16日、3人の市議団とともに、郡山市森林組合と郡山商工会議所を訪問し懇談しました。森林組合では、佐久間組合長さんに応対していただき、また結城参事にもお話を伺いました。
佐久間組合長さんは湖南町の方で、戦後10年たってから国あげて始まった杉の造林・植林運動から早50年以上が過ぎ、ちょうど伐採の時期になっていること。
ところが杉の木は、切ったらそのあとに苗木を植えるなど手を加えなければ、元のような林や森に戻らないそうです。下草を刈ったり一定の大きさまで伸びるまで約7年かかるそうです。
しかも、伐採して1haあたり約70万円が山の持ち主に支払われるとすれば、新たに植林するのに3倍くらいの費用がかかるというのは驚きでした。木を切り出したいけれど、そのあとの手入れを考えるとできない、山はますます荒れていくという悪循環というわけです。
郡山商工会議所では、丹治会頭はじめ、佐々木専務理事、柳沼事務局長さんの3人と懇談させていただきました。今回2回目の懇談です。
丹治会頭は、農業がダメになれば商売もよくならない。TPPを受け入れれば、郡山の農業に大きな影響が出るとはっきりいわれました。
私たちもTPP問題についてと住宅リフォーム助成事業が秋田県などで大変好評で、経済波及効果の大きさを述べると大いに興味を持っていただきました。