18~19日、すでに、このブログでもお知らせしましたように、中田町の2つの伝統文化行事の海老根手漉き和紙の「秋蛍」と柳橋歌舞伎が開催されました。また、18日は敬老会もありました。
18~19日の2日間、黄金色に色づいた田んぼのあぜ道に、今年は650個以上もの和紙の灯ろうが並び見事でした。
〝秋蛍〝は今年で8回目ですが、650個以上になったのはこれまでの最高の数ではないでしょうか。今年は、地元の海老根小、宮城小中学校、御舘小中学校に加え、市内の大島小からも初めて参加したのが大きかったと思います。
夕方5時頃におじゃました時は最後の仕上げの真っ最中で、実行委員会メンバーがかなり忙しそうでした。5時半からのオープニングの式典中にしだいに日が暮れ、あれほど昼間暑かったのに気温もぐっと下がってきて長袖の上着がちょうどよくなりました。 あたりが薄暗くなると空には白い月もみえきて、まさに「海老根長月宵あかり」にぴったりの風景。子どもたちによってメイン灯りへの点灯式が終わると、中学生たちも手伝って一斉にろうそくが灯され、あぜ道にそってあかりが点々とまさに〝秋蛍〝のようです。
あたたかい豚汁を頂いて。 今年は娘と一緒の参加でした。
昨年は保存会設立30周年記念公演でした。今年も19日夕方から上演され、大勢の観客でいっぱいでした。
今年の演目は、寿式三番そう、御舘中学校の生徒さんによる義経三本桜~鳥居前の場、柳橋歌舞伎保存会による菅原伝授手習鏡~手小屋には、大人たちに混じって御舘小学校の児童や御舘高校の生徒さんも出演しました。
どちらも江戸時代から伝わる伝統文化です。時代の変化とともにいったんは途切れていたものですが、地元で保存会をつくり復活されたものです。今では地元町内会はもちろん、地元の小中高生まで学校あげて参加するなど、地域全体の行事になっています。