聴覚障がい者団体・同窓会~県立聾学校の校名変更は、拙速に決めないで!

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30日、県教委が、12月県議会に県立聾学校(分校を含む)を「県立聴覚支援学校」に校名を変更する条例案を提出しようとしていることに反対を求め、関係団体の県立聾学校同窓会や県聴覚障害者協会、手話サークル連絡協議会、手話通訳問題研究会のみなさんが、校名変更の条例案に対し反対か継続審査にしてほしいとの陳情書を各会派に提出しました。

党県議団は、私が代表して懇談しました。懇談では、反対する理由として、①「聾」という言葉をなくすことは、国連・障碍者の権利条約第24条3項に反するのではないか ②校舎新設や校名変更する際には、在学生や保護者者、卒業生や地域住民との間で意見交換や説明会がほとんどなされていない、ということです。

つまり、校名変更を11月22日の新聞報道で知ったこと。学校側から同窓会に事前に話があったが、12月に変更する条例案が提出されるとは思わなかったとのことです。それにしても、関係者のみなさんの合意を得ないまま拙速に校名変更するとは、県教委のあまりにも強引なやり方ではないでしょうか。