26日、二本松市戸沢地内に建設予定の放射能の可燃性廃棄物減容化施設、仮設焼却場建設の再選定候補地の撤回を強く求め、住民のみなさんが環境省福島再生事務所を訪問し、要望書を手渡しました。
月: 2016年7月
いわき市議選が、9月です。郡山安達のみなさんと支援へ
23~24日は、9月に行われるいわき市議選の支援に入りました。郡山安達地区は渡辺博之市議の活動地域です。地区のみなさんと一緒に、今回高橋明子市議が新人と交代することになり、新しく加わった北部地区で宣伝活動しました。
どこでも、市民のみなさんの熱い期待が寄せられます。特に、久ノ浜は大きな津波被害を受けた地域。小学校の一部を借りて仮設店舗を設置した浜風商店街の各お店に顔を出してみると、とてもよい反応が。なかなか厳しい状況もお聞きしました。
共産党は、震災津波被害を受けた2011年、全国から寄せられた義援金を自治体や商工会などに届けてきました。この浜風商店街は、その義援金も一部活用して仮設の店舗を設置したことから、オープニングに党市議団も招待され、看板には協賛:日本共産党の名前があったそうです。
全国からの支援にあらためて感謝するとともに、5年たち少しずつ店舗や自宅が元の浜辺近くに建設されつつあるとはいえ、まだまだ行政の支援が必要です。今回もぜひ4人の市議団を押し上げて頂き、みなさんと奮闘していきたいと思います。
内堀知事に岩渕友新参院議員が挨拶で訪問し、懇談
21日、岩渕友新参院議員は、県庁で内堀知事を訪問し、当選の報告をかねて挨拶し懇談しました。久保田県委員長と副委員長の2人の神山と宮本しづえ県議が同行しました。
内堀知事からは、まず、女性の活躍という面からも大いに活躍してほしいと激励を受けました。
さらに、参院選挙中の有権者の反応はどうだったか、当選後の決意などについて質問を受けました。岩渕参院議員は、憲法守れ、原発はゼロなど、若者はじめたくさんの方から期待の声が寄せられ、これらの願いを国会に届けて、実現めざし頑張りたいと決意を表明しました。
また、共産党が下田京子さん(故人)以来、33年ぶりの福島県での議席獲得も話題になりました。そして、今回東北の1人区が、秋田県を除して東北5県で野党統一候補が勝利したこと。選挙区で当選した増子輝彦氏とも力を合わせ、公約に掲げた福島の原発事故からの復興、第二原発を含め全基廃炉、TPPからの撤退、県民の暮らしを守ることなどを国へ求めていく決意を表明。
知事からは、今月半ばに原子力損害賠償・廃炉等支援機構から、東電福島第一原発の溶融燃料(デブリ)を建屋内に閉じ込める“石棺”方針を突然示されたことに話題が及び、国へ直接出向いて強く抗議し、方針撤回を申し入れたことが述べられました。私たちも、今後も長期に渡る東電福島原発の事故収束への対応はもちろん、避難者支援や賠償を含めわずか5年程度で県民切り捨てをしようとする国の姿勢は許されないこと。「オール福島」で一緒に国・東電に求めていきましょうと応じました。
最後に、「名は体を表すといいいますが、共感を広げて友をたくさん増やし、ご活躍下さい」とエールを頂きました。
県環境創造センターがグランドオープン
岩渕友参院議員、郡山市内で市長や各団体を訪問し懇談
当選した増子輝彦参院議員も参加し、県市民連合・野党3党の4者協議
岩渕友新参院議員~地元マスコミ、各政党や県の主な各団体を訪問し懇談
14日、岩渕友・新参院議員とともに、久保田県委員長、私と宮本両県議・副委員長、熊谷智県常任委員と共に、福島市内で地元マスコミ、民進、社民の各政党、県の主な各団体を訪問し懇談しました。
どこでも、岩渕友参院議員の当選を歓迎して頂き、選挙区で再選した増子輝彦参院議員と2人で、原発事故からの復興を実現するため奮闘してほしいと期待が寄せられました。
岩渕友新参院議員は、安倍政権が3分の2の議席を得たことで「憲法改悪」の動きが一気に強まってきたが、9条改定を絶対許すわけにはいかないこと。原発問題も第2原発を含めて福島原発10基廃炉と再稼働をやめさせ、避難者や被災県民への県民切り捨てを許さず、賠償や除染、県民の復興など、選挙中に寄せられた県民の声を国会に届けていきたいと決意を述べました。
開票翌日のメディアが、一斉に「改憲勢力3分の2超」と報道
11日の地元の福島民報と福島民友新聞は、参院選結果を報道。増子輝彦氏の当選記事は、当然嬉しい結果です。
しかし、1面トップの“見出し”が2紙とも同じ「改憲勢力3分の2超」に違和感を覚えたのは私だけでしょうか。
安倍政権は、「安保関連法・戦争法」を争点にしない戦術をとり、訴えたのが「道半ば」と言いながらアベノミクスの自慢ばかり。そして、野党攻撃に徹してきました。つまり、戦争法で国民の審判を仰いだわけではないのです。
このマスコミ報道は、安倍政権をけん制しているわけでなく、むしろ改憲をあおっているようです。早速、野党統一候補で当選したましこ輝彦氏と初当選した共産党のいわぶち友さんを先頭に、県民の運動を広げて憲法改悪阻止のたたかいをすすめましょう!
共産党比例候補、いわぶち友が当選!/33年ぶりの県選出共産党国会議員の誕生です!
11日、朝6時台に当確が決まった福島県選出の共産党比例候補、いわぶち友(39歳)さんが、みごと当選を果たしました!
本県では、下田京子さん以来の実に33年ぶりの党国会議員の誕生です。
これで、原発被災県から県民の声をまっすぐ国会に届ける2人の国会議員が新たに誕生しました!これからも、ご支援よろしくお願い致します。
日本共産党は、今回の参院選挙で601万票(得票率10.7%)を獲得し、前回の2013年515万4千票を超え、98年の819万5千票に次ぐ党史上2番目です。また、選挙区では東京選挙区(定数2以上の複数区)で山添拓氏が初当選し、議席は改選前の11から14議席に増えました。沖縄と福島で、現職大臣2人が落選。沖縄では、衆院小選挙と参院選挙区の全てで自民党は議席を失いました。
今回の参院選で改憲勢力は3分2を占めたといいますが、これは憲法改定に国民が白紙委任したわけでないことは当然です。安倍政権は、憲法を改定し戦争する国づくりを争点にせず、もっぱらアベノミクスを争点にして参院選を戦ったのですから。今後の安倍政権の国会運営に、厳しい監視の目を強めていきましょう!
下のビラは、参院選公示前のものですが、県民のたたかいでこのとおりに実現!
参院選挙、野党共闘が結実~福島選挙区は野党統一候補のましこ輝彦氏が当選!/安倍政権の暴走政治に、県民の厳しい審判下る!
10日夜10時半、開票された福島選挙区の結果が判明。野党統一候補のましこ輝彦氏が自民現職大臣をうち破り、みごと当選を果たしました。
自民・公明の安倍政権は、定数1の激戦区となった原発被災地の福島に安倍首相自身が公示前に1回、公示後も2回と計3回も福島県に入り、県内の業界団体や市町村長に国の復興予算をちらつかせながら大変な締めつけをするなど、激烈な布陣を敷いてきたのです。
ましこ陣営は、市民連合や若者グループダッペと野党3党との統一候補として、安倍政権の戦争法を廃止し、立憲主義に基づく政治を取り戻そう、原発廃炉、くらし・雇用を守る政治をと、最後まで草の根の戦いを繰り広げてたたかい、大変な激戦をみごと勝ち抜きました。これから、私たち県民の代表として、ぜひ、県民の声を国会へ届けてほしいです。