3日、郡山市内で開かれた憲法集会では、県立医大の藤野美都子教授(憲法学)が、講演しました。今年は戦争法・安保法を強行した安倍首相が、憲法改悪を公然と表明するなど、緊迫した情勢となっています。
自民党改憲案に明記されている「緊急事態条項」、これは「戒厳令」というべきものです。また、防衛省は自衛隊間の作戦調整の場として新ガイドライン(日米軍事協力指針)に基づき、自衛隊の陸空海の指揮系統を一元化した総合任務部隊の司令部を16日に設置しました。18日には日米の調整所を開設し、24日で活動を終了しました。ただし、今回は米軍が部隊を編成しなかったとのこと。オスプレイも活動するなど、安保法・戦争法を熊本地震の災害に乗じて実行しようとしたのです。
戦争する国づくりを着々と進める安倍政権。自由も民主主義も基本的人権も否定する憲法改悪と戦争への道に絶対逆戻りさせてはなりません。共産党も比例を大きく伸ばしていただくと同時に、野党と市民が共同して安倍政権退陣を!
リレートークでは、元県議会議長の植田英一さんも平和を守ること、現憲法を守ることの大切さについて、自らの体験をもとに参加者に訴えました。