17日、県復興共同センターが「賠償うちきりやめよ!」と、東電・国交渉。これまでには、バスを仕立てて東電本社や国の省庁を回り要望し交渉をしてきましたが、今回は県内に東電と国をよんで交渉しました。二本松市の県男女共生センターには、二本松市に避難している浪江町の住民など、約400人が参加。県議団5人と高橋ちづ子衆議院議員といわぶち友参院選選区予定候補も同席しました。
賠償は国の指針に従っているとしながら、会場からは賠償の対象にならないとされた県民が「なぜ賠償と認められないのか」と迫る発言があいつぎ、会場からは認めてやるべき」との声援が飛び交いました。これを受けて、ようやく東電は交渉終了後に個別に相談に応じたのです。個人的な東電交渉では、これまでなかなか認められなかった事例です。
一方、「全10基廃炉」についての質問には、この日も東電は明言しませんでした。
さらに、国は環境省の福島再生事務所は出席して答えましたが、復興局はこの日になって出席できないと通告してきたのです。国にもたくさん答えてほしいものがあったのに、とんでもない対応です。