新婦人郡山支部で平和のつどい/中田町の県道拡幅工事

DSCN096330日、新婦人郡山支部の依頼で、安倍政権の集団的自衛権の行使容認など平和・憲法についてお話をさせていただきました。また、参加された会員のみなさんの戦争体験を互いに聞いたり、平和への思いなどを交流し合いました。

私は、頂いた30分間で、沖縄では辺野古への基地移設を強引なやり方ですすめられているが、11月の沖縄県知事選挙では基地移転に反対する候補者を支援し頑張っていること。

一方、福島県ではその前の10月に知事選挙があり、県政つくる会では、国・東電に対し「オール福島」で原発の事故の加害責任や10基廃炉、事故収束、除染・賠償や長期にわたる健康支援など、県民が一致できる4点を掲げたアピールを8/12に発表したことなどを報告。

001また、戦争する国に突き進む安倍政権の問題については、ちょうど今朝の赤旗日刊紙の1面トップ記事を紹介。財界と一緒に原発と武器を売り込みに外遊をし、防衛省が来年度の予算で軍事費5兆円を要求する一方で、国民にはさらなる消費税増税をおしつけようとしていることや、配布されたわかりやすいイラスト入りの新婦人のパンフも活用しながら説明。001

県議会でも昨年12月はじめに自民党以外の会派と共同して国会での可決前の夕方、福島駅前で「秘密保護法反対」の初めての合同街頭演説を行ったことや、今年6月県議会では自民党提出の「集団的自衛権行使容認の意見書」が、自民党の賛成で可決されたものの、公明などは退席し民主党会派などと共同で反対したことなどを報告しました。

「戦争する国にしない」ために、ちょっと勇気を出して安倍政権の危険なねらいを身近な人たちに話してみるなど、自分たちの小さなところからでも行動していこうと話し合いました。

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DSCN0973夕方、集金のため地元中田町内を回っていたら、黒木地内の県道整備工事が動き出し、10月末までの工期で道路の拡幅が行われていました。ここは、三春滝桜と中田町の紅枝垂れ桜の観光名所を結ぶ生活道路ですが、バスが1台しか通れない狭い道路のため、長年にわたり要望されている中田町の県道整備箇所の1つです。

9月定例県議会に向けて「知事申し入れ」~原発事故対応、子育て支援、医療・福祉の充実、災害対策を要望

DSC_113425日、9月定例県議会に向けて各会派が知事への要望書を提出しました。

党県議団は、今も12万6千人を超える避難者が故郷に戻れないでいることや災害関連死や自殺者が被災3件で最多となっていること。その一方で、消費税増税や原発の再稼働、集団的自衛権行使容認、沖縄の基地の強行姿勢にみられる安倍政権の強権的な姿勢に対し、きっぱり対峙する県政が求められていることをまず強調。

そのうえで、①汚染水対策をはじめとした事故原発の収束に向けた抜本対策、②除染、賠償、被災者支援でも国による分断や線引き、打ち切りをしないこと ③子ども・被災者支援新制度に基づく県条例制や医療・総合法に基づき県が策定する地域医療構想の策定にあたっては、県民のニーズをよく把握し、公的責任を投げ捨てたり病床削減・医療費抑制を前提としないようにすべきと要望。

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台風11号による会津地方の風害の稲穂をみる知事

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さらに、④災害対策について要望。台風11号による会津地方の水稲被害に対する支援と、土砂災害等のハザードマップの整備、住民への周知徹底、災害情報が確実に県民に届く仕組みなどを求めました。

最後に、今年11月6~9日に予定されている自衛隊の大規模な災害訓練「みちのくアラート2014」は、東北6県と米軍・豪軍の共同訓練も予定に入っていることから、災害を口実とした軍事訓練となりかねない懸念があると指摘し、少なくともオスプレイの参加は中止を求めるべきと要望しました。

 

喜多方で台風11号による水稲風害を調査/全県地方議員学習交流会議、広島土砂災害簿募金も

IMG_316424日、喜多方で8/10に本県の会津地方を通り抜けた台風11号の影響で広い範囲に水稲への被害が出たのでぜひ調査にきてほしいとの連絡を受け、私が県議団を代表し喜多方市の東部地域と北塩原村の田んぼを視察。喜多方の田中、矢吹の両市議と、北塩原村の小椋村議が同行しました。

140824喜多方稲穂風害図地図で赤く色分けされた被害の大きい八丁地区と柳原地区を調査。田んぼに降りて近くで稲穂をみると、稲穂が実らない「白穂」や籾が黒ずんだ「着色籾」が田んぼ全体に広がっているのがみえます。

今回は、台風が通り抜けた日が、ちょうど水稲の出穂時期と重なったこと。その柔らかい籾が、風による強風で激しくこすられたうえ、フェーン現象による熱風害も加わったことが原因のようです。喜多方市だけでも耕作面積の4分の1を超える1,200ヘクタールにも及んでいるとしていますが、農家の方によれば、これだけ広い範囲に被害はかつて経験したことがないとのこと。

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被害農家から話を聞く私と田中市議

 

 

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左がとこどころが黒ずんだ籾。真ん中と右が白穂。
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田中喜多方市議(右)と

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矢吹喜多市議から被害状況の説明を受けて

 

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北塩原の被害田んぼを調査する小椋もとし村議(右)と矢吹喜多方市議

140823日本農業新聞 台風被害この台風では、新潟でも被害あったそうですし、8/23付の日本農業新聞では、秋田県でも同様の被害が出ていることを報道。また、全国の台風被害や集中豪雨などによって病害や生育に遅れが生じているとしています。

お盆明けの19日、喜多方市は農業関係の機関・団体と「農作物被害対策本部」を設置し、現地の被害調査を実施し、22日には被害農家あてに、殺菌剤の防除とその薬剤購入費の1/3助成を通知。

DSC_1060しかし、農家の方の話では、「農家の高齢化が進み、薬剤散布そのものができる人が少なくなっている。融資なども受ける人はいるかどうか。それよりも収穫は最悪で半減するかもしれないため、その減収への手当と国保税などの減免申請も必要になってくるだろう」とのことです。

福島県は、原発による影響ですでに会津コシヒカリで一俵2000円も下がっているそうです。「今回の台風被害とダブルパンチだ。安倍政権の下でTTP交渉参加で、コメの所得補償もなくなる、農協解体など農業切り捨てが一気にすすめられれば、米どころ会津でも農家の担い手はいなくなる」との声を県や国にも求めていきたいと思います。

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23~24日、猪苗代町でわが党の全県地方議員学習香料会議が開かれ、私が県政報告しました会場では、広島ン土砂災害への見舞金が呼びかけられ、約5万円近い募金が寄せられました。広島の被災者に心からお見舞い孟申し上げます。.IMG_3156

 

東電を招致し、全員協議会~宮本県議が質問。第二原発の廃炉は、東電が「総合的にみて判断する」と答弁

DSC_099220日は、東京電力を招致して原発事故対応や汚染水問題、損害賠償について全員協議会を開きました。共産党は、宮本しづえ県議が質問に立ち、検察審査会の「起訴相当」とされたことへの受け止めや事故原因、福島第二原発の廃炉を判断について、新潟の刈羽原発の再稼働をやめて汚染水対策を、建屋ガレキ処理に伴う放射能飛散問題、賠償への不誠実な対応についても質しました。

DSC_0994この中で、東京電力は「第二原発の廃炉は、事業者でもある私どもが総合的にみて判断する」と、従来とは違う初めての考え方を答弁しました。ただし、「国のエネルギー基本計画も勘案して」とも答弁。

 

 

9月県議会に向けた政調会~県営住宅の優先入居対象者に自主避難者を追加

DSC_104219日、9月県議会に向けた政調会が開かれ、県各部局の9月補正予算の要求規模や復興に向けた取組状況などの説明を聴取しました。

DSC_10449月県議会は、10月の県知事選をひかえているため、例年よりも前倒しで行われ9/12~10/1の会期で開催される予定です。

きのうの政調会では、すでに報道発表されてもいますが、避難者向けの復興公営住宅が、用地の確定や造成工事に時間がかかることになり、第1次分として3,700戸を整備予定のうち、約1,600戸分が1ヶ月~最長9ヶ月の遅れになると説明。

一方、県営住宅を優先的に入居できる対象者に自主避難者を追加するため、県の県営住宅等条例の一部改正が提案される予定です。これは、2012年に国会で制定された「子ども・被災者支援法」に基づくもので、昨年10月に「被災者生活支援等に関する基本的な方針」が定められ、「新規の避難者を含め、公営住宅への入居の円滑化を支援」する旨が位置づけられたことによるものです。

今年6月、福島県知事あてに国交省住宅局長名で通知があって、県が条例の一部を改正を9月県議会に提案します。要件は、震災時の3・11時点で、中通りと浜通りに居住していたことを証明する市町村発行の証明書を提出が必要ですし、収入要件もありますが、これは前進です。

国の省庁を招致し、県議会の全員協議会~原発事故対応、汚染水対策・廃炉、除染・賠償、避難者支援で長谷部、宮川県議が質問

IMG_7566DSC_101118日、原発事故・汚染水対策、除染、賠償、復興、被災者支援のテーマで、国の機関(経産省資源エネ庁、原子力規制庁、環境省、復興庁)を招致し県議会の全員協議会が開かれました。共産党は、長谷部県議と宮川県議がそれぞれ11分の持ち時間で質問。

長谷部県議は、原発事故対応では、汚染水対策、県内全基廃炉、再稼働問題、原発労働者について、さらに除染、賠償、中間貯蔵施設について国の姿勢を質しました。

汚染水対策で「結局薄めて海に流すということではないか」との長谷部の追及に、国は「敷地内のスペースなどのバランスもあるので」などと否定しませんでした。また、「第二原発の廃炉は国が判断すべき」と指摘しても、「事業者である東京電力が判断すべき」と、これも従来の答弁を繰り返すにとどまりました。

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DSC_0994宮川県議は、賠償問題では浪江町のADRの和解案に東電が誠実に対応していないことを批判し、国の指導を求めましたが、国の考えを明らかにしません。このほか、避難区域の線引きや分断をせず、避難解除1年での打ち切りをしないよう国の指針見直しを求め、さらに、被災者支援については住宅再建での資材や人件費の高騰分の増加を加味すべきと求め、集中復興期間を5年間に限定せず、財源の裏付けが必要だと求めました。

一方、今回の全協では、これまで私たちが何度も求めてきた自主的な除染について、国は初めて賠償の対象に加えること、また、市町村除染の目安である1時間あたり0.23㍃シーベルトの数値は変更しないことが明らかになりました。

 

 

 

父の新盆

DSCN0944今年のお盆は、昨年11/3に89歳で亡くなった私の父の新盆でした。親戚はじめ多くの方にお焼香していただきました。

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料理を手伝ってくれた私の姉妹

この新盆に合わせて、北側にあった台所と父がいた居間、南側の客間の3部屋をリフォームしました。 議会や会合などの公務の合間をぬって、4月以降はずっと家中の片付けと廃棄物の処理ばかりの数ヶ月間でした。

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私と夫を娘が撮ってくれました

8/16は母の命日なので、それを待ってきょう17日に夫と共にようやく盆棚などの後片付けをやり終えました。夫もお疲れ様でした。

しかし、 明日からは県議会の原発問題の全員協議会があるので、頭の切り替えをしなければ・・・。18日は国の省庁を、20日は東電を招致して質疑応答を行います。長谷部、宮川県議が国へ、宮本県議が東電に質問します。

さらに、19日は9月県議会に向けての政調会です。 福島県知事選が10/26投票で行われるため、9月県議会は例年より早く始まり、9/12に開会予定です。今年度後半戦に向けて、明日から新たな気持ちで臨む決意です。

 

第19回緑ヶ丘夏祭りと東和町の木幡の幡祭りのみなさん

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緑ヶ丘第1小学校のみなさんのマーチングバンドでオープン

去る7/26に行われた東部ニュータウン緑ヶ丘の第19回夏祭りに参加しました。今年は昨年の大雨とはうって変り太陽がじりじりと照りつける暑い日でした。もっとも、開会が午後2時ですから当たり前ですが。

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東和町のみなさんと

また、ここ数年は、二本松市東和町の国指定重要無形民俗文化財「木幡の幡祭り(こはたのはたまつり)」のみなさんが招待されています。今年の実行委員長安部さんのお兄さんが東和町の宮司という縁があってのことのようです。

木幡の幡祭りは、毎年12月の第1日曜日に実施されています。今年こそは、私も参加してみたいと思っています。何しろ幡の色合いが派手なのが特徴的。初めて見たのは、2001年のふくしま未来博の会場でした。でも、もともとは源氏の幡色の白だったそうですよ。

 

県中建設事務所へ地元中田町の県道石切り坂バイパス工事の進捗と凍結防止装置の設置を要望

DSCN08677/29、地元の中田町共産党支部は、県中建設事務所に対し、県道小野郡山線に関する要望書を提出しました。今回は、現在工事が一時ストップしている石切り坂バイパスの進捗状況と、凍結防止装置を現在の1ヶ所に加えあと2か所にも設置を要望。高橋県中建設事務所長が応対しました。

石切り坂バイパス工事は、予定より1年のびているうえ、今度は市道にある水道管を移設しなければならない箇所が1ヶ所判明し、さらに用地買収も一部残っているとのこと。

DSCN0869県としては、来年度2015年度中には完成めざすと説明しつつ、相手があることでもあり不確定要素もあると答弁。しかし、このバイパス工事は、冬期間の通行難所の箇所。私が23年前に立候補した時に公約に掲げ、それ以前からも要望されてきた箇所です。早期の完成を強く求めました。

また、現道に設置されている凍結防止の融雪装置は、これまでも何度も故障し、その度に修繕を求めてきました。そして、今年の冬までに更新する話もあったのですが、機械を新設にする修繕して対応するかはまだ決まっていないと答弁。これ以外の2ヶ所の増設については来年度の予算要望に加えていく予定とのことですが、いつ設置されるのかは未定です。このほか、小野郡山線への歩道の設置と、当面の通学路の安全対策として草りや白線の線引きなどの環境整備を求めました。