15日、福島からバス4台で国会へ行き、賠償打ち切り問題で政府・東電交渉しました。午前中は、総理官邸前の交差点で抗議行動も行いました!
これは、福商連、農民連、県復興共同センターが取組、そして私たち共産党からは県議団の私と阿部県議、くまがい智選挙区候補が参加。
官邸前行動には畠山衆院議員、政府・東電交渉には高橋ちづ子衆院議員が同席し、激励しました。
邸前では、首相官邸に向かって、早川さんが楢葉町の現状を切々と訴えました。国会の衆院第1会館内で行われた政府・答弁交渉。
午後の国会の衆院第1会館内で行われた政府・東電交渉では、営業損害賠償の打ち切り問題や農家への賠償に対する賠償の打ち切の具体的事例を挙げ、賠償の継続や避難者支援の継続なども求めましたが、その回答はかみ合わす、参加の怒りを買う答弁に終始。
7月までの賠償合意分や将来分の2倍相当分の支払いを半分に値切ってきている事例が相次いでいることから「東電の姿勢を改めさせよ」と経産省に求めても、環境省に「森林除染を実施すべき」と求めても、「避難を解除せず自分たちに将来ことを決めさせて」と内閣府に訴えても納得のいく回答はありませんでした。
農産物の賠償においても、東電はこれまでの売り上げの減少への賠償としていたものを、ここにきて単価減少の賠償に切り替えてきています。しかし、これではほとんど賠償の対象になりません。
直売所には自分で値段を付けて出荷。値段を以前と同じです。収入を考えれば当たり前前です。しかし、風評被害があり、野菜など出荷物は売れ残っています。それがわかっているのに、「単価方式にいつ変えたのか」と参加者が怒りをあらわにしましたが、東電は「方針は変えていない」と繰り返すだけでした!