9日夕方4時30分から、倉林明子参議院議員は、参院決算委員会で「商工業者等の原子力損害賠償打ちきり」問題を取り上げ、経産大臣、文科省、復興大臣に迫りました。
今月2月末に迫っている賠償打ち切りを撤回せよと迫っているのに、経産大臣はのらりくらり。文科大臣が賠償指針では、「事故前か同等の営業が可能になった日」が終期といえると説明しても、ついに撤回するとは言わず。
さらに、復興大臣は「この問題は、私の所管ではない」などと、とんでもない答弁をしたのです。
倉林議員は、質問の最後に「原発事故さえなかったら」と、自殺した避難者や原発被災を受けた県民の思いを代弁。本人も万感の思いで声が震えていましたが、私も、涙がこぼれそうになりました。
そして、賠償打ち切りの撤回を強く求め質問を締めくくりましたが、福島県民や商工団体などの思いを代弁した質問でした。倉林議員は福島県西会津町生まれです。