「なくせ原発」11・2ふくしま大集会が、福島市の荒川運動公園で開催されました。陽射しもあたたかく、まさに集会日より、7,000人が集いました。県内と全国から参加いただいた多くのみなさん、ありがとうございました。
集会では、楢葉町の住職早川篤雄(とくお)さん、が主催者を代表して挨拶。また、この集会の幅広い分野からよびかけ人になった21人(青木千代美さん、遠藤宮子さん、小渕真理さん、熊谷純一さん、酒井学さん、広田次男さんなど)を代表してJA福島女性部協議会会長の大川けい子さん(猪苗代町)が、福島の現状と原発ゼロを国・東電に求めていく決意を述べ、首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフさんも挨拶しました。
さらに、10月に笠井亮・高橋ちづ子両衆院議員と県議団ともに訪問し懇談した際、浪江町議会の意見書を手渡した浪江町議会議長の小黒敬三さんが檀上から挨拶され、大きな拍手を受けました。
政党では、民主党の金子恵美前参院議員も挨拶しましたが、民主党としての原発推進への根本的反省はなく、この後挨拶に立った共産党の市田忠義書記局長の挨拶には、会場からは大きな拍手がわきました。
連帯メッセージは、斉藤健治県議会議長と斉藤勝利副議長からも寄せられ、また、浪江町長からのメッセージも寄せられ紹介されました。
【進行は、県委員会のいわぶち友さんと町田書記長です】
集会に先立ち、会場に設営された共産党の交流テントでは、午前11時から高橋ちづ子衆院議員と宮本しづえ県議が原発事故による除染・賠償、子ども・被災者支援法のテーマでトーク。また、笠井亮衆院議員と私が福島原発の放射能汚染水対策についてのテーマでトーク。トークが進むにつれて、テント周辺は人でいっぱいになりました。
放射能汚染水問題は、9月に発表した共産党の4つの緊急提言について、1つずつ質問に答える形式ですすめました。笠井亮衆院議員はこの問題で国会で質問したばかり。また、私も9月県議会の全員協議会などでエネ庁や規制庁とのやりとりや県議会終了後の自民党の変化などを述べて、国の責任で対応すべき問題だと強調しました。