二本松市に設置予定の仮設焼却施設の中止を求め、住民が環境省へ申し入れ

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26日、二本松市戸沢地内に建設予定の放射能の可燃性廃棄物減容化施設、仮設焼却場建設の再選定候補地の撤回を強く求め、住民のみなさんが環境省福島再生事務所を訪問し、要望書を手渡しました。

 福島環境再生事務所の減容化施設整備課の近野松男対策官が応対しました。ただし、仮設焼却施設の建設に関しては、本省で判断することになっている。意見を聞いて伝えるが回答はできないとの約束でお会いしていると。県民になんと失礼な態度でしょうか。
  夏無沼と東和の環境を考える会は、約1年前に東和地区住民の70%を超える反対署名を集め建設中止を求めていたのです。ところが、今年になって環境省は、昨年の候補地を取り下げた場所からわずか1kmしか離れていない場所を再選定したことが判明。
住民のみなさんは、「地元住民の合意」が前提ではないのか。夏無沼自然公園からわずか1kmしか離れていない。また、500mしか離れていないところには学校給食の一部や惣菜をつくる食品事業所があるが、風評被害が心配である。もし、解雇されたら50人ほどの比較的年齢の高い人が雇用されているので再就職は困難と、従業員の方が訴えました。菅野明二本松市議も、市長の姿勢の変化を指摘しました。
 環境省が、住民の声を無視し、地元の首長や有力者などと協議しただけで本省で判断し建設しようとする姿勢は、安倍政権の強権的なやり方そのものです。
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いわき市議選が、9月です。郡山安達のみなさんと支援へ

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どこでも、市民のみなさんの熱い期待が寄せられます。特に、久ノ浜は大きな津波被害を受けた地域。小学校の一部を借りて仮設店舗を設置した浜風商店街の各お店に顔を出してみると、とてもよい反応が。なかなか厳しい状況もお聞きしました。

共産党は、震災津波被害を受けた2011年、全国から寄せられた義援金を自治体や商工会などに届けてきました。この浜風商店街は、その義援金も一部活用して仮設の店舗を設置したことから、オープニングに党市議団も招待され、看板には協賛:日本共産党の名前があったそうです。

全国からの支援にあらためて感謝するとともに、5年たち少しずつ店舗や自宅が元の浜辺近くに建設されつつあるとはいえ、まだまだ行政の支援が必要です。今回もぜひ4人の市議団を押し上げて頂き、みなさんと奮闘していきたいと思います。

 

内堀知事に岩渕友新参院議員が挨拶で訪問し、懇談

DSC_0513DSC_052521日、岩渕友新参院議員は、県庁で内堀知事を訪問し、当選の報告をかねて挨拶し懇談しました。久保田県委員長と副委員長の2人の神山と宮本しづえ県議が同行しました。

DSC_0501内堀知事からは、まず、女性の活躍という面からも大いに活躍してほしいと激励を受けました。

さらに、参院選挙中の有権者の反応はどうだったか、当選後の決意などについて質問を受けました。岩渕参院議員は、憲法守れ、原発はゼロなど、若者はじめたくさんの方から期待の声が寄せられ、これらの願いを国会に届けて、実現めざし頑張りたいと決意を表明しました。

また、共産党が下田京子さん(故人)以来、33年ぶりの福島県での議席獲得も話題になりました。そして、今回東北の1人区が、秋田県を除して東北5県で野党統一候補が勝利したこと。選挙区で当選した増子輝彦氏とも力を合わせ、公約に掲げた福島の原発事故からの復興、第二原発を含め全基廃炉、TPPからの撤退、県民の暮らしを守ることなどを国へ求めていく決意を表明。

知事からは、今月半ばに原子力損害賠償・廃炉等支援機構から、東電福島第一原発の溶融燃料(デブリ)を建屋内に閉じ込める“石棺”方針を突然示されたことに話題が及び、国へ直接出向いて強く抗議し、方針撤回を申し入れたことが述べられました。私たちも、今後も長期に渡る東電福島原発の事故収束への対応はもちろん、避難者支援や賠償を含めわずか5年程度で県民切り捨てをしようとする国の姿勢は許されないこと。「オール福島」で一緒に国・東電に求めていきましょうと応じました。

最後に、「名は体を表すといいいますが、共感を広げて友をたくさん増やし、ご活躍下さい」とエールを頂きました。

県環境創造センターがグランドオープン

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21日、午後は、福島県環境創造センター・グランドオープン式典に県議団も参加。磐越自動車道、三春・船引インターすぐそばにある県田村西部工業団地内(三春町)にあります。

 

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これは、水槽内を通る放射線を見える化した装置。飛行機雲のようです。
交流棟は、放射能に関する展示室や、県民・子どもたちの学び・体験コーナー、3Dシアターなどが常設されていて、その内覧会も開催されました。13627029_631638003678206_4010349695940919864_n[1]

また、ここには原子力災害からの環境回復のための研究棟があり、日本原子力研究開発機構(JAEA)と国立環境研究所(NIES)が入っています。問題は、これらの施設をどう活用し、県内の環境回復や県民の健康不安に応えていけるようにするかです。単あるハコモノづくりで終わりにさせてはなりません。

岩渕友参院議員、郡山市内で市長や各団体を訪問し懇談

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品川郡山市長と懇談。
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うねめまつりの飾りつけされた郡山市役所ロビーで、議員バッジをつけた岩渕参院議員と。
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農民連事務所で橋本整一さんと。
IMG0052319日、岩渕友参院議員が、挨拶のため当選後初の郡山入りです。品川郡山市長や各団体を訪問し、懇談。高橋市議・地区委員長、影山副委員長、県議の私の3人が同行しました。

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福島ダンプでは、復興の労務単価が少しか上っていない実状があると。
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新婦人の事務所で。

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郡山医療生協の役員のみなさんと。
午前中のみだったので、郡山地方農民連、福島ダンプ組合、新婦人郡山支部、郡山医療生協などを訪ねましたが、どこでも当選を大変喜んでくれました。

岩渕参院議員も、6年間の任期を生かして、選挙中に寄せられた福島県民願いはもちろん、全国からも福島から国会議員をとの熱い応援を受けたことから、その声を国会に届けて頑張っていきたいと決意を述べました。

当選した増子輝彦参院議員も参加し、県市民連合・野党3党の4者協議

16日、参院選後の4者協議が開催され、増子輝彦参院議員も参加して挨拶。

今回の参院選挙は、野党共闘が自民党現職大臣を破り勝利したこと。今後も、増子輝彦氏が統一候補として公約した立憲主義の回復、安倍政権の憲法第9条の削除などの憲法改定を阻止していくこと。原発県内10基廃炉を国に求めていくことを改めて確認しました。13707791_1071432796271373_5922271037093842342_n[1]

岩渕友新参院議員~地元マスコミ、各政党や県の主な各団体を訪問し懇談

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福島民報社~高橋社長・早川編集局長ら。
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福島民友~五阿弥社長、加藤論説委員長

14日、岩渕友・新参院議員とともに、久保田県委員長、私と宮本両県議・副委員長、熊谷智県常任委員と共に、福島市内で地元マスコミ、民進、社民の各政党、県の主な各団体を訪問し懇談しました。

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民進党~亀岡幹事長、高橋政調会長
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社民党~鈴木幹事長、佐藤副幹事長
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連合福島~今泉会長ら。
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県教組~事務所のみなさんへ挨拶
今回訪問したのは、福島民報と福島民友新聞社、民進党と社民党、連合福島、県教組、福島医療生協、商工3団体(県中小企業団体中央会、県商工会連合会、福島商工会議所)、医師会、JA福島中央会、5つの民主団体、県労連など18ヶ所です。
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県中小企業団体中央会~熊本副会長・専務理事
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県商工会連合会~蛭田事務局長
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福島商工会議所~石井専務理事
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県医師会~馬場事務局長の紹介で職員のみなさんへ挨拶。
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JA福島中央会~橋本参事・会長室長、遊佐総務部長

どこでも、岩渕友参院議員の当選を歓迎して頂き、選挙区で再選した増子輝彦参院議員と2人で、原発事故からの復興を実現するため奮闘してほしいと期待が寄せられました。

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県労連、医労連の役員のみなさんと。

岩渕友新参院議員は、安倍政権が3分の2の議席を得たことで「憲法改悪」の動きが一気に強まってきたが、9条改定を絶対許すわけにはいかないこと。原発問題も第2原発を含めて福島原発10基廃炉と再稼働をやめさせ、避難者や被災県民への県民切り捨てを許さず、賠償や除染、県民の復興など、選挙中に寄せられた県民の声を国会に届けていきたいと決意を述べました。

開票翌日のメディアが、一斉に「改憲勢力3分の2超」と報道

13615034_623963414445665_8703368134073034958_n[2]13645252_623963431112330_8568911839496853770_n[1]11日の地元の福島民報と福島民友新聞は、参院選結果を報道。増子輝彦氏の当選記事は、当然嬉しい結果です。

しかし、1面トップの“見出し”が2紙とも同じ「改憲勢力3分の2超」に違和感を覚えたのは私だけでしょうか。

安倍政権は、「安保関連法・戦争法」を争点にしない戦術をとり、訴えたのが「道半ば」と言いながらアベノミクスの自慢ばかり。そして、野党攻撃に徹してきました。つまり、戦争法で国民の審判を仰いだわけではないのです。

このマスコミ報道は、安倍政権をけん制しているわけでなく、むしろ改憲をあおっているようです。早速、野党統一候補で当選したましこ輝彦氏と初当選した共産党のいわぶち友さんを先頭に、県民の運動を広げて憲法改悪阻止のたたかいをすすめましょう!

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7/12付、福島民報新聞から。いわぶち友さんの当選とインタビュー記事が3面に掲載。

 

 

共産党比例候補、いわぶち友が当選!/33年ぶりの県選出共産党国会議員の誕生です!

IMG_7585 IMG_752611日、朝6時台に当確が決まった福島県選出の共産党比例候補、いわぶち友(39歳)さんが、みごと当選を果たしました!

本県では、下田京子さん以来の実に33年ぶりの党国会議員の誕生です。

これで、原発被災県から県民の声をまっすぐ国会に届ける2人の国会議員が新たに誕生しました!これからも、ご支援よろしくお願い致します。

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日本共産党は、今回の参院選挙で601万票(得票率10.7%)を獲得し、前回の2013年515万4千票を超え、98年の819万5千票に次ぐ党史上2番目です。また、選挙区では東京選挙区(定数2以上の複数区)で山添拓氏が初当選し、議席は改選前の11から14議席に増えました。沖縄と福島で、現職大臣2人が落選。沖縄では、衆院小選挙と参院選挙区の全てで自民党は議席を失いました。

今回の参院選で改憲勢力は3分2を占めたといいますが、これは憲法改定に国民が白紙委任したわけでないことは当然です。安倍政権は、憲法を改定し戦争する国づくりを争点にせず、もっぱらアベノミクスを争点にして参院選を戦ったのですから。今後の安倍政権の国会運営に、厳しい監視の目を強めていきましょう!

下のビラは、参院選公示前のものですが、県民のたたかいでこのとおりに実現!

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参院選挙、野党共闘が結実~福島選挙区は野党統一候補のましこ輝彦氏が当選!/安倍政権の暴走政治に、県民の厳しい審判下る!

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自民・公明の安倍政権は、定数1の激戦区となった原発被災地の福島に安倍首相自身が公示前に1回、公示後も2回と計3回も福島県に入り、県内の業界団体や市町村長に国の復興予算をちらつかせながら大変な締めつけをするなど、激烈な布陣を敷いてきたのです。

ましこ陣営は、市民連合や若者グループダッペと野党3党との統一候補として、安倍政権の戦争法を廃止し、立憲主義に基づく政治を取り戻そう、原発廃炉、くらし・雇用を守る政治をと、最後まで草の根の戦いを繰り広げてたたかい、大変な激戦をみごと勝ち抜きました。これから、私たち県民の代表として、ぜひ、県民の声を国会へ届けてほしいです。