★2/14、前日夜11時過ぎ福島県沖を震源地とする震度6強の地震被害を受けた翌日、午前中は地元の被害状況を見て回りましたが被害はほとんどなく、午後は高橋千鶴子衆院議員と岩渕友参院議員が東京から車で駆けつけてくれたので、町田県委員長と、県議団からは神山・宮本・大橋の3人が同行しました。
◆被害がひどい二本松市の岳温泉へ。安達太良スキー場への上り口、道路が陥没した箇所へ。センターラインが口を空けていました。
◆この下の老舗旅館に行くと建物のガラスや壁が破損し、駐車場はタテに何本も亀裂が走り、陥没も。旅館の中で女将さんから話を伺うと、昨夜は約40人の宿泊客のうち、県内の方は家が心配だからと帰宅。ガスは点検しないと使えないので、出来るもので今朝の食事を出した。地震は10年前の3・11よりも大きかった。5階まであちこちこち壊れている。床は昨年コロナで事業ができない時に直したばかりとのこと。
◆女将さんに、他に被害が大きかった旅館をお聞きし、そこを視察(あづま館)。こちらは、外観は壁にひびがある程度でしたが、建屋内は、特にジョイント部分が、壁がモロに剥がれ落ちむき出しに。重い防火扉も、天井板もはずれています。他の部屋も壁等にひびが入っていると。この修理には時間も費用も相当かかりそう。すでにコロナで融資を受けているが、その返済は2ヶ月後の春に迫っていると。
いずれも、10年前の大震災・原発事故、昨年からのコロナ禍、そして昨夜の地震被害とトリプルパンチ以上の被害を受け続けています。国・県の支援なしでは復旧も再建もできません。
死者・行方不明者はこの時点でゼロで、ケガ人は70人台。18市町村に災害救助法が発令され、避難所も開設された。住家被害は、一部損壊が多い。鉄道、高速道路、新幹線も復旧には時間がかかる。今後最も懸念さるのは、15日の大雨と強風が予想されていること。地震で亀裂しているので、警報も基準を下げて発令する予定とのこと。