福島県議選の火ぶた――神山えつこ候補が元気に出発

台風19号とその後の豪雨で深刻な被害を受けるなか、福島県議選が31日告示(11月10日投票)されました。日本共産党は、災害に強く、命と暮らしを守る県づくりへ、現有5議席を必ず確保し、躍進しようと7人が立候補。そのうち伊達市・伊達郡区の大橋さおり氏(28)=新=が無投票当選し、現有議席を引き継ぎました。選挙戦は、自民が単独過半数へ攻勢に出るとともに、公明党と一緒に共産党追い落としの布陣をしいています。

郡山市選挙区は定数10に13人が立候補し、大激戦・大混戦。中田町の自宅前で開かれた神山候補の出発式には、地元・中田町をはじめ市内各地から100人近くが参加し神山必勝の決意あふれる場に。高橋千鶴子衆院議員が駆け付けたほか、志位委員長からのメッセージが寄せられました。

神山候補は、「5期20年、3人の知事と対峙し医療・福祉・教育の充実へ全力をあげてきた。いのちとくらしを守る県政実現のため、県議会に押し上げてほしい」と気迫を込めて訴えました 。

またこの日、出発式をのぞき中田町13カ所の演説場所には121人が、神山候補を迎え、同候補の演説に耳を傾けました。

(神山えつこサポーターズ)

 

台風被害者へ、県は3・11の経験を生かし、すでに契約し入居した民間アパートも借り上げ対象に

県災対本部借り上げ住宅チーム(024-521-8493)が立ち上がりました。
今朝、私は2点質問。

①すでに、台風19号の浸水被害にあった障がい者が、民間アパートを契約し入居した方がいるが。→県としては、市町村の判断で個別に柔軟に対応をと求めている。県は遡及することも認める方針とのこと→私から、3・11の教訓を生かし同じような対応をすべき。市町村を支援し、周知するよう求めました。

②住宅の応急修理は、1世帯当たり58万4000円を限度に支給できますが、借り上げ住宅との併用はできない仕組み。改善を→これについては、従来どおり国も併用を認めていないと県の回答。→私からは、応急修理し住みたいという人も、まだ数ヶ月はかかるのでその間はアパートを借りるしかないと。国に併用を認めさせ、当面の安定した住まいができるように制度の改善の意見を上げてほしい、と要望しておきました。

奈良県から山村さちほ県議が支援に駆けつけ、杉並区からも

きょうは、奈良県の山村さちほ県議が支援に駆けつけて下さいました。また、杉並区の酒井地区委員長も支援に来て頂いたので、まずお二人を台風19号の被害地に案内。

午後は、地区事務所周辺で街頭宣伝。今週31日に告示日を迎えますが、山村さちほ県議の応援を受けて、いよいよ選挙番が近づいてきたなと感じます!
さらに、支援に駆けつけて下さった山村県議と酒井地区委員長からは、選挙カンパも寄せて頂き、大変ありがとうございます。お天気も、爽やかな秋晴れ。しかも暑いくらい。南からやって来たお二人が、あたたかいものをたくさん運んでくれました!

市の災害支援制度の資料を届け/岩渕友参院議員と日大工学部周辺地域へ

日大工学部の近辺は、学生向けの下宿やアパートがたくさんありますが、いずれも1階の床上浸水被害を受けました。また、少し北側には帝京安積高校も1階が浸水しました。

日大も浸水被害を受けていますが、現在、泥だしボランティアの駐車場になっています。その大学脇の道路は、ブロック塀を乗り越える高さのまるで川のような勢いで流れていた。車も水没し泥まみれに!

の日は、泥だしボランティアが入っていましたが、岩渕参院議員と行くと、あるお宅で、この土嚢をどこに置けばいいですかとの質問。私がその場から市に電話で問い合わせましたが、やはり災害ごみと同じように自宅前に置いてもらうしかないと。

災害ごみは、車がやっと通れるくらいの満杯状態。自衛隊が順次運搬していますが、なかなか順番がこないため、住宅の不満はつのるばかりです。
午後は、同じく浸水被害を受けた私の選挙事務所周辺の水門町と十貫河原地区を回り、8人で聴き取りし約50人と対話。33年前の8・5水害より上がった。床上1.8~1.9メートルに。市の災害支援制度の情報提供は喜ばれました。

 

 

岩渕友参院議員と郡山市内の無提地区を調査

阿武隈川沿いの日大工学部周辺は、学生向けアパートが立ち並ぶ地域ですが、今回の台風19号で床上浸水を受けました。

27日、岩渕友参院議員と共に、この地区に入り、被災住民から聞き取りをしました。
町内会の副会長さんの自宅も床上浸水被害を受けました。聞けば、阿武隈川に無堤箇所があるというので案内して頂きました。
ここは、安積永盛駅に向かう橋です。日大工学部から上流地域の東側に堤防がないのです。ここから濁流が流れ込み、かつてない床上浸水の被害をもたらしました。

谷田川堤防、郡山中央工業団地側の決壊現場

ここは、郡山市中央工業団地側の谷田川堤防決壊現場です。
あちこちに大きな穴が空き、堤防の幅が半分欠落しています。工場や事務所に土砂が埋まり、大型トラックも半分以上の高さまで水没。

きょうは、次の台風20号の降雨が接近しているため、決壊部分の土嚢積み作業が急ピッチで行われていました。
対岸の大きく決壊した箇所も、私たちが県に申し入れたあと、写真(高橋善治市議が現場を確認した資料です)のように応急対策が完了。

 

「いのち守る県政」を! 県議選全力を尽くします!

25日付しんぶん赤旗で、福島県議選を戦う候補者紹介で掲載して頂きました。「いのち守る県政」となるよう、全力を尽くします!

27日付け、日曜版にも掲載記事が。

郡山市に対し、郡山地方農民連が台風19号による農業被害への対策を求め要望

23日、郡山地方農民連が、郡山市に対し台風19号による農業被害への対策を求める要望書を提出しました。

農民連の宗像孝会長が、要望書を手渡し、県議の私神山、高橋善治市議が同席。市は、永久保農林部長らが応対しました。

今回の台風19号は、農家にも甚大な被害をもたらしました。農機具や農業施設の浸水被害、水害で流れついたゴミや土砂の撤去、来年以降の作付けへの支援などです。

市は、台風15~16号被害を受けた千葉県などに適用した稲わら流出への支援など、使えるものをいかし、来年以降の営農への支援、廃業とならないよう国県とも連携して対応していきたいと回答。