会津身不知柿の凍霜害の現地を視察

20160526_114925-126日、今年4月11~12日に発生した凍霜害を受けた身不知(あいづみしらず)柿の生産農家を訪ねました。

最も被害を受けた会津若松市御山地区の福島さんという生産農家を訪ね、県議団からは私と、会津若松市議の斎藤・原田両市議とともに現地視察を行いました。

年間出荷額の4割となる見込みで、凍霜害は身しらず柿だけでも総額1億円超、高田梅や中通り須賀川のりんごやなしを含め、県内被害額は2億1,700万円に達したと地元紙で報道されています。

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今年は春先が温かく芽吹くのが早かったため、せっかく芽が出たところを4月中旬の氷点下となる気温の低下と霜で凍りつき、枝先が壊死してしまいました。

福島さんは江戸時代から続く柿農家の17代目。肥料も有機肥料や剪定した枝を燃やして墨にして根元の敷いたりしています。研究部会長も務め熱心に育ててきたのです。福島さんの畑では、現状で2~3%程度しか実がつかない、消毒やせん定、肥料など手をかけても元に戻るまで2~3年はかかるといいます。県としても数年にわたる支援が求められます。

参院選公示まで1ヶ月を切り、2人の比例予定候補郡山入り

13260232_597381203770553_4155034732962589204_n[2]13241339_597381237103883_2098074160814850500_n[1]13256308_597381257103881_5699586126267768059_n[1]13244834_597381287103878_7254127757002915887_n[1]25日、参院選公示まで1ケ月を切りました。いわぶち友、くまがい智2人の比例予定候補が揃って大型宣伝カーで県内を巡っています。この日は、郡山に入り3ヶ所で街頭かた訴え、私が司会を務めました。

南1丁目仮設住宅前では、川内村からの避難者が待っていてくれました。地元の方を含め40人近い人たちが、両予定候補の熱い訴えを聞いてくれました!

候補者も30代の青年。大型宣伝カーのスタッフも青年たちです。友・智コンビがそろって街頭演説する姿は、今後はそうお目にかかれなくなるでしょう。

福島選挙区は定数1で、野党統一候補の増子輝彦さんと、比例代表は日本共産党と政党名で書く選挙で大いに支持を広げて安倍政権を退陣させ、戦争する国づくりにストップを!そして、安倍政権に代わる、国民と共同する新しい政権をつくりましょう!

安保法制・戦争法を廃止させ、

 

元衆院議員松本善明さんの卒寿をお祝いする会

13260055_595579533950720_9047207293977944813_n[2]13239085_595579613950712_430759635700171125_n[1]22日、宮城県松島で、元衆院議員の松本善明さんの卒寿(90歳)をお祝いする会がありました。

松本善明さんは、小選挙区が導入された直後の94年に東京から仙台に移住し、96年の衆院比例の東北ブロックで戦い長年空白だった東北の共産党国会議員として2期務め、現衆院議員の高橋ちづ子さんにバトンタッチし、現在5期目です。7期連続当選です。

13227021_595579597284047_5230600875360205136_n[1]松本善明さんは、弁護士として戦後まもなくの謀略事件、本県で起きた松川事件の弁護団としてもかかわってきました。

13239099_595579543950719_151735005044574968_n[1]衆院議員としてもWTO農業交渉で国会で追及し東北の農業水産業の振興を図る、また大型店出店問題など、東北共通の課題でも奮闘されました。

90歳を迎えても張りのある以前と変わらぬよく通る声で、今度の参院選は、「政権を取る構えで奮闘しよう」と力強く挨拶されました。

原発避難区域の富岡町宮本町長と懇談

DSC_0485DSC_04755/20、郡山市大槻町にある原発避難自治体の富岡町役場郡山事務所を県議団で訪ね、宮本晧一富岡町長と懇談しました。県議団からは私と宮川えみ子県議、吉田英策県議の3人、富岡町からは町長と伏見総務課長が応対。斎藤紀明副町長とも挨拶を交わしました。DSC_0482

富岡町は、帰還困難区域、居住制限区域、避難解除準備区域の3つの避難区域に分かれています。住宅除染は99%くらいまで進み、フォローアップ除染もしている。除染にあわせて家屋解体ができることを、住民に理解されないでいるため、メリットも含めて周知を図っているとのこと。

宮本町長は、早ければ来年4月の帰還をめざしているが、すでに昨年4月の段階で職員訓示で表明した。そして、昨年6月に町の第2次復興計画をまとめた。診療所は、公設民営で行う予定で、今村病院がいつか再開をとスタッフを抱えて待っていてくれたので、秋の開所を目指し準備している。

津波被害を受けた富岡駅の周辺一帯は、3・11以前から区画整理事業を実施していた地域でした。全体計画22haのうち18ha(約81%)まで進んだ時点で大震災・津波、原発事故が発生。帰還する来年3月末までには、一部縮小見直しして早く本換地にしたい。また、ここに町の災害復興公営住宅の建設を予定しているが、すでに住民が仮換地されている土地が間にあるため、国は地続きの土地でなければ認められないとし、先に進められないでいる。国の柔軟な対応をと要請も受けました。

さらに、富岡町は、法務局・ハローワークなど国の機関や県の振興局などが置かれていた町でした。帰還や復興をいうのであれば、まず国や県の出先機関を早期に戻してほしい、とはもっともです。

全国47都道府県すべてに富岡町の避難者がおり、国外(中国、フィリピン、タイなど)に13人。県内には1万1,000人で、そのうちいわき市に事業所が移った関係などで6,300人。役場がある郡山市には、3,500人から現在2,700人に。

感心したのは、富岡町が、「帰還する」「帰還しない」の二者択一の選択肢だけでなく、「長期待機」という第3の道も示していることです。これを提唱しているのは避難区域の中で富岡町だけと強調されました。また、今後の復興めざすまちづくり検討会メンバーも、学者や有識者のほか、農・商・工の代表、女性や住民代表と、若手から中堅どころの町職員がメンバ―に入って一緒に進めています。

県議団は、国会議員とも連携し、国や県へ避難者に寄り沿った対応を求めていきたいと思います。DSC_0492

 

今年度中に解除予定の原発避難自治体を訪問/菅野飯館村長と桜井南相馬市長と懇談

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16日県議団は、今年度中に避難指示を解除予定している飯館村の菅野典雄村長と南相馬市の桜井勝延市長を訪問し、懇談しました。

飯館村は、来年3月で解除予定、南相馬市は7月に解除予定とのことですが、まだどちらも住民との最終合意の決定がされたわけではありません。こうした中で首長として考えている課題や、県・国への要望などについて懇談しました。

菅野村長は、放射能による災害は、他の災害とは異質の災害である。元に戻してほしいという声がたくさん寄せられるが、ゼロに向かって戦はなくてはならない状態。放射能被害の感じ方は百人百様であるから、ベストではなくベターで答えを出していくしかない。国は、若い人と子どもが戻れない状態をつくったという重さをしっかり感じてもらいたい。

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南相馬の桜井市長は、まだ仮設住宅で住まいなどを決められないでいる人が200人近くいるので対応していきたい。災害復興住宅などで対応できるよう考えていると話されました。南相馬市の渡部市議と荒木市議も同席しました。このあと、両市議とも懇談しました。

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川内の避難者と仮設住宅退去問題で報告・懇談会/県からも今後の日程などを説明

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10日、安倍政権が昨年6月の指針改定で帰還困難区域を除いて来年3月末で仮設住宅や借り上げアパートの退去を求めるとしていることから、郡山の2つの川内村仮設住宅の集会所で、この間の県交渉や政府交渉について報告会を開催。

また、県の生活拠点課に出席していただき、5月の連休明けから県のアンケート調査で、今後の住まいが決まっていない避難者を対象に、県が戸別に訪問することについて、県から説明を受けました。

県によれば、県職員や避難市町村の職員、他県の県職員などとチームを組んで訪問し、実情を聞くことから始め、今年3回程度訪問する予定とのこと。この県の方針について意見交換しました。

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午後は、私と吉田県議が県議会の避難地域復興・創生対策特別委員会があり、ここでも仮設住宅等の退去問題について質問。県は、住まいが決まっていない対象者は約10,000人で、今後年3回の訪問を予定し、また県として自主避難者向けの県営住宅170戸をリフォーム提供すると答弁。IMG_5133

私は、解除しても除染や病院などのインフラ整備が整っていないことや引っ越し費用の補助について質問。県は、自宅に戻る人にしか助成しないとしたこと、引っ越し費用は20~30万円くらいかかるというのに県内自主避難者は3~5万円、県外からの帰還者は5~10万円としたが、あまりにも少ないと指摘。他の議員からも自宅に戻る人だけへの補助とは公平に欠けるのではないか、との質問がでました。

加えて、5月の連休中の常磐自動車道で死亡者が出る交通事故が発生したが、2月県議会で私たちが双葉地方の医療機関不足が、二次救急医療を含めてあらためて県の対応が求められている問題だと指摘し、県としての方針を示すよう求めました。

さらに、小中学校や病院の耐震化率が全国最下位クラスになっている点も質し、熊本・大分県の地震被害をみても耐震化を急ぐよう求めました。

県難病連の総会/市内街頭宣伝

13177510_591257911049549_6423260809170298951_n[1]8日(日)の午前中は、県難病連総会へ。渡辺会長が今年に入り亡くなったばかり。リュウマチの体で毎年県庁に予算要望活動にこられていた姿が思い出されます。全員で黙とうを捧げました。県議団を代表し来賓挨拶。

総会審議では、国がこの間難病指定疾患を拡大しましたが、一方で現場で周知徹底が遅れている実態が示されました。

13227225_591257924382881_8778027926999160906_n[1]午後は、市内で14日の党演説会の案内などの街頭宣伝。野党共闘が実現し、福島選挙区は民進党現職の増子輝彦氏に決まったばかり。安倍自公政権への市民の怒りは相当することが、市内の空気感が違ってきました。

演説中に自転車でやってきた男性は、「アベはだめだ!頑張ってくれ!」と。また、別の場所では演説が終わるまで待っていた年配の女性からは「だめだめ、何とかして!」と訴えられました。やはり、今度の参院選挙で安倍政権を退陣させるいしかありません!

13177543_591257937716213_2670808776934682708_n[2]

ついに、福島選挙区で野党共闘が実現!~3党が参院選挙に関する合意確認書に署名/統一候補は、民進党増子輝彦氏

13177538_588803261295014_1532273920567827697_n[1]13178801_588803294628344_6228948955625144534_n[1]13102720_588803377961669_5016174945273784629_n[1]13166098_588803331295007_7266625156654421997_n[1]7日、ついに福島県も今年7月の参院1人区となった福島選挙区で、野党共闘の統一候補が実現しました!全国32ある1人区のうち21番目です。

13178699_588803284628345_588521534408954835_n[1]記者会見場となった福島市内のホテルで、大勢のマスコミが注視する中、野党3党の代表、民進党は県連代表代行の金子恵美衆院議員、共産党久保田仁県委員長、社民党小川右善代表が、「参院選挙に関する合意確認書」にそれぞれ署名捺印し、統一候補の民進党増子輝彦氏も署名捺印しました。

3党各代表が挨拶し、このあと共産党くまがい智選挙区予定候補が、合意に基づき選挙区候補を辞退すると表明。今度は、参院比例予定候補として増子氏勝利のため全力をあげる決意を述べました。統一候補となった増子輝彦氏も、熊谷候補にお礼を述べるとともに、3党で合意した4項目実現のため力を尽くすと決意を表明しました。

この間、「安保関連法廃止を求めるふくしま県市民連合」の呼びかけで、野党3党の共産党、民進党、社民党と4者で協議してきました。13177538_588803261295014_1532273920567827697_n[1]

今回の「合意確認書」の内容の1つ目は、4項目の実現をめざす、①安全保障関連法の廃止 ②憲法の遵守と、集団的自衛権の行使容認の閣議決定の撤回及び立憲主義の回復 ③個人の尊厳を擁護する政治の実現、福島県の復興と県内原発全基廃炉の実現 ④安倍政権の打倒をめざす、です。

2つ目は、3党が、それぞれの主体性を尊重しつつ、あらゆる団体・市民とともに力を合わせ勝利をめざす。今後とも、協議して実があがるよう努力する、です。

参院福島選挙区は、今のところ自民党岩城光英氏、幸福実現党、民進党増子輝彦氏の3人です。実際には、自民党岩城光英現職法務大臣と野党3党統一候補増子輝彦氏との一騎打です。

安倍政権の戦争する国づくりを許さず、暮らし、平和、憲法を守る政治か、それとも戦争する危険な道と暮らし破壊の政治を今後も続けさせていくのかどうか問われる選挙です。みんなで力を合わせ、安倍政権を退陣に追い込みましょう!

 

党県委員会の若手3人が、熊本へ義援金と支援物資を届けました!

13124418_1026932427388077_2411154049035125804_n[1]4/29に出発した党県委員会の若手3人が、熊本地震被害の支援で義援金100万円余と米や飲み水のペットボトルの支援物資を積んで、熊本県委員会へ届けました!

往復300kmの道のりを町田書記長、野口県常任委員、熊谷智参院予定候補の3人が交代で運転し、5/2に無事帰ってきました。

大桑原つつじ園は、今が見頃!

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13178620_588794664629207_795017531273842486_n[1]記念に、入口付近にあったうす紫色の江戸錦(学名は琉球つつじ)を2本買い求めました。琉球の名に心惹かれて。

ちょうど私が60歳、夫が65歳、結婚40年です。わが家の庭に植えました。