党郡山地区委、各団体の新年会・旗開き

27日、党郡山安達地区委員会の新春のつどい・旗開きがあり、総選挙で4選した高橋ちづ子衆院議員が安倍政権発足した国会報告、参院福島選挙区予定候補のいわぶち友さんも決意を表明。私も県政報告と参院選に向けて安倍政権の悪政や憲法改悪の動きを許さないため共に頑張りましょうと挨拶しました。

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IMG_0002農民連の新年会は、恒例の1品持ちよりの手づくりの料理がいっぱい。橋本さんの乾杯で楽しい新年会。

 私は挨拶で、TPP推進安倍自公政権へのたたかいと、憲法改悪の動きに対しては宮城県の農協内に九条の会が発足したというこの日の赤旗のトップニュースで報じたことを紹介しました。

原発廃炉・暮らしと健康を守る市民の会がシンポジウム/高校生、母親、教員、スポーツ団体らが「国・東電は責任果せ!」と

IMG_000126日に開催された「原発廃炉・暮らしと健康を守る市民の会」が開いたシンポジウム。シンポジストには、市内の高校生、市内で線量の低い地域へ避難している母親、学校現場の教師、有機農業者、会の役員でもあるスポーツ団体会長などの多彩なメンバーです。コーディネーターは、渡辺純弁護士でした。

それぞれから、3・11から2年を経過する今も、原発放射能への不安が続く毎日の生活や現状が切々と報告され、それぞれの発言に感動しました。福島県民は程度の差はあっても、みんな原発事故の放射能汚染で苦しんでいます。

低線量被曝を受けている郡山市民の不安や苦しみは、東電・国が起こしたもの。シンポジストからも意見があったように、「東電と国は責任をきちんと果せ!」です。

2月県議会に向けて知事申し入れ

OLYMPUS DIGITAL CAMERA23日、2月定例県議会に向け、知事申し入れを行ないました。県は、新年度予算編成の真っ最中です。すでに、12月県議会に向けて第一次予算要望書を提出しているので、それに追加するもの。

また、昨年12月の総選挙で政権交代したので、第二次安倍自公政権に対し、本県から原発ゼロを発信すること。消費税増税とTPPは中止を求めること。生活保護の引き下げもやめること。

さらに、新年度予算編成は、福祉型県政をめざし、不要不急の大型公共事業ではなく、復旧・復興対策、学校耐震化の促進、公共施設の維持管理を中心とし、医療、福祉、教育、土木技術職の正職員を増員するよう求めました。

除染にともなう国直轄の不適正除染の是正と労働環境の改善、全面賠償、自主避難者への支援継続、仮設住宅の改善、復興公営住宅の建設促進、子ども体験活動支援事業の拡充、屋内遊び場の増設、食品検査体制の充実などを要望しました。

知事はこの間体調を崩して入院もしましたが、この日から公務復帰しました。       OLYMPUS DIGITAL CAMERA

笠井亮衆院議員らとともに、国の不適正除染問題で、環境再生事務所、福島労働局、県から聞き取り

23日、党国会議員の笠井亮衆院議員と市田室、田村室の秘書らが、国直轄の除染事業を請負った鹿島など大手大手ゼネコンが、不適正な除染を行ない、危険手当を含めた労賃の未払いなどが報道された問題の調査で来県し、環境省出先の福島環境再生事務所と福島労働局、県当局、除染作業員などから聞き取りを行い、県議団も同行しました。

環境再生事務所の除染推進チームの森谷チーム長は、元請けと下請けとは民民のことなどと述べたので、私たちは、国が除染のモデルになるべきなのに、今回のようなずさんなやり方をされては、市町村の除染作業にも影響が及ぶと指摘。

除染は必要であり、除染をしなければ県内外に避難している県民も戻ってこれないし、ここにも住み続けることもできなくなること。元請のゼネコンへの指導はもちろんだが、それにとどまらず下請けを含め末端の作業員の安全と危険手当を含めた賃金の支払いまでの監視体制を強化するよう求めました。笠井衆院議員は、国会の委員会でも取り上げていくことを表明しました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA                     【環境省福島環境再生事務所では、森谷福島除染推進チーム長(右真ん中)が応対】

OLYMPUS DIGITAL CAMERA                           【福島駅近くにある福島事務所で笠井亮衆院議員と共に】

福島労働局では、労働安全や安全衛生違反事例が219件あり、違反事業者数は108事業者、違反率45%であることをあらためて示しました。笠井議員が「45%は高い数字なのか」と聞くと、「建設関係の違反は通常でもだいたいこれくらいある」と答弁。これにはびっくりです。

建設業界そのものがこうした構造で働かせていること、さらに、今回の除染労働者も原発労働者と同じく何重もの下請け構造でピンハネされ、危険な場所でひどい働かせ方を強いられています。

除染作業について、環境省は「特殊勤務手当て(危険手当)1万円+労賃」としていますが、これまで1万5,500円の賃金を受けとっていた作業員が、「危険手当1万円」の支給を厳しく指導されると、今度は日当は5,500円とし、賃金総額は変えないというのが現場労働者の声です。しかも15、500円より少ない賃金の作業員も少なくありません。これでは、福島県の最低賃金664円を下回ります。

環境省は、危険手当と日当を含めた賃金を指導するとともに、除染作業の放射線障害防止対策のためにつくった「除染電離則」を、現場作業員まで徹底する必要があります。

IMG_0004                              【福島労働局が入居しているビルにはこんな看板が・・・】

OLYMPUS DIGITAL CAMERA                         【福島労働局で、不適正な除染作業の違反実態について調査】

県政つくる会副知事交渉/人災、原発10基廃炉、全面賠償、震災前のくらしと生業を

22日、「みんなで新しい県政をつくる会」が副知事交渉を行い、内堀副知事が応対しました。県議団も同席しました。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

県政つくる会の副知事交渉は2年ぶりで、震災・原発発生後は初めてです。今回は、原発、賠償、被災者支援、予算編成についてなど大きく4項目について要望。

原発問題については、知事が12月県議会でわが党の代表質問に答えて人災を認めたことから、国と東電へ「人災」と「収束宣言撤回」を求めるべきと要望。

また賠償問題では、線引きやうちきりをせず「全面賠償」を継続を求めるとともに、精神的損害の賠償と県の損害賠償協議かいの開催、そして3・11前のくらしと生業を取り戻すために、除染の促進と作業員の労働条の改善、仮設住宅の退去期限が迫っていることから、復興公営住宅の促進などを求めました。

新婦人からは、子どもたちの肥満が増えているなど発育の問題、放射能不安が今も続いていて、保育所や公園の砂場が屋根つきになっているなどの実態が報告され、私たちもびっくりしました。

内堀副知事は、「風評と風化が心配であり、粘り強く言い続けることが大切。子どもたちの具体的な生の実態を聞かせてありがとうございます。今、予算編成の作業中なので、きょうの要望も受けてできるものから実施するようにしていきたい」と述べました。

県が初めて実施した点字試験で、本県出身の視覚障がい者の女子大学生がみごと合格!

先週末に届いた嬉しい知らせ。本県が初めて実施した点字試験で本県出身の女子大学生が、みごと合格したとのこと。彼女の要望を受けて実施を県に要望していた県視覚障がい者協会長の戸田さんから、本人から合格の連絡があった旨を私に届けてくれました。まずは、本人の頑張りに拍手です!

この問題が明らかになったのは、昨年5月。私が6月県議会の一般質問でとりあげ、請願も全会一致で採択。その後、9月県議会の知事の所信表明で導入を表明し、昨年12月、本県としては初めて点字試験を実施。

彼女が初めての合格者ということになります。大阪の大学で社会福祉学を学んだという彼女ですから、ぜひその専門知識を生かして頑張ってほしいと思います。

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地元の中田町新年会/郡山民商新年会

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20日は、地元中田町の新年会に出席。今年は、いつもの中田行政センターそばの体育館ではなく、出店会館で開催。寒い会場を町内会役員がスト-ブを持ちよっての会場づくりも高齢化になって負担も大変になってきたとのこと。毎年の準備、本当に感謝しています。

原郡山市長も参加したのは、この春市長選挙があるからでしょう。鏡開きは、来賓がそろってなごやかに。

夜は郡山民商新年会へ。

民商婦人部のみなさんによる寸劇や「商売を語る」のコーナー、ビンゴゲームなど、趣向をこらしたプログラムでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「賠償打ち切りやめよ!」と県復興共同センターが二本松市で東電・国と交渉

OLYMPUS DIGITAL CAMERA17日、県復興共同センターが「賠償うちきりやめよ!」と、東電・国交渉。これまでには、バスを仕立てて東電本社や国の省庁を回り要望し交渉をしてきましたが、今回は県内に東電と国をよんで交渉しました。二本松市の県男女共生センターには、二本松市に避難している浪江町の住民など、約400人が参加。県議団5人と高橋ちづ子衆議院議員といわぶち友参院選選区予定候補も同席しました。

賠償は国の指針に従っているとしながら、会場からは賠償の対象にならないとされた県民が「なぜ賠償と認められないのか」と迫る発言があいつぎ、会場からは認めてやるべき」との声援が飛び交いました。これを受けて、ようやく東電は交渉終了後に個別に相談に応じたのです。個人的な東電交渉では、これまでなかなか認められなかった事例です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA一方、「全10基廃炉」についての質問には、この日も東電は明言しませんでした。

さらに、国は環境省の福島再生事務所は出席して答えましたが、復興局はこの日になって出席できないと通告してきたのです。国にもたくさん答えてほしいものがあったのに、とんでもない対応です。

郡山市農始祭./緑ヶ丘新年会/障がい者の成人を祝う会、市成人式

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11日、午前は郡山市の農始祭でした。例年ですと優良農業者が何組か表彰されるのですが、原発事故によって作物が例年よりつくれないなどもあり、今年は表彰式がありせんでした。西田町のかわいい保育園児による太鼓演奏でオープニング。

来賓挨拶などが終わるとすぐに千本杵で餅つきが始まり、私も他の県議のみなさんと一緒に参加しました。

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 また夕方は、磐梯熱海温泉旅館組合や同観光協会の新年会へ。ホテル華の湯の菅野会長が主催者挨拶で、「温泉旅館は、もともと日常から離れて心身ともにゆったりくつろいでいただくところ。その原点にかえってぜひ、たくさんの方においでいただきい」と。舞台では、熱海町出身の花柳先生による祝宴の舞い。

 12日は、緑ヶ丘の新年会へ。童謡の会のみなさんと「花は咲く」をうたいました。今年も緑ヶ丘の仮設住宅に避難している富岡町の自治会長さんら役員の方も招待されていてお話しました。テーブルをまわると安倍政権への不安の声が結構多く、そこをいえるのは共産党だとの激励もいただきました。

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13日は、ホテルハマツで行なわれた手をつなぐ親の会主催の障がい者の成人式と、ビッグパレットで開催された郡山市成人式に出席。第一部の式典のあと、第二部はとなりの会場で行なわれ、母校の中学校の場所では、親戚や知人の娘さんにお会いしました。

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今年の成人は、1992年~93年生まれですが、私が最初に立候補したときが91年なので、まだ1歳くらいだったわけです。東日本大震災、原発事故を体験した方も大勢いるみなさんです。どんな人生をそれぞれ歩んでいくのでしょうか。復興に向けて、私たちと政治をよくするために、共に力をあわせていきましょう。

東電、避難区域の賠償は「時効」を設けず支払うと知事に回答/県議団で知事・副知事・議長へ新年挨拶

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10日、きょうは年明け最初の県議団会議でした。12月県議会報告ニュースの最終確定とその1面に使う5人そろっての写真撮影、日程等の打ち合わせをしました。

午前中には、東京電力の下河辺会長と広瀬社長が来庁し、知事と懇談。お昼のテレビニュースで報道されていましたが、佐藤雄平知事に対し、避難地域の賠償については「時効」を設けないで支払うことを明言しました。

私たちは、昨年12/19、避難地域以外の県民にも8月での賠償打ち切りや線引きせず全県民を対象に今後も支払うよう東電に求めるべきと県へ申し入れたばかりですが、避難区域についても賠償の打ち切りをすべきでないことは当然のことです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 午後には、県議団そろって知事へ新年の挨拶。知事には、県党旗開きへのメッセージをよせていただいたお礼と、きょう東電がきて賠償の継続が明言したこと、また知事が安倍首相へ福島原発10基廃炉を求めたことを評価。

安倍首相は、復興財源の確保などには前向きな答弁だったのに、肝心な廃炉については沈黙したそうです。まさか、知事へ原発推進とはいえなかったのでしょう。

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内堀副知事は、自ら県議団控室に出向いてくれました。内堀副知事は、「風化と風評の2つの風がある」と述べ、原発問題の他県との温度差を感じていること。この他、除染、賠償問題などでも意見交換しました。

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村田副知事とは、県内の医療問題などで懇談。村田副知事からは、「医師不足の問題を超えて『医療崩壊』だ」との声が医師会からあがっていることが紹介されました。

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このあと議長室を訪問し、斉藤議長・副議長にも挨拶。

県の三役と議長らとも、原発廃炉問題、賠償問題などについては、国と東電の責任を「オール福島」で求めていくことで一致しました。