24い日夕方、東電は2号機建屋屋上の一部からの放射能雨水が外洋に漏れ出ていたことを突如発表。しかも、このことは、昨年4月から知っていたというのです。
東電は、国の会議の中で雨が降ると濃度が上がると報告していたそうですから、東電も国も、規制庁も知っていながら隠していたことになります。
党県議団は、25日朝から私と長谷部県議とで議長と各会派を回り、東電へ議会として抗議の意思を表明すべきではないかと伝えると、他会派も賛意を表明。
一方、県は11時半から緊急の関係部長会議を開き、知事も「遺憾」とコメント。昼のNHK全国ニュースでは知事のコメントや漁協がサブドレインからの水を処理して海へ放出するかどうかの最終盤の協議会を開いていた最中でしたから、「東電に裏切られた思いだ」との組合長らのコメントが報道されました。ところが、自民党はなかなか態度をはっきりさせません。
そこで、25日夕方、私たちは独自に県庁に東電を呼び、東電福島復興推進本社の林孝之復興推進室長に抗議文を手渡し申し入れました。
あとでわかりましたが、同日私たちの少し前に東電に抗議文を提出していたのです。議会内では、不誠実な態度をとりながらです。
そして翌26日、未来ネットワーク会派の代表質問の日ですが、午前10時から代表者会議が開かれ、午後1時からの本会議冒頭で決議文を即決することを確認。
ようやく、東電への決議文は、26日の本会議冒頭に全会一致で採択されました。