２８日、一般質問で登壇しました。今議会は、佐藤雄平知事の一期４年間の最後の県議会となったことから、①雇用・産業政策について、②県の予算編成のあり方について、③医療・福祉・教育行政について、④原発・プルサーマル問題など、県政の基本問題を質問しました。
民主党の「地域主権改革」の問題点と尖閣諸島問題への対応についてのわが党の見解を述べました。
原発・プルサーマル問題では、８/６に知事が正式受け入れを表明したあとの初の県議会でしたが、ＭＯＸ燃料を使うプルサーマル計画を始めたばかりの第一原発３号機では、この間トラブルが続出しています。
８月半ばには労働者の放射線の内部被曝事故が発生、９/１７に起動する予定がトラブルで翌日に延期となり、さらに９/２７には、本来第一原発６号機で行なうべき冷却系タービンケーブルの取りはずしを５号機で行ない保安規定違反とされた問題など、いずれもヒューマンエラーによるトラブルです。
これでは東電との信頼回復がされたとは到底言えず、県民は不安がつのるばかりです。また、県自身も東電からトラブルの情報を受けていながら、積極的に県民や県議会に情報提供する姿勢がない点も問題だと追及しました。
医療めぐる問題については、医師不足と看護師不足の実態がある中、今議会に県立会津看護専門学院の学生募集を停止する条例改正と県立大野病院の廃止条例が提案されました。いずれも民間があるからとしていますが、県内には３つの県立病院しか残らなくなり、県の医療責任の放棄につながると指摘し存続を求めました。
そのほか、小名浜東港建設など大型事業を中止し医療・福祉・教育へ予算を回すことや、児童相談所体制の充実、県立養護学校の増設、住宅リフォ-ム支援事業の創設、米価暴落への対策などについても県をただしました。
あぶくま養護学校の教室不足と通学バスで１時間以上もかかる負担を解消するためにも、県中地区に１校増設すべきと求めると、教育長は分校を検討していると前向きの答弁。分校について言及したのは初めてです。
あぶくま養護学校にご支援ありがとうございます。
そこには知人友人がたくさんいますので。郡山市の知人の家族の方が現地に単身赴任の方もいます。
また級友の家族の方も郡山から通勤しており、わたしも養護勤務の経験もあり、ありがたく存じています。
どうぞご活躍ご発展をお祈りいたします。駄弁をおゆるしください。
コメントをありがとうございます。あぶくま養護学校の大変な状況を何度も取り上げてきて、教室不足解消のため３階建ての教室を増設したこと、また今回の質問で初めて県中地区に１校増設をと質問し、教育長は、分校の設置を具体的に明らかにしたのは初めてだと思います。
実は今回の私の１人前に質問に立った坂本県議（民主）の質問で、教育長は分校の設置を答弁したのですから、これは実現の方向だと思います。
引き続き、養護学校は一極集中から分散型とし、子どもたちや保護者の負担を減らせるよう頑張りたいと思います。
なお、質問と答弁・再質問等は、まもなく県議団のＨＰにアップになりますので、ご覧いただければと思います。（神山）
くわしいお話ありがとうございます。県議団のＨＰがたのしみです。
ひとこと駄弁を。
難事業をどんどん遂げられ感謝しています。
職員たちも喜んでおられることでしょう。
少し前、あぶくま養護のたくさんの職員たちと交流があり親しみを持ちました。
郡山・平安閣で関係者のかなしみの集いでしたが、故人のお引き寄せでしょう。
「養護」は別世界ですね。学校も別世界ですがそれを上回り大変です。
わたしの経験では、「体育館に２８℃の暖房設備」を成し遂げましたが
陳情の際、副知事も目を丸くする始末でした。完成後の維持も大変、電気料金が
百万円もペロリかかりました。県都の高校で年間電気料金たった１０万円節約した
と大威張りしていましたが、生徒たちには寒さにブルブル震えさせたあげくです。
難事業はやはりパッシングが決め手のようです。
古い話ですが、勤務した高校創設の際、地域全員が反対政党に鞍替えしました。
当時の知事が政友会であったため、子孫のため、涙を呑んでその軍門に降った。
パッシングにもいろいろあり、大変ですね。
Yours Truly gakusui ☆