高橋ちづ子衆院議員が社会保険二本松病院を視察                                                      三保二本松市長も「公的存続を」とはっきり主張

 2日、高橋ちづ子衆院議員が来県し、国の廃止方針の中で社会保険病院の存続が危ぶまれている社会保険二本松病院を視察しました。私はここには同行できなかったのですが、病院長と懇談できたのは初めてのこと。

 さらに、二本松市の三保市長とも懇談し、市長は「公的病院として存続を望んでいる」と明言しました。

 自公政権時代に公的病院ガイドラインが出され、公立病院や社会保険病院などが次々と廃止されようとしています。現在、社保病院はRFOという整理機構のもとにおかれています。

 ただし、これは自民党自身が認めているように、単に「受け皿がない」ためここにおいているにすぎず、厚生労働委員会で高橋ちづ子議員が何度も確認していますが、「整理対象ということではない」との回答を得ています。

 問題は、とりあえずRFOの期限が切れるので今回2年間延長しましたが、民主党政権は「存続」を明言していないことです。そのため、新規採用の募集をしても人が集まらない事態に。このことは病院側も大変困っていると訴えています。

 地元の二本松市長が述べているように、公的病院だからこそ予防医療や救急医療、人工透析、産科や小児科など民間では果せない地域の中核病院としての役割を担って奮闘しているのです。公的病院として存続させるのは当然です。ここでも民主党政権の姿勢が問われています。

 地元守る会のみなさんとも懇談しました。

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e-kamiyama

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「高橋ちづ子衆院議員が社会保険二本松病院を視察                                                      三保二本松市長も「公的存続を」とはっきり主張」への2件のフィードバック

  1. まず、立地条件が最悪ですね。噴火山のテッペンに施設を作る官僚の頭の悪さ。不便極まる施設。
    その尻ぬぐいをさせられている。国がタダで作ったバチが今当たっている感じ。

    わたしも数回行きましたが、車で頂上まで行くだけでも疲れる、そのうえ烈風すさび傘の骨まで折られた。しかもかつて利用できたのは夏期だけで半年以上は冬眠。

    ダメのツケは国ー県ー市へと責任逃れ100億円の資産を1億円で引き受けた市。
    ボロ儲け~タダ同然のツケを払わされている、のが現状。

    「基本的には廃止が最良」、だから建て元は責任を逃れて早くなくしたいのがホンネ。

    もともと、発端は斉藤邦吉代議士(福島3区)が厚生大臣就任祝いのビッグプレゼント。
    官僚が気を利かして予算をつけてくれた。当初予算200億円、だが、地元の相馬・

    双葉には恩恵がないため予算の半分を地元に近い宮城県岩沼市に配分した。
    100億円→一億円でイタダキのツケ。国会で全国施設が槍玉に挙げられた代物。

    100億はムダではない、その恩恵は市民が1億円で享受できた、と官僚の言い訳。
    結果は、タダより高いものはない。

  2. 上記コメントは見当違いでしたので取り消し願います。大変失礼いたしました。おわびいたします。

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