原子炉建屋への地下水流入に対する専門家の抜本的対策を真剣に取り入れ、国・東電が実行するよう求めよと質問。

今年3月の全国・県民世論調査では、「海洋放出すれば風評被害が発生する」と90%以上が回答していると指摘。汚染水を流すこと自体が、「風評被害」を招くと追及。漁業者や県民が納得しないまま、専門家の意見もまともに検討もせず、今春以降、国や東電が、日程ありき、方針ありきで海洋放出することは認められない、国に方針撤回をと強く求めました。

▼ 原発事故から12年が経過。今も避難者は国・県発表だけでも約2万8千人。県内の研究者、福島学院大学の安田教授からは、東日本大震災と原発事故に関する文書は、歴史的に重要な事項として後世に残し、そのための条例制定が必要と提案されていると紹介。歴史的公文書として保存する県としての方針を持ち、条例化が必要と求めました。また、本県の災害関連死は被災3県で最多の2,235人ですが、この記録は市町村で保管されています。これも、原発事故の実相を記録している重要な歴史的公文書として永年保存するよう、市町村と協議が必要と求めました。

▼再エネの推進については、メガ発電をやめ地産地消型・地域主導型の太陽光発電の促進を質問。進化している営農型太陽光発電の導入促進、住宅用太陽光発電・蓄電池への県補助金額の引き上げと予算の拡充、パネルの技術開発・製造・流通・販売・廃棄を県内で一貫して行えるよう産業育成支援を求めました。

▼県内中小企業への物価高騰対策については、二本松市の大手金型プレス加工の下請けの地元事業者が、高圧電気料金の値上げが続き倒産・廃業ン危機にあると紹介。国・県には新たに脱炭素の設備を導入しなければ何も補助もないめ、融資以外の直接支援が必要と質しましたが、借り換え含めた経営相談にのっていくとの答弁に終始。

▼新型コロナ感染症対策については、岸田政権の5/8からインフルエンザ並みの5類に引き下げる方針を批判。県民や医療機関への負担増とならないよう県の継続支援を、高齢施設での死亡を防ぐため入院など必要な医療提供をと求めました。

▼ 日本の出生数が80万人をきり、人口減少・少子化対策待ったなしを招いたのは、国や県が本気で子育て支援をしてこなかったからだと批判。子育て世代の強い要望は、教育費の負担軽減であると述べ、県として学校給食費の無償化を求めました。

県内の実施状況の地図をパネルで示し、新年度実施予定を含めると県内59のうち48市町村、81%へ広がったこと(その後1つ増え、49市町村、83%に)。今こそ、県として無償化実施の決断をと県教育長に迫りましたが、「市町村が判断すべきもの」と従来の答弁を繰り返すだけ。しかし、2018年に国会で文科大臣は、「自治体が給食費の一部を補助することを禁止するものではない」と答弁していると紹介し、県が72億円補助すれば全県で無料に、半額補助でも36億円あればできると再度質しましたが、答弁は同じ。

また、県産の麦・大豆を学校給食に活用すれば、農家支援にもなり安全な食材も提供できる、県教委が間に入り取組むよう求めました。

▼県内でも中核をなす福島市の中央児童相談所が最も老朽化(築50年経過)しており、建替えを求めました。また、聴覚障がい者団体から求められている県手話言語条例に基づき、手話講座を県や学校等で実施し手話の普及を図るよう質しました。

▼日本のジェンダー平等度は104位とさらに低下。一方、福島県のジェンダー平等度も全国に比べて最下位クラスです。県は、新年度から新たに女性の雇用に関する促進策として6つのメニューそれぞれに20万円を限度に事業所へ補助する新制度を表明。一方、パートナーシップ制度がないのは福島県を含め全国で3県だけ。全国260超、人口の65%をカバーしている、県内では富岡町と伊達市が導入検討を表明したばかり。パートナーシップ制度・ファミリーシップ制度の県の条例制定をと求めましたが、調査・研究するとの答弁にとどまりました。

吉田英策県議が一般質問/会計年度任用職員の処遇改善・ケア労働者の賃金引き上げ、再エネ廃棄処理ルールを、高齢者の補聴器県補助を!

2/28、吉田英策県議が、一般質問で登壇しました。
「物価高騰から暮らしを守る」ことを求め、公契約条例の制定、保育・介護・医療従事者などケア労働者の賃上げするため、県は遇改善補助を、県の会計年度任用職員の正規化を。県農林部と土木職員が相次ぎ県公共工事で収賄容疑で逮捕されたことから再発防止対策などを求めました。同時に、県職員の増員も必要と指摘。

原発事故対応については、県外避難者を支援する団体への補助に対し、補助条件をつけて補助金を減らしていることからこれまでどおり助成を継続すべきと求めました。これは、国の原発回帰を進める中で、被災者を切り捨てようとするものです。さらに、原発や石炭火発ではなく、再エネこそ推進すべきと求め、そのための固定買い取り価格制度の買取り制度の期間延長、太陽光や風力の廃棄処理を事業者に求めるルールや住民合意を盛りこんだ県条例制定を求めました。

一方、国・県は、福島の復興を名目に先端産業のイノベ構想の司令塔と位置付ける福島国際研究教育機構F-REI(エフ・レイ)は、浪江町に建設することが決まったが、周辺整備や今後維持管理経費などが地元負担にならないようにすること。また、ロボテスでは自衛隊の装備品の訓練が実施されているが、軍事転用は認められないと国に求めよと質しました。

0~2才までの保育の無料化、高齢難聴者の補聴器補助は高額であり、うつや認知症予防のためにも、県が補助すべきと求めました。

宮本しづえ県議が追加代表質問/新型コロナ・物価高騰対策、原発事故対応、蓄電設備の補助拡充、学費軽減、医大理事長選考など

 2/27、宮本しづえ県議が、県議団を代表し30分間の追加代表質問で登壇しました。防衛費増額に反対を、新型コロナ対策、県立医大の理事長選考について、物価高騰から県民の暮らし・生業支援、原発事故対応、農業・食料、蓄電設備の普及・拡大、教育行政など。

「新型コロナ感染症対策」では、岸田政権が今年5/8から5類に変更するとしたことを批判し、外来・入院受入れ体制の拡充、県衛生研究所にゲノム解析ができる人員増を含め人員体制の強化、5類に変更された後も無症状の県民が無料で検査を受けられる一般検査事業と検査キット配布センターの継続を求めました。

コロナ禍第8波では県内でも多くの高齢者が死亡したが、その分析と今後の対策が必要と質した。県は把握にずれがあったと再調査したが、昨年12月までの死亡者は138人増の645人に訂正。1月分の差46人を加えると691人。そのうち、高齢者施設内での死亡者数は、宮本県議に12月県議会で7人と答弁していたが、実態は71人と10倍だったと指摘。高齢者施設に抗原定性検査キットを更に配布すること、介護施設で医師が診察した際のコロナ費用を全て診療報酬の対象とする特例を国に求めよと、質しました。

 知事に対し、県立医大の理事長選考について質問。昨年12月、任期満了に伴う理事長選出で法人化後初めての意向投票が行われた。対立候補がダブルスコアで現職に大差をつけたが、医大の選考会議は現職を適当とする判断を下したことについて、医大関係者の多くの意思を反映していないと指摘。県は設置であり、知事は任命権者であると再々質問し追及しましたが、知事は「関係法令や大学の規定に基づき大学において対応されるもの」との答弁を繰り返すのみでした。

県民の暮らしを守るため、国保税の軽減、介護保険の2割負担中止、県立高校生のタブレット端末を公費で、私学高校の受験時の入学金納付不要となる私学への支援拡充、生活保費の引き上げ、生保世帯の車の保有を認めるよう求めました。車の保有を県が認めた件数(21年度まで過去5年間)は、17件、23件、21件、23件、28件と答弁。また、今年度、公営住宅の家賃減免をした市町村は16市町村と答弁。

原発事故対応では、60年以上運転期間延長問題や帰還困難の除染、家屋の解体支援。教育行政では、小中学校の病休代替不足を解消するため県独自に正規教員増を、不登校児童生徒への支援、スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの増員配置を求めました。

大橋沙織県議が、県議団を代表し1時間の代表質問で登壇

 

2/22、党県議団を代表し、大橋沙織県議が初めての1時間の代表質問で登壇しました!大橋県議は、今の県議会で最年少です。
岸田政権の防衛政策の大転換について、新年度県当初予算編成、原発及び汚染水・ALPS処理水の海洋放出撤回、中間指針第5次追補等に基づく追加賠償、エネルギー政策、物価高騰対策、新型コロナ対策、持続可能な農業支援、災害対策、ジェンダー平等の県政実現、子育て・教育、鉄道の存続及び公共交通政策の12項目について、県の考えを質しました。

知事には4問。➀岸田政権の敵基地攻撃を含む安保3文書は、県民にも重大な影響を与えるものであり反対を。②新年度予算は新型コロ禍、原油高騰、相次ぐ自然災害等から県民の命や暮らし、生業を守る予算に。③この春以降の汚染水・ALPS処理水の海洋放出撤回を国に求めるべき。④新型コロナが5類変更後も、検査・治療・予防接種の公費負担の継続を国に求めるべきと質問。
しかし、内堀知事は、安保3文書は国政に関わる重要な問題であり国会で十分論議されるべき。また、汚染水の海洋放出は福島だけの問題でなく日本全体の問題などとし、いずれも自らの考えは述べず、国にはモノを言わない姿勢に、傍聴者からも怒りの声が。また、学校給食費無料化を県の事業でと求めましたが、教育長は保護者が負担することとされており、市町村が判断すべきもの、などと従来どおりの答弁を繰り返しました。

ところで、大橋県議が昨年9月県議会で取り上げ、今回も求めた2つのことが実現しました。1つは、新規就農者の就農・定着から経営、経営支援などをワンフロアーで相談できるワンストップでの支援について、新年度から自治会館内に「農業経営・就農支援センター」を設置すると知事が会見で表明!
もう1つは、性暴力等の相談窓口「SACURAふくしま」を若者たちに周知をと質問。これも、新年度から県教委と連携し「県内全ての高校生に、相談専用電話番号等を記載した広報用のカードを配布する」と大橋県議に答弁!
この他、赤字路線として公表されたJR東日本の県内4路線について存続をと、わが党の提案を示し質問。県は、国に対し路線の維持や利用促進に積極的に関与するよう求めていくと答弁しました!

女性で初の県議会の24年永年勤続功労賞を受賞!油絵の肖像画も!/多くのみなさまに感謝!

 13日、2月県議会が開会されました。3月17日まで33日間の予算議会です。
 開会冒頭、議場で6期24年の「福島県議会の永年勤続功労者表彰」を受けました。このあと、議長室で渡辺議長から、私の油絵の肖像画を受け取りました。同じものが議会運営委員会室に歴代永年勤続受賞者と共に飾られ、私も「掲額議員」となりました。県議会史上、女性では初めてだそうです。
 6期24年間、私を支えて下さった県議団や事務局のみなさん始め、議会事務局や職員のみなさん、また後援会や地元の皆さんなど、これまでご支援頂いた全てのみなさまに心より感謝申し上げます。今後も、県民の声を県政に届け、また、自公政権の大軍拡・大増税をやめさせ、平和・いのち・暮らしを守り、原発ゼロを実現するため、今年秋の県議選で7期目めざし全力を尽くす決意です。どうぞ、よろしくお願いいたします。

県中児童相談所/ようやく、一時保護所と一体に整備され県旧農業試験場跡地に移転・新築オープン!

  2/1、移転・新設した県中児童相談所の開所式に参加しました!
私が何度も県議会で取り上げてきた児童施設の整備。大変感慨深く嬉しさで一杯です。入所児童・生徒は16人まで。職員白河は、分室を含め46人とのこと。
 私が候補者時代の20数年前は、郡山市内の民間事務所の 2階にあり、福島市の中央児相の分室(1995年~)扱いでした。当選後、一貫して独立した児童相談所の設置を求め、2期目の2002年4月に郡山相談センターに格上げされ、9月に郡山合庁南分庁舎に移転。
 そして、2006年の県南地方の泉崎村での乳児虐待死事件を受け、2007年4月に県中児童相談所として独立しました。ところが、手狭なため一時保護所が設置(08年4月)されましたが、車で15~20分も離れた市内西部の県障害児学校の一部に間借りする状態が長く続いていました。
 ようやく、2019年から県旧農業試験場跡地内に建設が進められ、今年1/30に移転・新設されたのです。きょうの開所式は、内堀知事が式辞、こども未来局長が施設の概要説明。県中児相所長からは、職員の意見を反映して整備したと聞きホッとしました。私も幼児から高校生まで入所することから、男女別や個室などを提案していました。県議会議長、郡山市長が来賓祝辞を述べ、開所式は短時間で終了し内覧会へ。
 廊下も室内も県産材杉がふんだんに使用され、淡いピンクがかった優しい木目。南側の屋根には、太陽光発電が設置されています。今、入所しているのは中学生と高校生とのこと。最近はこの年代の子どもが多いそうです。

2月県議会に向け「命・暮らし・平和を守る県政に」と知事へ申し入れ

1/23、2月県議会に向けて知事申し入れを行いました。2月県議会は、2/13~3/17の会期予定です。
   岸田政権は、国民の声も聞かず昨年12/16に大軍拡・大増税方針を閣議決定したこと。また、本県は福島原発事故から間もなく丸12年に迎える中、岸田政権は12/22、GX(グリーントランスフォーメーション)で「原発回帰」の方針を示したことから、県政の在り方が改めて問われています。
    内堀知事に対し、県民の命・暮らし・平和を守るため、岸田政権としっかり対峙し、今年春から夏にかけて予定している原発汚染水の海洋放出の撤回と原発ゼロ、避難者支援の継続。
   新型コロナ感染症対策や物価高騰対策を行い、県民と廃業の危機にある県内の農業・中小企業者支援、県が学校給食費無料を。
   パートナーシップ制度の県条例制定など、ジェンダー平等の推進を求めました。
   また、県立医大理事長・学長選挙をめぐり疑義の声が上がっていることから、設置者の県として県民の信頼を得る対応が必要と求めました。

県立南会津高校と田島高校の統廃合は、いったん見直し凍結を!県政つくる会が県教委交渉

 
 29日、みんなで新しい県政をつくる会は、10月の県知事選で草野候補を先頭に公約に掲げた県立南会津高校と田島高校との統廃合について、今も住民合意が得られていないとして、いったん凍結し見直すよう要望書を提出し、県教委と交渉しました。
 県教委からは、県立高校改革室長らが応対しました。県政つくる会は、井上裕子代表らと共に、県知事選を戦った草野よしあきさんも参加し県教委に要請。県議団5人も同席しました。
 県交渉は短時間でしたが、県立高教組からは、昨年12月の地元説明会でのやり取りのあと、今年2月県議会でこの高校の統廃合する条例案が提案され、多数で可決され決定したものの、今も住民の合意が得られず反対運動が続いていること。しかも、来年4月に開校するというのに、通学バスの運行もバス代補助も未だに決まっていないことも明らかに。県教委は、地元の町に通学バスの運行や費用負担をさせようとしています。
 地元自治体や生徒・保護者に新たな負担を負わせる南会津と田島高校の統廃合は、見直すべきです。12月県議会で、わが党の宮川県議がこの問題を再度取り上げます。
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