16日の県議会商労文教委員会の教育庁審査に、県立聾(ろう)学校の校名変更を強行しないでほしいと、PTA、同窓会、団体た手話サークルのみなさんが傍聴しました。
共産党から吉田英策県議が委員になっています。関係者の意見をふまえて質問しました。私も自分の企画環境委員会の審査が終わったので、少し傍聴できましたが、他党の議員もいました。
地元紙の記者のインタビューを受けたあと控室によって頂き、傍聴の感想などをうかがいました。この中で、特別支援の担当課長から県議団で聞いた昨日のPTA役員と教育長との懇談の内容が、実際とはだいぶ違うことがわかりました。
つまりPTA会長は、昨日の懇談で校名変更には明確に「反対」と述べたというのに、課長はPTA会長や役員からは何も発言がなかったとの報告だったからです。県教委のあまりにも拙速で強引なやり方は、とても教育的とは言えません。委員会採決は来週20日で、まだ時間はあります。
現在、県総合教育会議のトップは知事です。これだけ関係者と合意ができていないのですから、知事や当局が一部取り下げをするなど、柔軟な対応が求められているのではないでしょうか。ことは障がい者にかかわる問題なのですから。