8/9~10、党国会議員団らが福島第一原発を視察。今年9月に避難解除予定の楢葉町民や町長との懇談も行いました。
9日は、いわき市内で楢葉町民らと仮設住宅で懇談。県議・地方議員と懇談。
10日は、第一原発を視察したあと、楢葉町役場を訪れ、町長らと懇談しました。
今回は、高橋ちづ子衆院議員を団長に、塩川鉄也・赤嶺政賢・畠山和也・畑野君枝・梅村早江子・堀内照文・藤野保史の各衆院議員、倉林明子参院議員の9人の国会議員や秘書、県委員会からいわぶち友さん、県議団から私と長谷部県議の2人も同席しました。
楢葉町は、居住制限区域と避難解除準備区域があり、この避難指示区域では初めて解除されます。いわば、今後解除する自治体のモデルとされるのです。
町長は、これまで何度も国と協議してきたと述べ、一律に帰還をさせようとするものではないと。国会議員とのやりとりでは、「インフラ整備のうち学校は最後になる。子どもたちの帰還が最後まで残るだろう」とも述べました。
高橋ちづ子衆院議員が指摘したように、「政府は、帰還する人への支援をしても、帰還しない・できない人への支援は何もない」のです。
「解除」ありきで、一律解除をすすめる安倍政権の「福島切り捨て」は、避難者にも避難自治体にも苦渋を強いるものでしかありません。
調査団と別れたとあと、長谷部県議に案内してもらい楢葉町の宝鏡寺へ。ここは、原発県連会長の早川篤雄さんが住職を務めるお寺です。
調査団と別れたとあと、長谷部県議に案内してもらい楢葉町の宝鏡寺へ。ここは、原発県連会長の早川篤雄さんが住職を務めるお寺です。いわき市へ避難を余儀なくされながら、帰還する檀家のため戻る準備をしているようすでした。