県に、福島県沖地震被害に関する緊急申し入れ

 

3/18、党県委員会福島県沖地震災害対策本部長の町田県委員長と県議団5人は、県に対し「福島県沖を震源地とする地震被害に関する緊急申し入れ」を行いました。県災害対策本部の平野井課長らが応対しました。

去る3/16、深夜11時36分頃、本県沖を震源とする最大震度6強の地震が県内を襲いました。この地震で県内では相馬市の60代男性1人死亡、県内各地で被害が発生しています。党県委員会は17日に対策本部を設置し、17日午後にはいわぶち友参院が大橋県議らとともに伊達市・伊達郡の現地調査を行い、相馬市や新地町に宮本・吉田県議らが調査に入り新地町長らと懇談し、これらをふまえ県へ13項目の緊急申し入れを行いました。町田県委員長は、現地調査に同行したこともふまえ、昨年2月の地震と再度の地震で「心が折れそうだ」と被災者の声を紹介し、県の対策を要望しました。

県は、昨年2月の福島県沖地震の教訓をふまえ、地震発生直後に災害救助法を全県適用させたことは重要でした。申し入れでは、昨年の被害を上回る被害との指摘もあることから、激甚災害の指定を国に求めることや、被災者生活再建支援法の適用にならない自治体にも県独自の支援策を活用することを求めました。

また、断水などライフラインの復旧に全力をあげ、主要幹線道路や橋梁などの早復旧に全力をあげ国に支援を要請すること。さらに、降雨・降雪による2次災害への対応、住まいがなくなった住宅被災者のための「みなし仮設」を早期に適用すること、などを申し入れました。

3/8は国際女性デー/ミモザの花束が笠井亮衆院議員からいわぶち友参院議員へ/日本のジェンダー平等は156ヶ国中120位!

 

 

3/8は、国際女性デー、ミモザの花が象徴です。日本のジェンダー平等度は、世界156ヶ国中、120位です。笠井亮衆院議員は、いわぶち友参院議員と一緒です。

東日本大震災・原発事故から丸11年、福島県主催追悼式に岩渕友参院議員、5人の県議団も参列

 3·11、東日本大震災・原発事故から丸11年。県の発表だけでも故郷に戻れずにいる避難者は、今も3万人を超えています。
 福島県の追悼式に県議団5人が揃って出席しました。
初めて岸田首相が出席し、挨拶。県内出身の国会議員も参列し、式典終了後に岩渕友参院議員と共に撮影。

いわぶち友参院議員/予算委で原発事故から11年~ウクライナの原発を攻撃するロシアに抗議を、中間指針の見直し、漁業者との約束を反故にし汚染水海洋放出やめよと東電・岸田総理に迫る!

3/11付けしんぶん赤旗。きょうは、東日本大震災・原発事故から丸11年です。
 一面トップは、昨日10日の参院予算委員会で質問に立った福島県出身の岩渕友参院議員(ユーチューブで視聴できます)。
▼ ロシアがウクライナのザポロジェ原発を攻撃。また、チェルノブイリ原発を占拠し電源供給が途絶えているとのべ、「福島のような爆発を起こしたら、被害は全世界に及ぶ」と批判。岸田首相に、唯一の被爆国、原発事故を経験した国として厳重抗議すべきと求めました。
 ▼生業訴訟、群馬、千葉訴訟で、最高裁が、東電の上告を退ける決定を行い東電の責任が確定。国の賠償「中間指針」を上回る損害を認めた最高裁の決定を踏まえ、「中間指針の見直し」を岸田首相に迫りました。
▼また、帰還困難区域の除染は全域で行うべき。さらに、第一原発で発生する汚染水の海洋放出を決定したことについて、県内7割の議会が反対・慎重な対応を求めていること。漁業者との約束を反故にしたのかと、東電と岸田首相に質しました。東電は「約束を反故にしたとは考えていない」と答弁。ところが、岸田首相は「敷地が逼迫する中、海洋放出は避けて通れない」などと答弁。
▼さらに、岩渕友議員は「北側のタンク置場が活用できる空き地があること。また、地下水の流入を防ぐ広域遮水壁の設置を専門家が提案している」と指摘し、海洋放出以外の方法を進めるべきと主張し、原発ゼロの決断を首相に迫りました。

最高裁~東電の上告を退ける決定あいつぐ!国の「中間指針」を上回る賠償額を命じた高裁判決が確定/原告のみならず全被災県民に適用をと生業弁護団

🌸3/2、福島の原発事故に対する福島のなりわい訴訟、群馬、千葉訴訟について、最高裁判所は東京電力の上告を退ける決定を行い、東京電力の賠償責任が確定しました‼ なお、国の加害責任については、4月の弁論を経て確定される見込みです。
 5日付け福島民友新聞(写真)では、福島なりわい訴訟の馬奈木弁護士と中島原告団長による4日の記者会見が報道されました。仙台高裁は国の中間指針を超える旧居住地ごとに一律の賠償額を命じる判決を出しているとし、馬奈木弁護士は、「原告だけにとどまらず、被災者(県民)全体にも同じ被害を受けていることを最高裁も是認した」と強調しました。
🌸さらに、3/8のNHK県内ニュース。最高裁は、きょう新たに南相馬市小高区など3件の集団訴訟についても、東京電力の上告を退ける決定を行い、指針を上回る賠償を命じる判決を確定しました。
 3件は南相馬市小高区の300人余、双葉郡など200人余、避難指示が出されなかった福島市などに住んでいた約50人です。
★今回の相次ぐ原発事故に関する最高裁判決は、賠償額や現状回復を求めことに対し不十分な点はあるものの、丸11年目を迎える3・11を目前にして、最高裁が、東京電力の原発事故の加害責任を認め、国の中間指針を上回る賠償を命じた高裁判決を確定させた意義は大変大きく、最高裁の良識を一定示したものといえます。
 今後、国の加害責任についても、最高裁が被災者の立場に立ち判決を確定することを強く求めます。

大橋さおり県議が一般質問/放課後児童支援員へのコロナ特例処遇改善の活用支援、新規就農者・林業従事者支援、子どもの貧困実態調査、痴漢被害等への相談支援

3/4、大橋沙織県議が一般質問で登壇しました。

大橋県議は、新型コロナによる処遇改善が、ようやく放課後児童支援員にも適用されることになったものの、設置している 49 市町村のうち、16 市町村しか活用されていないことから、申請書類の難しさなどの改善を含め県の支援が必要と、再々質問も行い、県の対応を質しました。

県内にもゆうき農業への従事する若者が県外から就業しているが、長野県や二本松市の支援員の事例を紹介し、新規就農者への定着支援については、技術面の支援にとどめず、生活面も含めた「まるごと支援」が必要と、県の対応を求めました。あわせて、林業アカデミー研修生についても、寮の整備や家賃支援が必要と求め、さらに原発事故でいっそう林業振興が必要なことから、新規従事者についても県の支援を行うべきと求めました。

ジェンダー平等については、県議会では初めて痴漢被害を含めた性暴力に対する相談窓口が必要と求め、「SAKURAふくしま」の広報の在り方について質しました。また、LGBTQなど多様な性への取組みについても求めました。