23日、トリチウムを含む放射能汚染水の海洋放出問題で、共産党国会議員団の福島チームで磯崎仁彦(香川県選出)経産副大臣に申し入れ、私も党県議団として同席し、県民の意向を伝えました!
共産党国会議員団福島チーム団長の高橋千鶴子衆院議員はじめ、岩渕友参院議員、紙智子参院議員など福島チームの国会議員(このほか、藤野保史衆院議員、吉良よし子、武田良介、辰巳孝太郎、山添拓の各参院議員)は大変心強かった!
この間、東京電力も国も、第一原発の汚染水タンクにトリチウム以外の核種がタンクの8割に入っていたことを発表したが、これを知っていたのに知らなかったなどと隠ぺいし、さらに、発表したデータが1000ヶ所以上も間違っていたと最近発表したばかりです。
今回の申し入れ(要約)は、1)タンクに保管されている汚染水は海洋放出しないこと。2)汚染水をめぐる情報を国民に公開し、この経過を詳細かつ丁寧に説明すること。3)汚染水は、タンク保管を継続すること、この3項目です。
私も発言し、海洋放出をやめてタンクでの保管の継続は県民の強い願いである。東電はまたもデータ改ざんし1000ヶ所以上もあったと発表したうえ、原子力規制委員会の更田委員長は、県議会が一致して上げた意見書を無視するかのように閉会翌日に海洋放出すべきと記者会見している。しかも、公聴会では5つの方法しか示さず、地上保管の提案はされなかった。この汚染水を海洋放出すればまた福島県民に批判が及ぶのは必至。国も東電も規制庁もオリンピックまでに、全て終わりにしようとするのはとんでもない!国・経産省は、東京電力と規制委員会を指導すべきと、磯崎副大臣に強く求めました。