26日、今年4月11~12日に発生した凍霜害を受けた身不知(あいづみしらず)柿の生産農家を訪ねました。
最も被害を受けた会津若松市御山地区の福島さんという生産農家を訪ね、県議団からは私と、会津若松市議の斎藤・原田両市議とともに現地視察を行いました。
年間出荷額の4割となる見込みで、凍霜害は身しらず柿だけでも総額1億円超、高田梅や中通り須賀川のりんごやなしを含め、県内被害額は2億1,700万円に達したと地元紙で報道されています。
今年は春先が温かく芽吹くのが早かったため、せっかく芽が出たところを4月中旬の氷点下となる気温の低下と霜で凍りつき、枝先が壊死してしまいました。
福島さんは江戸時代から続く柿農家の17代目。肥料も有機肥料や剪定した枝を燃やして墨にして根元の敷いたりしています。研究部会長も務め熱心に育ててきたのです。福島さんの畑では、現状で2~3%程度しか実がつかない、消毒やせん定、肥料など手をかけても元に戻るまで2~3年はかかるといいます。県としても数年にわたる支援が求められます。