21日、「原発事故とその後の子どもたち」の教育シンポジウムが、郡山市内で開かれました。ふくしま民研センターの主催です。
原発事故から4年を経た福島県の子どもたちの実態を現場からの報告を手がかりにして把握するために開かれ、小・中・高校の現場の教師が報告しました。
避難区域内の再開された49校のうち45校がバス通学(14年4月現在)となっていること。
原発事故当時、中学1年生だった子どもは現在高校生に。でも、部活の入部は、運動部よりも文化系の部活を選ぶ生徒が多い。それは、原発事故で屋外活動を制限されたため、運動部での経験がなかったからではとのこと。
被災した子どもたちの体力や学力への影響は、もっと把握し必要な支援を今からでも実施することが求められていると思いました。